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2.1.1にしたらコンソールの起動が早くなった(以前に戻った)

 arton さんが Ruby-2.1.1.msi を公開されたのでさっそくインストール。いや、まて、これまで 2.1.0 だったがあれは 2.1.0 のフォルダにインストールされていたはず。今度は当然 2.1.1 フォルダにインストールされる(デフォルトでは)。2.1.0 と 2.1.1 が同居するようになるわけだ。今後 2.1.2 や 2.1.3 がでるとさらに増えていってしまうことになるぞ。

 ということで先に 2.1.0 をアンインストール。完了するまでに 5 分くらいかかってしまった。案外長い。そうして 2.1.1 をインストール。あっさりと完了してコンソールを起動してみると、ささっと表示された! 2.1.0 の時にはなぜかわからないけれど 1 分近く待たされてしまうのだった。なにかをしているために遅くなっているようだったのだけれど、なにが起きていたのかはよくわからないままだった。で、2.1.1 ではさくっと表示されてこれまでのような感覚で使える。

 2.1.0 のときにだけなにがあったのだろう?

 で、インストールフォルダ。異なるバージョンを使い分けたいというような時には手軽に分けてインストールできるというのは便利。とはいえ、同じ系列のバージョンではアップデートという感じで上書きしてしまいたいという風にも思う。といってではどうするのがよいかというとちょっと悩むところなのかもしれないか。

 フォルダ名を 2.1 までにすればよいのかもしれないけれど。1.8 や 1.9 のころはどうしていただろう? いや、あの頃も古いものをいったん削除してからインストールという手順を取っていたような記憶はある。

 とりあえずいつものように点取り虫ゲームを実行させてみて、よしよしと確認するまでは完了。最後になりましたが、arton さん、いつもありがとうございます。

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UNIX 増殖中

 炊飯器の登場よりも電子ジャーというものの登場が日本のご飯事情をかなり変えたのではないか、などとも思うわけです。もっとも、今ではジャーなんてものはなくなって炊飯器がジャーとして機能するようになっているのだけれど、確か当初はジャーは別物で移し変えて使っていたのではなかったかと。

 もっとも、炊いたあとにそのまま保温にしているという人もいまだいるようなのだけれど、それはあまりよろしくない。夏場などは衛生上も不安が高まるし、いくら性能がよくなったとはいえせっかくのつやつやご飯が乾いてくるし、固くなってくるし、やや匂いもでてくるし。

 炊飯したらすぐ食べる分以外は冷凍するのが一番とはよく言うわけで、一膳ごとにラップに包むとかパックに入れるとかして冷凍するのがまあ最適。もっとも、炊いたときに全部食べきるわけではないとしても(一食分を炊くよりもある程度まとめて炊いたほうがご飯はおいしい)数日とまたずに食べ切ってしまうようなときには、あえて冷凍までしなくても冷蔵でも十分。

 というような状況もあってご飯用のタッパーにいれて使っているのだった。ところが先日このふたが割れてしまった。ふたをしたときに上から軽く押さえたつもりだったのだけれど、なぜか中央から端のあたりまでピキピキっと割れてしまった。とりあえずふたができないわけではないものの、密閉性はよくないし、なにより使いにくいのも確か。

 ということで新調した。以前はクレハを使用していたのだけれど今回は価格のこともあって UNIX で。タッパーも OSS の時代ですよ。ただ、困ったことは大きさは基本同じなのだけれど、底の形状が少々異なるために単純に重ねることができない。ということで、ひとまずふただけを使うことに。これまで使っていたパックもふたが割れただけなので。幸いややゆるい感じはあるものの大きさは一緒なので基本問題なく使えている。

 また、クレハのは気に入っているものの、蒸気弁の取り付け部分が取れてしまうという難点もあったりする。今もすでに取れてしまっていて分離してしまうのだけれど、分離する以外は使えるのでなくさないようにして使っているのだった。

 ラップでくるんでもよいのだけれど、やはり積み重ねとかしたいときにはパックのほうが便利であるし、特に気にしなければそのままお椀として使うこともできるのでなかなか便利。

 OSS なみなさん、UNIX ウェアでスタッキングしましょう。

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エンド・オブ・デイズ

 世紀末の頃やたらといろんな妙な噂とかが流れていて、これが世紀末の不安や不穏というやつかと思ったものだった。コンピュータには 2000 年問題なんて噂されて大混乱が起こるのではなどといわれたりもしたのだった。

 そんな奇妙な不安な雰囲気をうまく利用してという商売が映画というやつは得意だ。ということでそんな世紀末にはなんだかわからないことが、にわかには信じがたいことまでもが起こりうるのだといわんばかりの映画。なんたって悪魔がやってきて選ばれし女性に子供を産ませるのだというオカルトじみた儀式を描くのだから。

 いくらなんでもと思っても映像作りがうまいので、なんとなくそんな気にさせられてしまうというのが、ある意味ハリウッド映画なのかも。いや、もちろん作り物だとはわかっているし、さすがにそこまで莫迦じゃないというのももちろんあるけれど、見ている間くらいはそうしたことを気にしない程度には集中させてくれるというところはやはりうまさなのかなと。

 展開そのものはごくごくシンプルなので、さあいったいどう決着つけるのさ、と楽しみつつ見ていればよい。とはいえいささかあっけないともいえるけれど。あれほどの強さを持っていた悪魔なのに。

 まあ、ハリウッドの宗教色を持った映画というのはいずれもそうしたところに落ち着くわけで(神を信じなさい的な)、それもまた予定調和。シュワルツネッガーがまだまだ若い(というには年寄りではあるけれど)のがなんとも素敵。

 ということで可もなく不可もなく。

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素隠居の日々

 [ 隠居動静 - 隠居動静 ]

「早くアーリーリタイヤしたい。そのために貯金しないと」と語ってたのに、気づいたら隠居同然の状態になっていた。貯金はないのに。

 河野さんがブログを復活した。いや、復活とか、ブログをとか言うとやや語弊があるのかもしれないけれど、つまりはやっぱり日々考えたり感じたりしたことをどこかしらに書き留めておかなくては、あるいは書き留めておきたいということなのかなと。

 アーリーリタイアというわけでもなく、といってもはや貯金もなく、といって年齢やブランク期間が長くなるにつれて思うのは、段々と社会復帰はますます難しくなっていくなということ。これは、若いころに自転車で旅していたころにも仲間うちでよく語られたことではあった。旅してふらふらしている時間が長ければ長いほど、その後の社会復帰は難しくなる。

 それは考えるまでもないし、社会復帰だなどと大仰にかまえていうべきでもないのかもしれないけれど、そういうことというのは確かにある。

 雇う側にしたって長らく仕事をしないでいたという人には不安を感じるのは無理からぬことであるし、さらに年齢がいけばそれもまた不安材料になるのも仕方ない。できれば若い人を雇いたいと思うものだ。年齢がいっているのであれば、それなりの経験や技術を持っている人でなければということでもある。年齢はいっているが、特にこれという技術も経験もないとなれば、なかなかどうしてというもの。

 毎日駄文を書き連ねてみたからといって、なにかがあるというわけでもない。駄文はしょせん駄文。いや、これは河野さんのことではなく自分のこと。アプリをこの一年に作ってみたとはいっても、しょせん素人が作ってみただけのもの。プロの仕事とは比べ物にはならないし、宣伝のしようや仕方もわかっていない。なにかにつながらないかと思ってみても、どうにもならないものもある。

 すっかり素隠居状態でも、だからといってそれを継続し続けられるわけでもなく、いよいよ切羽詰まっているところ。ウェブでも介してなにかお仕事ができないだろうかとは思いつつも、何をどうしたものやら。

 さて、明日はどっちだ。

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消え行く電子書籍、消え行くビデオゲーム

 電子書籍のサービスが終了になって、これまで購入した本を読むことができなくなるという現実がここへきてでてきているようなのだけれど、各社のサービスの違いがあるのでそれぞれが具体的にどうであるのかはわからないものの、予想された未来には到達したということなのかと。別のサービスに移行するとか、本そのものは無理だが金額分のクーポンで移行するとかいろいろあるらしい。いずれにしても本そのものを購入したのではなく、電子書籍を読む権利を買っているだけ(時限的に)というのは、他においても基本的な線としてはあるのかもしれない。

 年末からたまたま購入することになった SONY の ReaderStore の本。これは東芝? だったかの独自企画 MNH ファイル形式とからしくてそのままではいかんともしがたいようだけれど、ファイルのコピーなどは出来る様子。よってダウンロード期限が過ぎてしまったような図書であっても、バックアップを用意しておけば万一の削除・消滅にも一応対処できる様子。

