アップグレードでアップアップ
Virtual Box で使っている Ubuntu。このところ Virtual Box 側のバグだったという話もあるのだけれど、Guest Additions の調子がおかしくて共有フォルダとか使えない状態が続いていたのだった。どうやらそれに対応したバージョンが出たらしいので、それではとアップデートしてみたのだけれど、なんだか変化がない。そもそも、以前のバージョンに落としたときでもやはりだめだったので、バーチャルディスクファイルのほうでなにかがおかしくなっていたのかもしれない。
それならばというのと、考えてみたらいまだに 12.04 だったということもあってアップグレードしようと思ったのだった。ただ、どうやら 12.04 から一気に 14.04 にするというアップグレードはできないようで、12.10、13.10、14.04 の順を踏まなくてはならないらしい。手間だ。とはいえ、ほかにしようもないのでやることにした。
ところが順調に進んでいたかに見えていたのだけれど、13.10 のあたりから少し変な予感がではじめていた。なにかのインストールに失敗したとかメッセージがでる。それでもアップグレード自体は進行していたのでそのまま進めてしまった。さらに 14.04 へと進んだところの途中で同じようなメッセージがでたのだが、ここで問題が発生。閉じるボタンを押そうと思ったらマウスカーソルがない。
それならば alt+c でどうだと思っても反応がない。困った。どうやら一度はマウスのあたりをつけてクリックしたら成功したようだったのだけれど、二度目はどうやってもだめなのだった。いい加減時間もすぎているので面倒だからとリセットしてしまうことに(Virtual だからという強気もある)。
ところがやはり起動の途中でエラーがでてとまってしまう。マウスとかなんとかのドライバとかないみたい的なことをいわれてしまう。これは終わったな。
ということで 13.10 (32bit) の ISO ファイルを落としてきて、新規に vdi ファイルも作ってインストールしなおす。14.04 の日本語 REMIX はまだ 32bit がないということなので一つ前にした。メモリ割り当てを増やせば 64bit でも使えないことはないようだったけれど、通常使用なら 2GB くらいがほどよいかと思ったのもあり。
で、13.10 をまっさらからインストールしてから 14.04 にアップグレード。Guest Additions も問題なくインストールすることができて共有フォルダも無事に使えるようになった。しかし、ドラッグ&ドロップとかクリップボードの共有とかで双方向とかいう設定もあるのだが、これってどういう状況ならば使えるのだろうか。ホスト Win ゲスト Ubuntu の状況では使えたためしがないのだけれど。あるいは Virtual PC での類似のものと同じで、Win と Win のように同じ系列でないと駄目だとか?
その後、古い vdi ファイルもマウントしてホームディレクトリのファイルをコピーしたので、ある程度は復旧できたのだった。いくつかインストールしたソフトがあったのでそのあたりをちまちまとというところ。で、また ActiveTcl と Ruby/Tk 方面ですんなりいかなくて、以前はどうしたのだったかと思い出しているところ。
教訓: アップグレードはちゃんとやっておこう。(LTS のみ通知になっていた模様)
| 固定リンク
コメント