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風に飛ばされたビニールシート

 昨年末に電子図書券なるものをもらう機会があったので、せっかくなのでと SONY の ReaderStore で書籍を購入した、という話は以前にも書いたのだった。そのときなにやらキャンペーンとかであとからあとからソニーポイントが付与されて、結局電子図書券のおよそ 1.5 倍くらいの金額分利用できるような状況になったのだった。

 当時、それならばと「海街 diary」などを買ってみたりしたのだけれど、さほどあれこれ購入するという予定がなかったので、最後には 500 ポイントほど残っていたのだった。なにか買えないわけでもないが、これというものがあるでもなく、紙書籍よりいくぶんかは割安な印象ではあるものの、極端に安いというわけでもないので、書籍単価がやや上がっている現在においてはいまひとつ適当なものがなかったのだった。

 ということで、いつものようにそれは寄付に回したのだった。どのみちただでいただいた電子図書券で買わせてもらうという恩恵は十分に享受させてもらったのだし、あとは誰かにそれを還元するというほうがなんとなく気持ちも穏やかというもの。

 そこでいつも利用する UNHCR に寄付したのだった。その後もなぜか月はじめになると 300 ポイントが付与されていて、もはやまったく買い物していないのにソニー太っ腹と思いつつ、別段買いたいものがあるでもないので、いずれも UNHCR に寄付してきたのだった。(いや、この 300 ポイントというのはおそらくそれをきっかけにいろいろ買ってもらえば安いものという、Reader Store サービスの危機感みたいなものがあるのではないかと邪推していたりもするのだけれど)

 そして今般も寄付しようとしたら寄付先リストから UNHCR が消えてしまっていた。うーむ。もちろん他にないわけではない。それでも日本においてわずかの金額でも大きな意味をもつ諸外国や地域のことを思うと UNHCR への寄付というのは意味が大きかったようには思うのだった。シリアしかり、まさに危機を増大させているウクライナしかり(ウクライナが現状で寄付の恩恵を受けるというわけではないけれど)。

 そもそもが自腹を切っているのではないのだから贅沢を言うなといえばそれまで。現状あるなかから選んで寄付をしておいたのだけれど、なぜなくなってしまったのだろう。寄付する人が少なかったのだろうか? けれど日本での 100 円がそうした紛争地域などでは何倍もの価値を生むということを思うと、それで生かされる命や学習する希望を与える可能性は大事にしたいのだがなあと思ったりもするのだった。

 事情は不明だけれど、復活してくれるとうれしいのだがなあ。まあ、直接寄付したらと言ってしまえばそれまでなのだけれど。せっかくのポイントを有効に活用したいという意味ではそれだとどうにもならないということで。

4167741032風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)
森 絵都
文藝春秋 2009-04-10

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