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RubyKaigi 2014 の二日目「Go Go Girls」

 RubyKaigi 2014 二日目。初日と比べると比較的きちんと見ているものが多かった。とはいえ特に印象に残っているというとどうしても「Rails Girls」の話になってしまうのだった。冒頭、こうしたカンファレンスでの女性発表者の数はいかほどだろうかという話があって(だと思う)、RubyKaigi に限らず世界各地の Ruby カンファレンスについてみても女性の割合は少ないようだということだったと思う。

 そんなところからイメージ検索してみた結果の話に及び、科学者といって得られる画像は男性のものが多いと。一方で花屋で調べると女性がでてくる割合が多いと。ことほどさようになにか性別による固定観念のようなものがさまざまなところにいまだ根ざしているのではないか、というようなことだったのかと思う。

 思う、思うといっているのは、ひとえに発表が英語だったからということによるわけで(話者は日本人女性だったのだけれど)、たぶん内容の半分も理解してないかもしれないし、まるっきり勘違いしているかもしれないとも思う。

 とはいえ、プログラマとか IT 方面のエンジニアでも女性の絶対数は少ないとはいわないまでも、活躍しているような人は確かに少ないのかもしれないし、あるいはそれは目に付きにくいだけなのかもしれない。さらには、実際たとえば Ruby のコミッタになるほどの女性技術者というのは、どうしても限られてしまう現状というようなものがあるのかもしれない。

 履歴書の話にも及んだ。性別を記載するのが通例になっているけれど、採用にあたって性別を重視したり、それによって当落を決めたりといったようなことがあるだろうか。あるいは、なにげなくそうしていないだろうかといったような話も。

 ま、そういう事情からなのかはよくわからなかったけれど、もっと女性もというようなことで始まったのかな、というのが Rails Girls の取り組みらしい。繰り返すようだけれど、あくまでもそういうことなのかなと受け取っただけで、間違っているかもしれない。

 話題を目にしたときにはあまり感慨のようなものはなかったのだけれど、なにやら活発に活動されているなあという思いだけはあった。そして、それが実は世界からはじまって広まっている活動だったのだと今回の発表で知ったのだった。日本だけのことかと思っていたので。

 いずれにしてもなんともインパクトが残っていてほかがかすんでしまうというか、忘れてしまうようなものだった。個人的に。

 余談としては終わったときに話者の岩田さんだったかからピンマイクをはずしているのを目にして、なるほど音がよく拾えていたわけだと納得した。その日のホール A では使っていなかったような気がする。おそらくはより大きいのであろうホール A でこそ使えばよかったのではないか、などとは思った。

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