PC も衣替え
今のバイオを買ったときに(正しくはしばらくしてからだけれど)キーボードカバー(バイオではキーボードウェアという名称)も購入したのだった。別段飲み物などをこぼしてしまう恐れがあるとか、過去になんどもそうした経験があるとかではないのだけれど、キートップとの隙間から埃がはいってしまっても、取り除きにくい形状をしているというのもあって、どちらかというと防塵対策という意味で購入したのだった。
かつて Windows95 が流行したころだったのだろうか、一般の家庭にもごくあたりまえに PC というものがはいりこむようになったのをきっかけにして、透明なキーボードカバーが商品として立派に存在しえるようになったのではないか、となんとなく記憶する。当時も防塵という目的もすくなくなかったと思うけれど、どちらかというと PC 脇にカップを置いたままでいてこぼしてしまうなどという事故への対策という側面も強かったような印象はある。
今でもそうした状況は変わらないと思うし、むしろノマドとかいうようにかつてよりもさまざまな状況で使用することが増えたにもかかわらず、キーボードカバーを使っているという人はあまり見かけないような気がする。あるいはそれはみかける部類の人が技術者よりが多いためなのかもしれないけれど、かの masuidrive さんですら使っているような気配はないのだ。お風呂で使っているのに。(いや、それはそもそも PC 本体がそのものが防水というわけではないという怖さがある)
とまあ、それは余談で。防塵としても、万一液体をこぼしてしまうようなことがあったとしても安心できるキーボードウェアなのだけれど、いよいよそれをはずさなくてはならない季節になってしまった。そう、夏。夏になると本体の熱さも尋常でなくなってきて、キーボードカバーがあることでその熱がこもってしまう。
もちろんファンによって放熱はされるのだけれど、隙間から逃げられるはずの熱がそのままこもることになってしまうので次第にカバーがフニャフニャしてくる。せっかくオリジナルがゆえに使用感のよいカバーなのに、いささか不便なそして残念な感じになってしまうのだった。
ということで可能なかぎり放熱を促すという目的のためにも、夏場はキーボードウェアを取り外すという衣替えの季節がやってきたのだった。ある意味冷たい飲み物をかたわらに置きたい季節でもあり、本末転倒気味かもしれないけれど。
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