 とはいえスマートフォンであるとかタブレットであるとかもいずれ寿命がきたり壊れたりがあるはずで、新機種になったときに単にコピーしなおしただけでいけるのかどうかはよくわからない(試してみる環境にはないので)。ただ、そうはいっても Reader Store アプリなりが使えない環境に将来なれば(Reader 端末の製造終了、修理不可とかも)本のファイルがあっても読めないという状況は起こりうるわけだ。

 同様に、昔のゲーム専用機のゲームとかもそういうことなのかなとふと思った。ファミコンであるとかスーパーファミコンにしてもすでに販売はされていないわけで、手持ちのハードとソフトが動作するうちはまだしも、それが動作しなくなったらどんなにプレイしたいと思ってももうできないのだなあと。

 なかには後継の機種に懐かしのゲームが移植されるなんてことは、特に任天堂方面ではあったりもするようだけれど、すべてのソフトがそうであるわけでもなく、どんなに個人的に好きだったゲームであっても、ずっとそれをプレイすることは必ずしもかなわないのだなと。

 PlayStation についても今や 4 が登場する時代になってしまい、1 は当然ながら 2 ですらももう化石的な存在。我が家にあるのは PS2 なのだけれど、本体付属だったコントローラの調子がよろしくない。対戦用にともうひとつ持っているので、そちらは問題ないけれど、本体にしろコントローラにしろもはや替えがないのだなと思うと、案外寿命というのは短いのかもしれないなあ、などとも思うのだった。

 特に PlayStation の場合は切り捨てがはっきりしていたので、確か PS3 では PS2 以前のソフトは使えなかったのではないかと。まして PS4 。そうなれば、本当にあのゲームもこのゲームももう遊べないわけかと。

 これがボードゲームとかトランプとかだったら比較的代用がきくというもので、駒がなければ大きさのあうもので代用も可能だし、トランプなら無地のカードがついていたりもしたものだった(最近の事情は知らない)。ビデオゲームというのはそういう意味では長く遊び続けるということができないものなのかもしれないなと。ちょっと残念。

 そういう意味では恐らくはもっとも活況を呈した時代であったろう PS1 PS2 時代のソフトをまた使えるように、PS2 の生産を限定的にでもやってみたら面白いのではないかなあ、などとも思うのだけれど。いや、個人的な希望も含めて。

 これがカセットテープとかならまだ現役であるし、アナログレコードにしても細々だけれど延命されているようだし。VHS ビデオはさすがに絶滅寸前ではあるものの、なんだかただただ消えていくだけというのは残念だなあと思ってしまうのだった。

 もっとも、ここ数年はすっかり PS2 でゲームをするということもなくなってしまったのだけれど。

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パン作りもいろいろである

 時折「きょうの料理」など見るのでその勢いでその後の趣味 DO 楽を見たりする。で、なんとなく面白くなってつい見てしまうというのがよくある。今回は「KOBE で極める! 世界のパン」という奴。瀬戸カトリーヌさんが神戸のパン屋さんを巡り歩いて世界各地の特徴的なパン作りを指南してもらうという内容。最後はパン職人? でもあるという父親に手作りを食べて欲しいということだとか。

 で、放送は終わったのだけれど、それぞれに特徴的なものを紹介していたので当然ともいえるものの、実に材料から手順からさまざまでパンといってもいろいろなのだなと思った。小麦粉にしても強力粉ばかりかと思えばそうでもない。イーストを使うものに使わないものに。最後はフランスパンだったのだけれど、フランスパン専用粉とかいうものがあるそうで。いやはや、粉の世界というのも奥が深いようで。

 インドのチャパティなどは発酵がいらないので簡単かと思えば、ふんわりと膨らませて焼くのはなかなかコツが必要で簡単ではないと知ったり。クロワッサンではちょっと作業しては生地を休ませ、またちょっとやっては休ませの連続で、焼き上げるまでに二日は十分にかかるという手間のかかりよう。それだけにあの独特の味わいだったのだなあと思うともっと味わって食べなくてはいけないか、などとも思ったり。いや、四の五のいわずにおいしく食べるのが一番ではあろうけれど。

 最終回はバゲット。シンプルだけどこれまた奥が深いということで。さらにはその大きさによって呼び名がさまざまとか。小さいものはバタールで、バゲットは 60-70cm ほどの長さのものとか。バゲットくらいの長さでも太さがあるとパリジャンになるらしい。なるほど。いずれの名前も耳にはしたことがあったけれど、そういう違いだったとは知らずにいた。焼きたてのフランスパン(バゲット類)を手でちぎって食べるときのうまさといったら、ないのだよねえ。

 パン職人さんの娘というだけあって(経験はないらしいが)次第に手つきもよくなったものの、生来のお茶らけた性格が災いしてついつい遊んでしまうので時々先生に叱られたり。ま、そんなところもおもしろおかしく見られたところ。

 パンは好きだけれど、やはり普段の食事では炊飯の方がはるかに材料も手間も楽なので米のほうが多いのだけれど、たまにはおいしいパンも食べたいと思うくらいには好き。たまに、おいしいパンをちょっと食べる。作りはしなくても作り手の姿が見えるようなこのシリーズはなかなか楽しかった。

4141897787KOBEで極める! 世界のパン (趣味Do楽)
NHK出版 2014-01-25

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美しき諍い女

 評判だけは知っていたのでいつかは見てみたいと思っていた。で、見たら、個人的にはさほど面白くもないという。芸術家というのは傲慢だなあという感じにしか思えず。これほど長くする必要もあったのだろうか、などとも思ってしまう。

 著名な画家だがいまは創作をやめてしまっているらしき老人(といっていいくらいの年齢か)。そこを若い画家の男が彼女を連れて訪ねると。その女性を見ていてなんとなく中断していた創作意欲をそそられる老画家。その求めに応じてデッサンに応じてついには中断していた作品「美しき諍い女(め)」の制作にとりかかると。

 かつてそれは妻をモデルに描かれていたけれど、中断されたまま。そのキャンバスに上書きして新しく描きはじめたことに動揺を隠せない妻。まだ老年というわけではない歳の離れた妻ではあるものの、それでもかつての若々しさはもう失われた中年といったところ。

 そんな制作過程が延々と描かれていて、まるでポーズ人形のように彼女にポーズをつけさせる。それがまた不自然で奇妙な無理のあるポーズばかり。どうしてこう芸術家というのは奇妙なポーズばかりとらせるのだろうかと。そうして一応完成はするものの、それ自体は結局夜間に壁に埋め込んでしまう。そうしてあたりさわりのない代作を用意しておいて一堂には披露する。

 芸術的なということには一定の理解はするけれど、どこがそれほど高い評価を受けたのかはまったく理解できない作品ではあった。まあ、凡人には無縁の作品なのかもしれないけれど。4時間あまりという長い映画にする必要もはたしてあったのだろうかというところも。

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エスピーオー 2010-03-02

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キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け

 投資会社を経営する男。世間的には利益も出して向かうところ敵なしという風ではあるのだが、実は投資の失敗によって多額の負債を隠している。この危機を乗り切るために銀行との合併話をなんとかうまくまとめたい。ところが相手はなかなか交渉に乗ってこない。そぶりはみせるものの調査に余念がない。

 家庭では妻との不仲。若い愛人との関係もぎくしゃく。そんなおりに愛人と深夜のドライブ中に事故を起こして愛人を死なせてしまう。アリバイ工作をするために、見知りの若い黒人男性を呼び出してその場を去るが、警察は助手席で死んでいた女性に不信感を持つ。同乗していたのは投資会社の社長である男であろうとはなから疑っている。

 ところがこれという証拠もなく、相手はなかなかの大物なので手を出し難い。黒人男性をゆさぶってみるのだが、なかなか落ちてこない。そこで、証拠写真を捏造して裁判に持ち込む。本当のことを言わないとお前は刑務所暮らしだぞと。

 一方で投資会社内部では、社長の娘が経理資料に不自然なところを見つける。なにか不正が行われているのではないか。父親である社長に話を持ちかけるが、そんなことはないだろう、自分が確認しようといったふうに適当にあしらわれてしまう。しかし、やがて娘は多額の負債を隠している証拠を見つけてしまい父に説明を求める。投資に失敗したが、銀行との合併話さえうまく乗り切れば、自分はともかくお前たちはなんとか安泰でいられるといった説明。隠しおおせると思うのかと父を非難する娘。

 合併話はなかなかうまく進展しないが、負債の事実はなんとか隠している。最後の賭けにでて相手と直談判。いますぐこれにサインしないのならばこの話は終わりだとばかりにせまったところ、案外あっさりと受諾。金額はやや安かったようだが、そのあたりはお互い猿芝居のようでもあり。

