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浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って

 じっくりと読もうと思いつつ、気がつけば読み終えてしまっていた。面白かったということでもあり、するする読める本ということでもあり。

 今回の数学的ネタは割りとやさしい感じのものだったような印象が。はじめの確立の話などは知っている人は知っているという感じのものなので、そうなのかと思った(理解ではないかもしれない)人は多いのかも。いや、そもそもこのシリーズを読むのは数学好きな人のほうがやはり多いような気がするので、案外「当然」と思って読み進めている人のほうが多いのかもしれないけれど。

 折り紙の話はやや無茶苦茶な感じがしてしまうけれど、キューティーオイラーがでてくるので許します。病院の話は最後の四つ目の話に続く布石といったところなのでやや安易な感じも。

 最後のミュージカルってどうするのかと思ったら、いわば笑い茸的なもので歌いだすという。まあ、それは理由付けとしては面白いです。で、最後の展開からするとなんだかろくに見せ場もないままにかの人が死んでしまって世代交代するとか。うーむ、その通りであるならばちょっと安易な感じが。

 余談としては、この手の物語の場合、季節を進めすぎると先々つらくなることもあるのでいったいどうなるのだろうと不安やら楽しみやらだったりします。つまり大人は状況変化はないのだけれど、中学二年生である渚は三年生になり、そして高校生になりということになってしまって、だんだんと話の展開そのものを修正しなくてはならないようなことにもなりかねないので(サザエさんやちびまるこちゃんが永遠に歳をとらない理論が使えないので)。

 すでに秋に突入しての続く 5 巻。さてどうなるのかが楽しみ。

 あー、「数学パズル」とかまた読みたい。

4062774917浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って (講談社文庫)
青柳 碧人
講談社 2013-04-12

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