未来の図書館を作るとは
無料ということもあり、もちろん図書館学ということでもありさっそくにダウンロードだけはしていたのだけれど、よくある例のごとくダウンロードしたことで安心しきってしまい、ダウンロードフォルダにはいったまま忘れていたのだった。たださんが「読んだ」と書かれていて、そういえばそうだった、とようやく思い出した次第。タブレットに入れてちまちまと(後半はやや一気に)読んだ。
大雑把に言ってしまえば確かにその長さ的にも総合的な概観にとどまるというところではあるものの、未来へ向けての指針という意味においては端的にまとまっていて有益なのではないかなと。個々の細かなことについては知らないこともあるのでなんともいえないものの、概要的なところでは確かに向かう未来の姿を想像しえて、そうした方向に向かうことはもはや避けられないであろうし、それがまた望ましい姿なのだろうなと。
なんだかあいまいな言葉に終始してしまっているけれど、そもそもガイドライン的な内容だからそういうものなのだというところも。
そういえばたださんも書いていてような気がするのだけれど、巻末(電子書籍で言うとなんだかちょっと変な気分だ)の対談が一番読み応えがあったというか、面白かったともいえる。そういう意味ではこの対談を読むだけのためにでも落としてみる価値はあるのではないのかとも。
現状で EPUB ファイルを読めるのはタブレットのリーダーしかないのでそちらで読んだのだけれど、どうも表示がうまくいかないところがあったりして困ったりもした。Sony Reader ではなにやらカバーがうまく表示できないようであった。また通読はほかのアプリだったのだけれど、章タイトルの大きさがうまく処理できないのか、上半分くらいが欠けてしまうという状況も。さらには Table タグに対応していないためなのか表がまったく表示できなくて、はじめずいぶんと探してしまった。アプリ側が非対応ということらしい(と思う)。
まあ、本文読むには問題なかったのでそれでよしということにしたのだった。
最近は Re:VIEW の活動が活発化しているようで、とはいえ巨大になってきてなかなかいろいろ大変そうではあるのだった。それでも企業方面での利用も増えているという状況を見ると、一定のウェイトをもって残っていきそうなプロジェクトではあるようなので、楽しみではある。とてもなにかできるようなプログラムではなくなっているので見ているだけだけれど。(RDM はもはや終わったプロジェクトだし)
今気づいたけれど、PDF にすればよかったのか。
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