 裁判ではあるはずのない証拠写真の捏造のトリックをあばくべく動き出し、ついには捏造が発覚。黒人は釈放される。が、それで収まらないのは担当刑事。男が妻と不和であることから事故当夜の男のアリバイについて、妻に執拗に確認を求める。妻は妻で夫が事故を起こしたであろうことを確信しているので、黙っている代わりにこの書類にサインしろと男に突きつける。偽証する代わりにすべての財産を失うことに同意するもの。

 そうして会社も財産も家庭も失っていく男。逮捕されることはなくなったし、会社も存続。それでも、自身の今後は。というところで物語りは終わり。

 刑事があまりに優秀すぎて、すぐに投資会社の社長に目をつけてしまうとかはちょっと無理やりなのではないかとも思うものの、ほかの展開はなかなかにスリリングで楽しめた。

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Happinet(SB)(D) 2013-09-03

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ファイアーボール

 どうもカナダ制作の映画(あるいはテレビ映画?)というのは、いまひとつ残念な感じが多いような印象を持つこのごろ。たまたまいくつか見る機会を持って、微妙感を持つと大抵はそうであるということからも、あながち間違いではないのではないかと。

 かつてのアメリカンフットボールのスター選手らしいのだが、なにやら犯罪の疑いかがあるのかパパラッチが彼を付けねらっている。スタンドで給油中に執拗にいやがらせを受けるのでついにたまりかねて手を出す。それがきっかけで逮捕拘留。そんな拘留中の警察署で大火災が発生して彼の姿は消えうせる。火災調査官が調査するがどうも奇妙。そこへ FBI も出張ってくる。

 その後、街のあちこちで奇妙な火災絡みの事件が頻発。しかし、どうにも火の気がないような場所であったりして摩訶不思議。ついには死人も出る始末。そうして調べていくうちにどうも行方の分からない(焼死体はなかった)スター選手にかかわりがある人物ばかりが被害にあっているのではという見方が。

 なぜか彼の体は自ら炎を作り出せるようになっていて、彼の体そのものは耐火性を持つように変化していたのだった。そうして復讐をとげるために移動を続け、ついには原子力発電所を爆発させて地域全体に最後の復讐をと。火災調査官と FBI 捜査官がそれを阻止するために発電所に向かい、消防署員もそこに向かうのだけれど、男はいまや原子炉の温度を上昇させて爆発させようと必死。酸欠にしようという作戦に出るのだが。

 突然変異で超能力を持つなんてのはアメコミにありがちな設定なのでよいとしても、それにしてもどうも展開とかがしっくりこないので不自然さばかりが目に付いてしまう。以前も鉱山で生きているような炎が現れる作品があったけれど、どうにも無理筋という設定が多い。

 まあ、本当に出来の悪いアメコミの実写化なのだと思えば、そこそこ楽しめないわけではないのだけれど。この微妙感はなんともしがたい。

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おはぎと春の雪

 もち米の準備をしようとふと見れば「もち米は最低でも 3 時間以上は水につけておいてください」とか書かれている。え! 1 時間程度で炊いてしまおうかと思っていた。もっと早くに準備しておくのだった。昨年はどうしたのだろう。もう忘れてしまった。さらには「餅にするなら 6 時間は」とか書かれている。

 教訓: 注意書きはあらかじめ、しっかりと確認しておきましょう。

 もっとも、1 時間半ほど浸水して炊いてみたけれど、とりあえずは炊けたし、特に固くて困ったとかではなかった。よかった。とはいえ、次回はやはりきちんと時間をとるようにしよう。

 おはぎを作るにあたってなにが大変といって、やはり餡でくるむ作業。こればかりはどうも数をこなさなくては駄目なのだろうと思うけれど、どうやらもう少し煮詰めてやったほうがよかったようでもある。少しばかり早めにやめてしまったのだが、ちょっと柔らかい感じだった。冷蔵庫にいれて冷やしておいたのでまだましではあったけれど、次回はこのあたりも気をつけないと。うーむ。

 ということで都合 11 個のおはぎを作成。まだ、6 個くらいは作れるであろうほどの餡は別に残っているので、これはまた別の楽しみ方で。

おはぎ


 そして翌朝はまさかの雪。山沿いや東北・北海道のような大荒れにならないだけましではあるのだけれど、白くなるとは思っていなかっただけにちょっとびっくり。
白い朝


 とはいえ、見事な晴天なのであっという間に融けてしまった。おはぎはすこしずつ食べる。砂糖の量を考えると数日で食べてしまうのは非常に危険だ。ということで冷凍に。

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お彼岸なのでつぶ餡を煮る

 春分の日。時折小雪がちらつく天気ではあるものの、積もるような雪ではなく、たまにちらちらする程度の曇天。たまに陽射しものぞいたりはする。もっとも、どうやら山沿いの地域では 20cm 前後の雪が降っているらしくて、それなりに大変な春分になっている様子。東北では停電が起きるような事態もあるようで、春の雪は太平洋側でまた被害をもたらしているようだ。

 とはいえお彼岸ということで当初の予定通りにつぶ餡を煮た。おおむね 2 時間はかかるという頭はあるので午前の早々からはじめる。渋きりまではそう面倒はなく、その後の煮上げる時間も時間をかけるだけでさほど面倒はなし。最後の砂糖蜜で煮詰める段階が気が抜けない時間。

今回はやや強め(中火弱くらい)の火加減にしたところなかなかよい具合に進行。切り上げるタイミングが一番難しくて、もう少しやったほうがよいのか、このくらいでよいのかというのがなんとも難しい。 まあ、冷めてくるとしっかり固まるのでよいだろうと判断して 20 分ほどで完了。おはぎにできないということもないだろうと。

 少し冷ましたあとでもち米を炊いておはぎにする予定。事前に昨年の記事を振り返ってはおいたのだけれど、作業そのものは単純なので案外迷うこともなく(いや、切り上げるタイミングは別として手順としては)出来たのは、だいぶ手順が体になじんだということかなと。まだ 3 回目でしかないけれど。

 手作りと買ってきたものとどちらが安いかというとなんともいえないところはあるものの、250g の乾燥小豆からできたのはおよそ 1kg くらいはあるんじゃないかというつぶ餡なので、たっぷり食べられるのでよしということで。なにより作るという工程が楽しい。

 暑さ寒さも彼岸まで。確かに日曜あたりからは春の暖かさがやってきそうだ。

蜜づけを煮る


つぶ餡 2014 年の 1

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リオの嵐

 昔のアクション映画という感じ。イギリスだかアメリカだかのスパイが休暇中に呼び出されてメキシコあたりだかに仕方なくお仕事に。仕事を引き継ぐという相手のパートナーらしきが空港だかで出迎えるのだけれど、なにやら妙な場所に連れて行かれて妙な連中に命を狙われると。ホテルに戻ったり、前任者の足跡を追うとまた別のなにやら妙な連中に命を狙われたり。病院で大乱闘になったり。

 まあ、脚本的にはもう意味不明な無茶苦茶が延々と繰り広げられて、ただただアクションアクションという感じで引っ張る。でも、その実なにが起きているのかとか、なぜそうなのかとかはほとんどわからないまま。

 そもそも、どうやらふたつ以上のグループが彼の行動を邪魔しようと(命をなきものにしようと)しているのだけれど、それらが仲間なのか、はたまた利害関係が対立する別のグループなのかすらわからないまま物語は終わってしまう。というか、それぞれのグループがどんなものなのかもほとんどわからない。

 中盤まではそういう展開でも謎が謎を呼ぶという感じでまあ許すとしても、最後までそのままではいったいそれは何? といわざるを得なくて、よくこんな場当たり的な脚本で映画を撮ったものだなと思ったりもするのだけれど、まあ50 年あまりも前の映画のようだからそれはそれで仕方ないのかと半分諦める。

 全体としては面白そうなところもあるだけにもったいないというか、もうちょっとやはりしっかり練られたものにしたらよかったのにと。

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女囚さそり 第41雑居房

 一作目がほどほどではあったので二作目を見てみたのだけれど、どうにもこれはよろしくなかった。なんだかもう脚本がグダグダな感じで脈絡がなさすぎるというか。「こんなシーンどう?」「こんなカット撮りたいよね」というアイデアだけを散発的に並べてみたというもので、しかも演出に妙に芝居がかったカットを多様したりしているのもまた不似合い。ひたすら看守の極悪非道ぶりばかりが目に付いてしまうのも(そういう物語とはいえ)どうにも興ざめ。

