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図書館内乱

 ようやくシリーズ二巻目。今回はどちらかというといかに相手を取り込んで篭絡していくのかという感じの情報戦、心理戦といった趣。郁の両親がやってくる話は軽い前座という感じで、「レインツリーの国」がからむ次はコラボレーション企画にもとづく最初の揺さぶりであり、しっかり恋物語。

 続いては柴崎の秘密にせまる諜報戦のはじまりで、それでいてちょっと恋の展開も期待させておく。さらには手塚の兄登場で裏にひそむ組織が浮き彫りになってきて、最後にはそれらすべてが図書隊をこれでもかと大きく揺さぶりはじめると。

 なかなかに手を替え品を替えて揺さぶりをかけてくる動きと、それぞれでちゃんと恋愛模様も描かれてという、なんとも緊迫とベタ甘とが混在するという不思議な世界。それでいて柴崎や手塚の秘密であったり、郁の王子様の存在がいきなり判明する運びになってしまったり。キャラクターが自由自在、縦横無尽、いや傍若無人に動き回っていて作者が困惑するのではないか、などと心配してしまうくらい。

 というまあ存分に堪能させてもらえる内容となっているのであった。

4043898061図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2) (角川文庫)
有川 浩 徒花 スクモ
角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-04-23

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