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アニメの粗製乱造はもうやめたほうがよいのではないか

 [ 絶賛→非難の嵐! 原作アニメ「使い捨て」問題を浮き彫りにした『極黒のブリュンヒルデ』 : 2chradio ]

 あまりに奇妙な展開にはそういう事情があったのかと。

こともあろうか制作陣がアニメ終盤の10~13話で、コミック5~10巻の内容を一気に詰め込むという暴挙に出たのだ。 (中略) たった4話でコミック6巻分の内容を詰め込むのには当然無理が生じ、作品の構成は大いに破綻。最終話に至っては、あらすじだけを駆け足で見せた極めて雑な作りになっていて、伏線もまったく回収されないままアニメは終了。

 どうにもおかしいと思っていたらやはりそうだった。本来 2 クールで予定していたのに、途中で 1 クールにされてしまった(か、そうせざるをえない事情が発生したか)というところ。そのためオープニングをお蔵入りにするわけにもいかず急遽 10 話から採用したというところなのか。

 あろうことかコミック最新刊の内容をアニメで暴露してしまうということにもなったとかでそれもまたファンの反感を買うことになったとか。いや、それは原作者や出版社に対しても失礼ってことではないのか。すでに準備されていたがゆえにという事情はあるのだろうけれど、ここまで無理をして圧縮してしまったらもう物語もなにもあったものじゃない。作る側も気の毒だが、見る側にも気の毒であるし、原作者にたいしても失礼な話ではないのかと。

 とにもかくにも地方ではほとんど放映されることもないアニメがあまりにも多く作られすぎてはいないのかと。ネット配信をしている GyaO! での数をカウントしてみると、この夏期で 57 作品もある。春にしろ冬にしろ同じような数はあったのではなかったか。

 なかには前期から続いているものもいくつかはある。それでも多くがこのクールだけのもの。この膨大な量のアニメを作り続ける意味はどこにあるのだろう? そうでなくてもアニメ製作現場は長時間労働で賃金も安い、人手不足は恒常的なので韓国や中国などのスタジオに外注して必死に間に合わせている日々。それゆえに作画のレベルの低下も数多く指摘される始末。

 そこまでして作らなくてはいけないのかということを冷静に考えるべきなのではないのかと。半数以下にしても困ることはないのではないのかと。もはやこれは出版社と同じ轍を踏んでいるとしか思えない。本が売れないので適当な本でいいからとにかく数を出す。しかし売れずに返品されるので、さらに売れない本を大量に作る。下手な鉄砲も数打ちゃあたるというのとはちょっと違うということを考えるべきなのでは。

 「鋼の錬金術師」が原作に追いついてしまってオリジナルで終わらせたアニメ。後に原作に沿った内容で作り直してきっちり終わらせたけれど、ブリュンヒルデも 10 話からきっちり作り直して欲しいレベルなのは確かだなあと。まあ笑い話やネタにはなるかもしれないけれど、このままというのはあまりに情けないし、各方面に失礼すぎるような感じも。

 ドラマ人気がなくなってアニメであればまだ DVD などを含めた関連商品でのちのち儲けがだせるという構図はあるのだろうけれど、であればこそもう少し質を維持するためにも考えなくては全滅みたいなことにいずれなるのでは。

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コメント

おっしゃるとおり、マジレスすればアニメの製作本数自体が1998年以降急増していることは確か。
2000年にはいったん減ったが2001年以降さらなる増加。
下記のソースにおけるグラフが物語っています。

ソース
しんぶん赤旗ホームページ
2014年7月28日(月)
アニメ現場つらすぎるよ

2カ月働き賃金たった20万円 休みは1カ月で3日 何十時間も不眠で仕事…
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-07-28/2014072807_01_0.html

投稿: あっちゃん(♂) | 2016.08.16 16:45

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