 一作目は梶芽衣子さんの良さがあったからまだ見られたというところはあったのに、今度はそれもさほどなく二匹目のどじょうを狙うにもお粗末すぎるのではないのか、などと思ってしまうくらい。さそりってそんな話だったろうか。タイトルとの関連もさほどなく、本当にイメージだけになってしまっていて残念。

 どうやらまだもうふたつくらいあるらしいのだけれど、もはや見る気になれないのだった。まあ、当時のまだ更地が広がる東京の風景を見るというくらいには価値はあるかもしれないけれど。

B00007GRAC女囚さそり 第41雑居房 [DVD]
篠原とおる
東映ビデオ 2003-02-21

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レインツリーの国

 たまた値段がちょうどよかったので購入したのだけれど、なんだか世間の賑わいにはからずも合致してしまうような設定がはいっていて「なぜこのタイミングで買ったのか」と我ながらいささか驚いていたり。とはいえ、やはりここでもベタな恋愛が展開されているのだった。甘いかどうかは意見のわかれるところかもしれないものの、最終的にはやっぱり十分に甘すぎるくらいに甘い展開で、きょうのおやつはもういいですと思えるくらい(かもしれない)。

 読書の感想をあげたホームページを通じて知り合った男女ふたり。かつて読んだライトノベルの感想をお互いに話しているうちにいつしか直接会ってもっと話したいという思いがつのって実際にあって。というところからはじまる恋物語。ありがちといえばありがち。かつてのパソコン通信の時代にしてもあったろうし、今はもっともっと広い範囲でそういうこともあるのだろうなと。

 パソコン通信時代のほうが自分の好きなこと、趣味としているようなところに参加してだったので、そうした同じことを楽しむ仲間が集まるという意味では、そうした出会い(男女問わず)というのは今よりも多かったのかもしれない。もちろん、今ならそれは差し詰め SNS に場所を変えただけなのかもしれないので、状況はさほど変わっていないのかもしれない。

 まあ、そのくらいであればありきたりと思っていたのだけれど、相手の女性は聴覚障害を持つのだったというあたりで、おー、そう来ましたか、という驚きとなるほどという感心と。そうして単純に障害持っている人はかわいそうだよねだけでもなく、聞こえる人にとっての論理もきっちり描かれていて、身につまされたり理解したり。なによりも一方だけが(多くは健聴者)悪いのだという論理にならずに、聴覚障害を持つ人も変わるべきところはあるのではないか、というところが描かれているのが好感。

 きちんとした取材と調査とに裏づけられながら、書くべきところは有川流で料理しますといった潔さのようなものも変に同情するだけの作品になっていないところ。正直ふたりの恋愛の展開が気になるほうが強いので、聴覚障害そのものについてさほど意識するということがない。もちろん主題ではあるのでそこに対していろいろ考えさせられるし、それについての(健聴者であれば)いままでの不理解・無知というものをしっかり知る機会ともなる。

 なになにだからこうしなくてはいけない、といったことなどあるはずもなく、そんな強さとそこへいたるまでの弱さと葛藤があるからこそ、読後感のとてもさわやかな作品になっているなあと。いや、やっぱりベタ甘です。有川小説は。

4101276315レインツリーの国 (新潮文庫)
有川 浩
新潮社 2009-06-27

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風呂敷

 多分「神戸で極める 世界のパン」を見たあとにたまたまそのまま見てしまったのがはじまりだったのではないかと思うのだけれど、E テレの「まる得マガジン 初めてのふろしき活用法」がなかなかよかったのだった。「エコでおしゃれ!」といううたい文句も昨今のデザインのよさとか、素材の機能性の変化などもあってなるほどと思ったり。

 考えてみると昔はそれでも時折風呂敷を使う場面というのはあって、我が家にも古い風呂敷が何枚かあるはず。もっともすっかり箪笥にしまわれたままになっていて、恐らくはデザインとしても古めかしいであろうし、素材や耐久性などもすっかり落ちてしまっているかもしれない。

 けれど、確かにあの風呂敷というのはさまざまな大きさ・形のものを(包み方を知っていればという前提はあるが)匠に包んでしまえる不思議な布であったのだった。いや、当然といえば当然でしかないのだけれど、ちょっとしたコツを知っていさえすればなんの迷いもなく、間違いもなくそのものをしっかり包むことができ、なおかつ持ち運ぶ姿すら美しい。

 そうだよなあ、日本には風呂敷というものがあったのだよなあ、と再確認。手ぬぐいなども類似のところがあるけれど、こちらも一部には復権の動きがあるしいし、風呂敷も一部には見直される向きがあるらしいとは聞く。とはいえ昔ほど利用されているという実感はないし、実際自分でもすっかり忘れ去っている。一番よく知られる現役対象は法曹界の人くらいではないのか。

 ということで、なんとかちょっと不便な時間を調整して 5 分番組を見ていたのだけれど、この機会にちょっと使い始めようかなどと思ってしまったので、いろいろなヒントのためにもとテキストを購入。NHK のテキストなんてずいぶんと久しぶり。ページ数から思うとやや割高かという感もなくはないけれど、部数は少ないのであろうから仕方ないか。今なら 5% の消費税で購入できますよ。

 放送は来月もあるのでよろしければ。風呂敷の基本的なコラムもあるので購入の参考にも。表3には通信販売の案内も。ただし4月一杯までの限定扱い。

#実のところエコバッグとして使うという発想が一番気に入っていたりするのだった。でも、ポリエステルで撥水加工されているものは値段が。

4148272170エコでおしゃれ! 初めてのふろしき活用法 (NHKまる得マガジン)
山田 悦子
NHK出版 2014-02-24

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猿ロック THE MOVIE

 確か深夜帯にやっていたドラマの映画化だったか。面白そうかなと興味はあったので映画を見る。まあ、面白いのだけれど、なにかちょっと残念感が。

 キャラクターは面白いがちょっと極端すぎて漫画にはよいが実写にはやや向かないところを感じてしまう。展開はそれなりに面白いのだけれど、最終的に脈絡がなさすぎていまひとつ楽しめない。結局警察内部でなにがあったのかとか、それをどう処理されたのかといったところがまるっきり見えてこない。

 もちろん、具体的なところは明らかにしないで、結局暗部はそのままでというのはありがちな描きかたではあるし、それそのものはよいのだが、警察署長がいったいどちらについているのかが不明瞭であるとか、それによってなにがどうなっているのかが見えてこない。暗部そのものはあいまいでもよいが、人間関係や対立関係といったところは明瞭でないと(もちろん、裏切りとかいろいろあってもよいのだが)結局物語りがどう進行しているのかが楽しめない。

 かばんの中身がなんであったのかとか、それがどれほどやばいものなのかといったあたりもよくわからないし、最後の場面で詰まっていた大金をどこに隠したのかとか、その代わりとして入れられていた「星の王子さま」の単行本。あの量をいったいどうやって即時に準備したのかとかがあまりに無理がありすぎる。

 映画なので多少の無茶は面白ければよいというのはあるけれど、全体がどうもちぐはぐした展開だったりするので余計にそうした瑣末なところが杜撰すぎるように感じてしまう。全体がしまってさえいれば、そのくらいはまあいいよねと思えるのだけれど。

 テレビの2時間サスペンスで渡辺謙だかが主演した鍵師を主人公にしたものがあったけれど、よほどあちらのほうがしっかりしていて楽しめる。

B003MO672G猿ロック THE MOVIE 通常版 [DVD]
芹沢直樹
SDP 2010-08-04

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電子レンジまわりを耐震マットで固定する

 一気にやってしまえばよいのだけれど、ついつい後回しにしてしまっていた台所の棚の固定をした。棚といっても同じ形状のものを二段重ねにしているだけで、そこにさらに電子レンジなど載っているものだから、上が重くて下のほう比較的軽いという困った状態。底面積はそこそこあるし棚そのものはしっかりしているものの、やはりこのままはよくない。簡単にすべってしまう。

 ということで耐震マットを使ってまずは対策。やや小さめではあるものの、重量的には問題ないと思われる大きさを購入。棚の四隅にかませて重ね(当然床面にも入れている)、電子レンジの足との間にもいれる。ジェルの厚みがあるので全体にやや隙間があるにはあるが、全体として揺れてくれてそれなりには吸着力は問題ない様子。本当はさらに紐などで壁に固定もすれば安心なのだろうけれど、そのあたりはまた考えてみる。

 消費税もあがるし今のうちにやってしまうかと思い腰を持ち上げた。もっとも、春以降になって売り出しとかあれば増税分を十分に吸収してしまう可能性もあるのだが、地震に関してだけはいつくるかわからないのだから、思い立ったときにやってしまうほうが安心だし、懸命。いますぐ買う必要がないものを必死で買い集めているよりは、よほどそちらにまわすほうがよいのではないかと。

