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教育に IT(愛の手) を?

 なにやら県内の学校における PC 類を利用した授業促進のためのセミナーだかが昨日開かれたのだとか。と、ニュースでやっていた。以前 E テレの趣味講座で PC などの講座で講師をつとめたこともある方が見えたりしていたらしい。

 で、全般的な話としては、日本ではどうも PC を利用した教育の普及が遅れている。長野県は中でも遅れているという話らしい。実際のほどはわからないけれど。

 だいたいこうした普及のための講演なので、どこの自治体へいっても「こちらは特に遅れている地域です」といわないとまあ話しにならないというような刷り込みはあるのではなかろうかとも。「こちらは先進的な地域です」とかいってしまったら、ならばセミナーなどやる必要なかろうという話になってしまうし。

 それはともかく。

 教員をしている友人から数年前にそうした話は聞いたことがある。いわく学校の先生の多くは PC についてさほど詳しいわけではないので、なんとかワードやエクセルを使ってみている程度の人は圧倒的なのだと。だから、たとえばエクセルの VBA マクロとかひとつとっても「おおー!」と感動されるくらいのものなのかもしれない。

 なかには好きな人もいるだろうから、そうした人は比較的詳しかったりするだろうし、そういう人が担当とかになって相談役になったりはするのだろうけれど、とにかく仕事に追われる教師ということを思うと、なかなかそうしたこを学んでいるような余裕がないというのが実情でもあるのだろうなと。

 タブレット PC などを利用するといっても、ソフトの問題もあるし、それをどう使っていくのかというのはとても教師個人でまかなえる領域ではないので(手作りの教材と同列にはとても語れない)、となればやはり専門の会社とか専門員といったような人の導入も必要なのだろうな。

 養護学校あたりでのほうがむしろそうした利用が盛んであったりするようではある。生徒とのコミュニケーションをとるためにも学習のためにもなかなか有益らしいというニュースをかつて見たこともある。

 単純にやれやれといっても、そうそう環境は間に合わないであろうから、やはりそうした人手というものを確保するほうがよいのだろうな。そういう仕事できるかなあ(^^; いや、そこまで詳しくはないから無理か。などと、余計なことまでいろいろ考えたニュースだったのだった。

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