仏像にだって履歴書があるよ
いつもながらに「きょうの料理」からの流れで見ていた「趣味 DO 楽」。今回は「ほとけの履歴書」というのだそうで、なんとなく見ていたらなかなか面白かった。仏像の名前やらその由来やら、所属はどうなのだとか、もともとはどんな教えとかからやってきたものだとか、講師の方の描くイラストがまたなんとも柔らかい感じの味のあるもので、これを片手に見学に行ったらなかなか楽しそうだし、記憶に残りそうだなと。
三十三間堂の千手観音立像などを紹介していて、しかしあれは千体もあるのだろうか? とふと思ったのだけれどどうなのだろう。守護してくれているのはもともと仏教とはかかわりのないものも多いのだとかで、それもあって種々雑多(などと言うと怒られてしまうかもしれないけれど)な姿をしているらしい。別の宗教やら信仰やらに関わる神様などが守っていると。
信仰うんぬんとか別にして美術・芸術、はたまた広く文化としてとらえていくと、もっともっと面白いものではあるのだよなとあらためて。ということで、またしばらく見てみようかと。
![]() | 籔内佐斗司流 ほとけの履歴書―仏像のなぞを解きほぐす (趣味Do楽) 籔内 佐斗司 NHK出版 2014-03-25 by G-Tools |
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