 これでだいたいのところは完了したのだけれど、冷蔵庫がうまい方法がなくて困っているところ。天井との差も大きいし、借家だからあまり大仰にしてしまうのはやはりためらわれるし。早いところなんらかの方法を考えなくてはなあ。

 購入したのは値段の安いこの手のもの。

B002V6RT3M耐震粘着マット 耐震くん 25mm 6枚入
アクティー

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 値段ははっても性能のより確かなものをというのであれば、やはりプロセブンかと。

B001ESO4IQプロセブン 耐震マット(5cm×5cm)4枚入り P-N50L
Pro-7 2011-04-01

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ソラから来た転校生

 なんとなく「サカサマのパティマ」を連想させるようなあらすじなのだけれど、まるっきり違う。が、設定としてはちょっと面白い。かつてはヒトであったが、空で暮らすようになった(どのようにしてとかはないけれど)人々。体というものはなく食べるということもなく、光のような風のような存在になっていて永遠の命を持つようになったらしいと。で、たまにヒトの姿を借りて地上に降りてみる個体があるらしい。そのひとりが戻ってこない。それを探しに行くという物語。

 ということで「人間の体というのは不便なものだな」といった会話が出てきたりする。なぜか高校に潜入して生活しているうちに打ち解けてきて、あーこういう生活ってのもいいじゃないと探しにきた女の子は思ってしまう。目的も忘れかけて。

 おいおい、ちゃんと仕事しろよ、ということで相棒というか監督というかでやってきていた男もヒトの体を持って高校にやってくる。そうこうしているうちにやっぱりもうこのままヒトとして残るとか言い出したり。

 で、最終的には見つかるのだが、それはすっかりおばさんになってしまった姿。その娘と探しにきた女の子が仲良くなっていたとわかる。やってくる時間が違っていたのだと。もっとも、ヒトの暮らしに憧れがあってわざとそうなるように仕向けたのだとおばさんになってしまった元ソラの住人である彼女は言う。

 時間も短いし、内容もこれというほどよいわけじゃない。ぐっとくるほどのテーマがあるというわけでもない。映像も脚本も同人映画の域といってもいい程度でしかない。それでもまあ商業映画ではなく同人映画としてはよく出来ているのではないかという感じ。実際どこかの映画祭のようなところのために作られたといった記載があったのだが、詳細はよくわからない。

 最後のオチのあたりはありきたりではあるものの、いいまとめ方じゃないかなと微笑ましく思うのがよい鑑賞法ではないかと。

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発売元:CURIOUSCOPE/販売代理:アルドゥール 2013-09-27

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栄村はひとまず復旧しました

 [ 信濃毎日新聞[信毎web] 「3・12栄村」復興願う明かり 県北部地震3年 ]

 数は少ないとはいえ、ここを見てくださっている方もいるので、全国ニュースにはあまり載ってこないことから一応お知らせはしておくべきであろうということで。2011 年 3 月 11 日午後に起きた東日本の大震災の翌朝に長野県北部(栄村近辺)を震源とする震度 6 強の地震からも 3 年が経過。一時は村民のほとんどが避難したり仮設住宅での生活をしていたわけですが、昨年末ですべての復旧工事は完了したとのこと。

 田畑の補修、道路の補修、公営住宅など住居の復旧。仮設住宅に住むという人はなくなった。ただ、自力で住宅を再建できた人ばかりというわけではやはりなく、高齢者中心の家庭が多いのもあって自力再建を諦めて村を離れる人も少なくなかったということ。

 東北の実情に比べれば津波というものがなかっただけに、ある意味では助かった面もあり、一方ではそもそもが山間の過疎の村で豪雪地帯ということもあって、冬の半年は田畑の復旧工事などはできないので規模の割りには時間がかかったなどという側面も。

 この冬は幸い雪は少ないとはいえ見上げるような雪ではあります。いや、わたしはそこに暮らしているわけではないからあくまでも伝聞にすぎませんが。

 栄村といってもそこだけに被害があったわけではなく、隣接する新潟県津南町でも同様に被害は大きかったのに、栄村ばかりが注目されてしまったために寄付金などもあまりにも差がでてしまったり。どちらもどうように大変だった。

 冬の間は列車で行くことも厳しい場合がありますが(計画除雪のために列車が運休することがある。そして森宮野原駅のあたりを通る列車の本数はきわめて少ない)、道路はきれいに除雪されているので車で行くことは十分できますので、山間の温泉などを楽しみに行かれるとよいのではと。

 今後は過疎対策も含めた復興を目指してさらにいろいろ活動されていく様子。わたしはささやかながら黒豆など買わせていただきますよ。

 東北はまだまだあまりにも厳しすぎる現状のようですが、被災者の方の穏やかな日々が少しでも早く戻ることを祈って。

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女囚701号 さそり

 ちょっとエッチで、でもゾクゾクするほどかっこいいというと「ルパン三世」か? というようなこの頃ですが(いや、最近はあまりエッチ方面でもないか)、「女囚さそり」もなかなかに衝撃的なものだったりしました。その映画化となるともう美人さんでないとダメだし、かっこよくないとダメだしといろいろ注文は多かったであろうに、梶芽衣子さんのそれはもう言うことなしという感じの配役。という第1作を見た。

 が、しかし。脚本的にはちょっとインパクトばかりになっていていまひとつ感が。刑事の麻薬捜査に使われて、いいように利用されてしまった主人公のナミが刑事に仕返しと思ったものの捕まって投獄。脱走して復讐するぞというような話なのだけれど。

 まあ、原作がそもそもだから女囚刑務所ないでの扱いがまあひどい。いや、これはまあそういう作品だから仕方ない。ただ、ひたすらに非道な場面ばかりなので物語としての面白みはちょっとなえていくというか。

 最終的に脱走してというあたりもあまりに安易で、あっさりと目的を果たそうとしていたりとか。で、また捕まって刑務所に戻るところで終わるのだけれど。うーむ。

 梶芽衣子さんがまだ若くて、あのころの映画だからか胸もあらわにがんばっているし、という意味では梶芽衣子さんの美しさとかっこよさを堪能するくらいなのかなあという感じ。まあ、続編よりはしっかりしているのだけれど。

 昭和レトロと梶芽衣子さん目当てで見るというくらいがよいのではないかと。

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東映ビデオ 2002-07-21

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総額表示と本体価格表示

 消費税率の改定までひと月を切って、4 月からは 8% に、そして来年の 10 月くらい? だったかには恐らく(間違いなく?) 10% になると思われる。で、中小の企業などが大手などから消費税増加分を拒否されるようなことがあってはいけないといったことからいろいろ監視するための法案であるとかいろいろ作られたようなのだった。弱いものを守りましょうと。ま、それはそれで重要だし、よいことだろうとは思う。が、そこにこれまで総額表示にしなさいと義務付けてきたことを、しばらくは本体表示にしてもいいよとかいう特例を作ってしまったのは、さてどうなのだろう、などとは思うのだった。

 昨年の終わりくらいからか、チラシなどの価格表示に本体価格とか税抜きといった表示が見られるようになって、つまりそれがこの経過措置といったやつなのだけれど、この意味は本当にあるのだろうか。一応の言い分としては表示している値段があがったのは便乗値上げとかではなくて増税分のことがあってですからというのを明確にするためらしいのだけれど、 3% 増えるということはほとんどの人はわかっているはずのことだと思うのだが。

 もちろんいちいち計算して 3% 以上増えているとかまで考えることはないだろうけれど、これまでの値段に対してあまりにも増えていればなにか変だとわかるし、数円程度(食品とかならそのくらい)のことならば 3% 程度のことなのだろうなとなんとなく思う程度に。

 にもかかわらずあえて表示方法を変えようとスーパーの業界で足並みをそろえようとしたりというのは、つまり本体価格にしておくと安くなったように錯覚するからということなのだろうなと。それで自分のところだけ総額のままでは「あそこは高い」と思われかねないと。

 しかし、考えると本体価格には当然レジで税金が付加されるわけで、支払いの段になって「あ!」という哀しい事態にならないとも限らない。まあ、よほどでなければそこまで無謀な買い物はしないだろうけれど。

 その表示方法の変更のためにも費用はかかるだろうに。さらに、調べてみればやはり経過措置でしかないので 2017 年 3 月 31 日までしかそれを認めていない。どんなに続けてもそこまでの話。ゆくゆくは総額に戻さざるを得ない。さらには、届けをしてきちんと消費者にわかるように表示するという条件で本体価格での表示が認められているらしい。そして、できるだけ早くに総額に戻すように努める義務も明記されている。

 いったい何のために本体価格表示が期間限定で認められる必要があったのだろう?

