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お彼岸なので、おはぎをつくる

秋彼岸でつぶあんおはぎ


 お彼岸なのでおはぎを作った。といっても餡子を作るほどの気持ちになれなかったので(あずきもないし、グラニュー糖もないし、ずくもないし)、出来合いのつぶあんを買っておいたのだった。というよりも春に買ったもち米を冷蔵庫に保管したままだったのでいい加減に食べてしまわなくては、というところが一番だったりする。

 ここのところ普段のときに少しまぜて炊くようにもしているのだけれど、せっかくなのでとおはぎように炊いてみたのだった。以前とらやさんのイベントのときにはもち米とうるち米を 9:1 くらいで炊いたように思ったのだけれど、それも面倒なので 2:1 ということで。

 また、春のときにはすっかり忘れていて餡子をくるむのに手でじかにやっていて大変だったのを思い出し、ラップを使って十分に広げてから包むようにしたら、あら簡単。ということで十分な量を作ったので残った分のご飯は普通にいただくことにする。まあ、餡子でくるむのも慣れた職人さんならば問題ないのだろうけれど、ごくごくたまにしか作らない素人にはちょっと厳しい。まあ、お手軽だってよいじゃない。

 そういえば和菓子の餡子炊き職人さんというのは短命である、などという話を思い出す。毎日毎日暑さのなか餡子の面倒を見なくてはならず、火のそばを離れることもできない。よってその高温の環境が長く続くことで寿命を縮めるのだ、などと。真偽のほどはいざ知らず、それでも確かに大変な労働ではあるよなと思うのも、今回作らなかった理由でもあるかな。

 台風(温帯低気圧に変わりつつあるけれど)が接近するとはいえ、穏やかな秋晴れの晴天。よいお彼岸でありますこと。此岸もまた平穏でありますように。

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