 本体価格にしている店でもレジの計算方法はまちまちだ。とある店ではレジで単体ごとに消費税が計算されていて、売り場の値札は本体価格だが、レジではさならが総額表示であるかのように税込み価格でしか表示されない。

 別のある店では本体価格の合計に税金が追加される形式。この場合、状況によっては総額で計算していたときよりも数円程度安くなることもある。端数の問題で。

 となると、本体で表示しながら実は総額で計算している店では、年間あたりだと場合によっては相当額の食い違いが生じる可能性もあるのではないか。それはある意味脱税にもつながるのではないのか。ということも想像できるのだけれど。どうなのだろう。(ま、ではこれまではどうだったのだ? ということではあるけれど)

 いったん本体表示にしてしまったところは、今後最終的にまた総額表示に戻すときに、非常に価格があがった感を与えてしまうということに考えはいたったのだろうか? それこそ今よりもっとダメージになるのではないのか、などとも思うのだが。

 なんだか奇妙なことばかりに熱心であるような気がする日本。

#もちろん、厳密にいえば本体がいくらで消費税がいくらで、とするほうが適切なのかもとは思うけれど。

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恋するショコラ

 安い材料を使い、職人も素人同然みたいな人足を集め、手を抜けるところはとことん抜いて安く仕上げる。それが儲かる建築だという風に思っている若き建築会社の社長。ところがそうしてとことん手を抜いていたら現場で事故が起きてしまい、これが明るみになっては面倒なことになると怪我をした当人になんとか仕事中の事故ではないと言ってくれと頼む。これまでさんざん嫌な思いをしてきたので、ここぞとばかりに仕返しを考える作業員の男。その結果出されたのが、自分の代わりにチョコレート学校に生徒として行くということ。

 エジプトだかからお菓子屋をやろうとやってきた作業員の男。資金がないので建築現場でアルバイト。たまたま 60 周年記念だかで行われる特別なチョコレート教室への参加ができることになっていた。ところが現場の事故で手が使えない状態になってしまった。しかし、これは二度とないチャンスなのでなんとしても参加したい。そこで、建築会社の若社長に代わりに出席するように要求。労働災害とわかってしまうと困るのでしぶしぶ承知し、立派なみなりではだめだとか髪型がダメだとかいろいろ仕込まれてエジプト人ぽくして参加する。

 ところが 6 人ほどいる生徒はみなそれぞれにプロ。まがりなりにもチョコレート作りの経験はあるし、菓子作りの経験もある。ところが男はまったくの未経験なのに、一応菓子作りの経験があるはずの立場。なにをやってもうまくいかないが、それを教室で学びつつ建築現場での仕事も続けて疲れているせいだということにしてみるものの、だんだんと話がおかしくなってくる。

 たまたま面倒をみてもらうことになった女性パティシエが勘違いをして建築の依頼主を悪徳社長だと思いこんだりする。嘘に嘘を重ねていくので男の立場もどんどん複雑になっていく。一方で、怪我をした作業員のもとにも通って学んだことを逐一教えなくてはならない約束も。「もう辞める」とかいうと、「事故のことを警察に話すぞ」と脅されて、またしぶしぶと教室に通う。

 そうしていくうちにいつしかサポートしてくれる女性パティシエと親密になっていくが、とうとう彼の正体がばれてしまう。彼女との関係も近づいたり離れたり。いや、チョコレート作ろうよ。

 ところがそうしているうちに男の建築に関する意識がすこしずつ変化していく。きちんとしたものを作るには最低限の費用というものは必要であるし、そこは削減してはならない一線であると。安くもするがきちんとしたものも作るべきなのだとチョコレート作りを学ぶうちに強く感じていくようになる。

 そうして最後の卒業制作のコンテスト。怪我をした作業員が正規の生徒として登場するが、相変わらず手は使えないので彼がサポート役としてどうにか間に合って作業開始。そして最後の成績発表。彼女との関係は修復されるのか? といったお話。

 映画の作品紹介では女性パティシエが主人公の話みたいに書かれているが、実際は逆で、教室に通うはめになってしまう建築会社社長の男が主人公。まあ邦題の「恋するショコラ」くらいはまだましだけれど、どうしてそうなるのか。原題はイタリア語で「チョコレート教室」といったところらしい。

 甘すぎないまずまず楽しめるチョコレート映画。

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ラインコミュニケーションズ 2013-04-19

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難民

 [ NHKスペシャル|避難者13万人の選択~福島 原発事故から3年~ ]

 様々な避難の状況において現在どのような問題が顕在化しているのかといったことのリポート。除染が進んだので避難を解除するという話においては解除の目安にするという数値そのものに無理があるのではないかというところもあって、それが解除にはなってもいざ戻れるのかというと幼い子供を抱えた家族にとってはそう単純にもいかない問題をはらんでいると。

 無理もない話で除染の結果年間の被爆量が 20 ミリシーベルト以下になれば解除というのだから。通常の年間被爆量の目安は 1 ミリシーベルトということを思えばその 20 倍もの数値で、いかな非常時とはいえさあ戻って大丈夫ですよというにはいささか無理がありすぎるのではないかと。

 たとえば政府や政治家、役人が実際に率先してそこで暮らしてくれと言われたら、彼らはどうするだろうかと。なにかと理由をつけて拒否するに違いない。問題ないのだというのであれば、たとえば復興庁がその場所にプレハブでも建ててそこで仕事をすればよい、暮らしもすればよい。大丈夫だから戻ってきてくださいというのであれば率先してそこで暮らすべきなのではないかと。小さな子供を連れた家族そろってそこで暮らしてみせて、どうぞみなさんも戻ってきてください。安心ですといえばいいではないかと。

 それができないのであれば、住民にさあもう安全なのだといえるはずもない。それが誠実さというものではないのかなと。

 家の周囲を除染しました。数値は高くありません。しかし、隣接する林や田畑は線量が高いまま。もちろん除染したわけではない。ではそこはまったく必要ない、立ち入ることなどない場所なのかといえばそういうわけでもない。数値的に問題ないところだけ計っておいて、さあ問題ありませんよといってもそれは詐欺的なものを含んではいないのか。本当に住民のことを考えてことにあたっているのだろうかと思ってしまうのはゆきすぎなのだろうか。

 自主避難についてはその土地によって本当に避難が必要だったのかというところは考慮されるべきかもしれない。一概に考えすぎとか気にしすぎだというわけにはいかない。とはいえ、たとえば東京からどこそこへ避難したとか言う例は別物だろうとは思う(もちろん、番組でそうした例が扱われたわけではない)。

 程度としてはやや低いものの放射線量は通常よりは高く、特に幼い子をかかえる家族にとってそれを深刻に受け止めて対処することは無理のないところ。ただ、そうしてその生活が長くなるにつれ、夫婦間のすれ違いが深まってしまったり、多重生活による負担が重くのしかかってきたり、そうして家族が崩壊したり、離婚したりという例も増えてきているというのは哀しい。

 生活を支えるためには収入が必要で、避難先で一緒に暮らしたとしても収入が大幅に減ってしまうことと、収入はやや多いままだが分かれて暮らすこととどちらがよいのかというのは当事者が最終的に判断するしかない問題ではあるけれど、本来であれば考える必要などなかったことで悩み苦しむ人々への支援が政府としてほとんど足りていないのではないかという現状はなんとも寒い。

 こんなことを感じていても自分でなにができるでもなくという歯がゆさと申し訳なさと。なんとも暗澹たる気持ちになってしまう。国はもうすっかり東京オリンピックに舞い上がり、戦争できる国を作ることに熱心で、本当に今必要なことを見ないようにしているのではないのかと、またぞろ寒くなってしまうのだった。

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さばそぼろを作ってみた

 [ [さばそぼろ] 料理レシピ|みんなのきょうの料理 ]

 先日のきょうの料理を見てこれはと思っていたところ、折りよく鯖の売り出しがあったのでさっそく作ってみた。が、二枚おろしのものだったのでちょっとてこずった。とはいえ他の手順はさほど面倒なこともなくて簡単にできる。で、うん、確かになかなか美味しい。

 二枚おろししかないものをそのままやると中骨のある半身がとてもやりにくいので、自前で中骨部分を切って実質三枚におろしなおすことができると一番良さそう。そのまま強引にやってやや皮をはぎつつ、一部は残りつつという感じでやってしまったが。

 小骨問題もちょっと面倒なところではある。とはいえスプーンでこそげながらやって、あとはまあ食べながら出てきたらそのときとでも思えばよいかとも。

 調理時間そのものはごく短いし、あらかじめ調味料を準備しておけばなんの問題もない(準備しておこうと思いつつ忘れてしまってちょっとあせった。いや、焦らず火を止めておけばよいだけだが)。箸安め的にも良さそうなのでいくらかはタッパーにいれて冷凍しておこうか、などとも思うので粗熱などとってみたり。

 今回はたまたま生さばだったけれど、場合によっては手に入りやすい塩鯖でもよいのかもしれない。その分醤油を控えめしておけば。

 ちなみに残った皮と中骨も、グリルで焼いておいしくいただいた。

さばそぼろ


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360

 正直よくわからない映画だった。いや、わかる。わかるのだけれど、それでだからどうなの? という。

 貧しい人や裕福な人、犯罪を犯した人すれすれで生きている人、男も女も老いも若きも。いろいろの人が次々と登場しては物語が引き継がれていくといった感じの作品。はじめは娼婦としてデビューするしか一家を支える手段がない女性が登場して、はじめての仕事にホテルに向かうがたまたま相手がすっぽかしてしまう。代わりにサービスを受けた男が本当の客の名前を聞き出してしまったら、実はそれが商談相手だったのでゆすってみようということになる。

 その男の妻は浮気をしていたが分かれようとしていて、その浮気相手と一緒にいた女は嫌気がさして故郷に戻るといって出て行ってしまっている。その女は空港で悪天候のため足止めされており、そこで子供が行方不明になったままの男性と出会う。身元不明の遺体が発見されると確認のために各地を転々としているのだという。

 なんとなく意気投合し、どうせ飛行機もでないのだからと食事を一緒にどうかという話になるが、手続きが混雑していて男は遅れてしまう。先にまとうとしていた女はたまたま別の男と一緒になる。実は性犯罪をおかして服役しており、カウンセリングなどを受けて今社会復帰のための訓練をしている男。迎えがあるはずだったのだがまだきておらずなんとか自制しているが、女性と一緒にいることはあまりうれしくない。自分が抑えられなくなるのではないかと不安なのだ。

 あろうことか女は彼が気に入ってしまい(恋人と別れてきたという腹いせのようなものもあったかもしれない)、男をホテルの部屋に連れ込んでしまうが、男はなんとか思いとどまり部屋を出る。

 遺体確認にやってきた男は子供ではなかったことを確認したあとに、なにかのサークルのようなところに参加。アメリカなどにはよくある断酒会みたいな感じのもの。自分の体験を話してみせる。

 そんなふうにして次から次へと人はつながっていくが、特に関係があるということではなく、それぞれの物語がちょっとずつ展開していく。悪くいえば出来すぎでもあり、それによってどうという物語があるわけではないので、だからどうなのだろう、とも思ってしまう。

 そうこうして物語はまた娼婦として働きはじめた女性のところに戻ってくる。仕事のときにはいつも一緒にいる妹。荷物を持って外で待っているのだが、姉の客の運転手(客の運転手だとは知らない)とドライブに出てしまう。姉のほうは客の男が殺害される現場に遭遇して命からがら逃げてくる。そうして物語は終わる。

 つまりはすべては円環をなしているというようなことを言いたいのかもしれない。タイトルが 360 なのも。けれど、やはりどうもいまひとつしっくりしないままの作品のような気がして、もやもやしたままになっているのだった。

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ポニーキャニオン 2013-05-02

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啓蟄ではありますが

 暦としてはそろそろ虫が外にでてくる季節、ということなのだけれど、見事なくらいに寒波がやってきていて寒い。この冬は本当に寒暖の差が激しいので、ここへきてずいぶんと暖かい日があってストーブを焚かずともなんとか過ごせたかと思えば、翌日には一転して真冬かという寒さに逆戻りというジェットコースター的な展開で、なかなか刺激的。こんな陽気では虫もなかなか姿を現せないかと思えばそうでもなく。

 というかむしろ真冬の寒さのなか、雪の降る中であっても小さな羽虫が飛んでいたりして、雪の山に見つけることができたり、体についてそのまま室内に入り込んでやれやれと羽を休めているらしき姿を目撃したり。いったいどれほど耐性があるのかと。

 もっとも、秋からずっとというやつもいて、蜘蛛などはずっとあちこちで冬を越していたりもする。寒いはずの風呂場にもずっとうずくまるようにしているものがあって、時折暖かくなるともう少しよい場所へと移動したりしているようで、居場所が転々としていたりするから面白い。

 さらに暖かくなると、天井から降りてくる蜘蛛の姿を多数みかけるようにもなるのだが、さすがにまだそういう季節ではないらしい。

 人間にとってもさすがにまだまだ暖かいとはいえないので、もうしばらくこたつむる季節は続きそうな気配。もうしばらくするとストーブへの灯油の補給を控えめにしなくてはならない時期もやってくる。焚いたり焚かなかったりという繰り返しを経てすっかり春になってしまうのに、うっかりすると灯油をたっぷり残したままになってしまいかねない。この春先の微妙なやりとりが、あるいは春を実感するときなのかも。

 まだまだ冬。

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お弁当はお弁当だけにあらず

 NHK の「きょうの料理」は好きなので時々見る。好きなのに時々なのか? とかいうことはさておき、この一年すっかり見逃していたのを知って残念に思ったのが、栗原はるみさんとアンディーさんのコンビでやっていたお弁当作りのシリーズ。手軽に作れるお弁当おかずを紹介しつつ、毎回お弁当をつめて楽しむという感じだった。本当に最後の二回分くらいだけちゃんと見ただけなので残念。

 あまり厳密すぎないあたりがなんともよくて、それでいてポイントはちゃんと抑えていて、簡単でもちろんおいしい。そういうヒントがあるのは食事のちょっとしたアクセントにもなってうれしい。

 先日はひじきの生姜煮を知って試してみたのだけれど、これが実によかった。ひじき煮というとどうしても人参や大豆、油揚げなどといった組み合わせばかりになってしまうのだけれど、実にシンプルに生姜を加えるだけというもの。しかも、生姜にいたってはみじん切りにしたものを最後に火を止めてから加えて混ぜるだけというシンプルさ。

 ところが、その生姜の風味が実にいいアクセントになっていて噛み応えの食感のよさといい、香りのよさといい、ついついあとをひく美味しさ。よくあるひじき煮はやや単調な重い感じがしてしまうけれど、この味わいはなんとも新鮮。

 このほどやっていた選集で知ったものとしては、さばそぼろであったり、ドライカレーであったり、ジャガイモをカリカリに炒めたやつだったり、簡単だけどおいしそうなものが多くて、お弁当でなくとも常備菜として役立ちそうなものがたくさんあったのだなあと、思うたびまた悔しくなる。

 もっとも、今はウェブにちゃんとレシピも残るようになっているので、それを参考にしていけばよいだけなのだけれど、やはり番組として楽しみたかったなあという悔しさが。

 昔はジャガイモをよく炒めて食べたものだったけれど、今度はこのレシピを試してみよう。いなりずしも作ってみようかなあ。などと作ることは楽しいのだった。もちろん、食べることも楽しい。

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図書館戦争


4043898053図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)
有川 浩 徒花 スクモ
角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-04-23

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 今頃になって「図書館戦争」を読んだ。アニメ化だからでもなく、実写映画化だからでもなく、たまたまなのだけれど、なんだか妙に時宜をえてしまった感があってちょっと感動した。

 そもそも内容についてあまり知るという努力をこれまでしてこなかったので、なぜ図書館なのに戦争なのかとか、図書館で武装しているとかなぜ? というくらいにしか思っていなかった。で、今回ようやくにして読んでみてなるほどと思ったものの、もちろんさすがにいささか設定の飛躍に眉をひそめないわけではないものの、なるほどそういう設定でかというところの納得はおそらく話題になった当初よりもはるかに切実に感じることができたのではないかと。

 検閲が合法的にそして恣意的に行われるような法案が成立し、社会から表現の自由というものが実質的に排除されてしまった近未来において、それに抗うために組織されたのが図書隊で、時として武力でもって対抗せざるを得ないところから警察、自衛隊、などと並ぶような存在としての図書隊が存在すると。

 図書館のもつ意味や、出版や表現の自由といったことや、それに対する弾圧。まさに今日本社会に覆いかかろうとしている現実を先取りしたような世界。いや、そんな法律ではないし、そんな内容ではないと言い張る人もいるようだけれど、では今この国が解釈さえ都合よく変えれば自分たちの思うがままであるとしていることをどう理解しているのか。選挙の公約は守らなくてもよいのだと豪語した政党が政権を握っていることをどう捉えるのか。

 なにかあれば政治家という種族は「そういうことを言ったことはない。それはこういう意味なのだ」と言い訳ばかりしてごまかし続ける。誤解を恐れずにいえば、政治家は嘘しか言わない種族といっても過言ではない。そんな彼らが法案を通すためだけにどれほどの嘘をついても、あとからそんなことは言っていないし、そういうことではないと言い張るだけで、いったん決まってしまって手のひらを返して自分たちの本意のままに突き進む。そのためにも法律はできるかぎり曖昧にしておく。解釈しだいでいくらでも都合よく使えるように。

 そんな未来が、「図書館戦争」のような未来がこないとどうして言える? 現実に検閲につながる法律は成立した。これを恣意的に運用しないといっているのは、誰の口だろう? それは本当に信用できる信頼できる人の口だろうか? この世でもっとも信用できない種族の口ではないのだろうか?

 と、現実の話は置くとして、つまりそれほど現実味を帯びてき始めてしまった現在だからこそ、本書を読むとどうにも背筋の寒くなる思いを拭えないのだ。いつか図書館を舞台に戦闘が起こる現実は本当にあるかもしれない。そう思わせるくらいに。

 まあ、つまりはそれは有川さんのうまさでもあるのだけれど。ただ、現実に目を向けたときに、本当にうまい小説だなあで済むのか、もっと考えてみる必要はある。国民は政治に無頓着でありすぎる。一部の国民は過激でありすぎる。選挙の投票率はあくまでも低く、将来のことも現在のことも深く考えることもなく旧来の悪弊にしたがってお気に入りに投票するばかり。次代を担うはずの若い世代の政治離れの拡大は、ますますもってきな臭い社会へと動いていく下地になっていはしないか。

 恐らく、そんな現実との対比や怖さを感じられるような人以外は、そもそも読むことなどないかもしれない。けれど、今こそ広く読まれるべき一冊となってしまったのではないか。今読まずしてどうするのだと。

 さて。

 そうはいっても緊迫した闘いと対比するようにライトに描かれる恋模様の面白さも有川さんの小説の魅力であるのは言うまでもないこと。ここでもこれでもかというくらいにベタなところが描かれていて、とにかくもうニヤニヤするしかない。

 そういう意味では、なんでもっと早く読まなかったのか! と自分に怒りつつ、この先も読まずにどうすると決意するのだった。(いや、決意するとかいうものでは、ないのだけれど)

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そこに私はいません(震災ビッグデータ)

 またまた NHK スペシャル。「震災 BIG DATA」の3回目だったか? まあ手法とかに関してはもうすっかり変わり映えが基本的にはしないのでよいとして、今回ちょっと興味をひいたのが「共助力マップ」というやつ。

 大災害が発生した時に、周辺の人々の力である程度対処できる地域なのかどうなのかを分析してみたという地図を作った。たとえ若い住民が多い地区であっても、平日の昼間は留守になってしまうであろうからそうした力をあてにすることはできないように、そうした時間変化による動きをも分析してみたのだとか。

 それによって地域のなかであまり意識していなかった弱い部分というのが見えてくるのではないかと。まあ、前述のような昼間はいないだろうとか夜はダメだろうとかいう視点なら普通にわかっていいはずなのに、そうした視点すら欠落していたようだったので(VTR においては)それもどうかとは思うのだけれど。ただ、そうすることでより明確に、時として本当に見落としていた部分に気づける可能性があるという点ではなかなか興味深いものがあった。

 交通渋滞のリアルタイムな詳細データを活用し、緊急車両が現場にたどりつくことをより容易にするシステムの話も面白かったけれど、すべての場合においてそれが可能なのかというと、たとえば想定している首都直下型地震ではそもそもそうした小さな路地までもが壊滅的なダメージを受けていて、さながら瓦礫によって道路が封鎖されてしまい二進も三進もいかなかった東北のそれと似たような状況になる可能性のほうが高いのではないかとも思える。

 そうなってしまえば、たとえそんなシステムが確立していてもそもそも行動しようもないと。まあ、それを言っちゃあおしまいよ、といえば言える。ないよりはあったほうが役立つ場面は無論あるだろうし。

 まあ、そういった意味ではむしろ都市作りの観点から役立てることができる共助力マップといった考え方は、これからの防災を考えるうえで一定の意味をもつかもしれないなあと。そんなことを思いつつ見たのだった。

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俯瞰

 [ NHKスペシャル|"災害ヘリ"映像は語る~知られざる大震災の記録~ ]

 震災の当日から数日間にわたって数多くのヘリコプターによって撮影された映像をもとに、震災のこれまで見えなかった面であったりを分析していたのがなかなか興味深かった。防災用や消防、警察、海上保安庁、自衛隊とさまざまな分野のヘリコプターがのべで数百機も飛び交っていて、その多くが映像をきちんと残している。その映像を分析してというのは時間のかかる作業だったのだろうなとも。

 津波第一波の様子がこれまでは知られていなくて(もちろん、田畑や家屋を飲み込んでいく先端部分の映像はあるが、その一波がいかにして上陸したのか、上陸しようとしていたのかは謎なままだった)それを知る貴重な映像があったり。まさに音もなく忍び寄る悪魔とでもいうようなひそやかな侵攻だった。

 津波がゆるやかに時間をかけて巨大になっていったためか海水面全体が広い範囲にわたって盛り上がった状態になっていて、まったく波頭を形成しないままに押し寄せた。そのため津波の存在に気づけないままに浸食がはじまり気がつけば海がすぐそこにやってきたという状況を作っていた。海岸で波頭を高く掲げて押し寄せる映像は、第二波以降のものだった。

 巨大な津波によってあらゆるものが押し流され、それが道路に集積される。家屋はもちろん燃えるもの。プロパンガスが流れ、ガスを流出させ、それが海水面に噴出する。プロパンガスは重いので海面で滞留し、あたり一面がガスの海状態。灯油もある。自動車があるからガソリンもある。ひとたびどこかで火の手があがれば、あたり一面火の海になるのは必定。

 あまりにも被害が広範囲であったがために多数のヘリコプターがやってきてくれてもそれを有効にさばくことが十分にできない状況になってしまった。止むをえず重複を恐れずに送るしかない状況も非常時ではやむをえないところ。とはいえ、今後そうしたことによって空白地帯を作ってしまうことを避けるにはどうすればよいのかという検証に役立てて欲しい。

 などなど現場の人のあまりにもショッキングな場面のために言葉を失う姿であったり、こんなときに撮影なんかしている暇ないだろうとかいうのではなく、それもまた大切な使命なのだということを三年たった今だからこそ切実に感じる番組だったような。

 もちろん、津波の映像は今でも正視に耐えないという人もあるだろうから、すべての人にすすめられるわけではないものの、今後の防災などに役立てるためにも多くの人が見ておくとよいのではないかなあと思った番組だった。

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トランスポート

 チンピラといっていいのか、仕事をするでもなくドラッグを売ったり買ったりといったことで暮らしているような若者アート。結婚してもいいかなと思っている彼女はいるが、彼女のほうは結婚までは考えていない様子。ある夜に彼女の部屋に窓からしのびこむと意識がないようすで、ほどなく救急隊がドアを叩く。病院に連れて行かれるが意識不明のまま。原因はよくわからない。

 彼にもいろいろ聞かれるが事情はわからない。社会福祉士や警察はあまり彼をよく思っていないが、看護士の女性ひとりはふたりの関係を見守りたいといった様子で、ときどき内緒で部屋にいれてくれたりする。

 知り合いのホームレスがタイムマシンを拾ったというのでまさかとは思うのだが、たまたましばらくそこで雨露をしのげといわれて拾ってきたあれこれがある倉庫のようなところに行く。手持ち無沙汰でそのタイムマシンだといっていた椅子に座り、なにげなくしていると気がついたら外にいる。しかも線路の上。あわてて椅子と一緒に逃げるのだが、これは本当にタイムマシンなのか、と少し信じるような懐疑的なところ。

 そのうちにどうやら漠然とした時間へのタイムマシンであるらしいとわかってくる。年月日や時間を指定してというのではなくなになにが起きる直前などといった漠然とした時間へジャンプする。これを使って彼女が昏睡状態になる原因を探り、それを取り除こうと考える。

 彼女の高校時代にいって、あれこれするが不審者でしかない。彼女の家にいけば、兄が拳銃自殺する。とめようとするがうまくいかない。

 クリスマスの時に同級生の男の子がやってきてそれがいけなかったのかと工作したりする。けれどなにをしても彼女の昏睡状態が解決する気配がない。とうとう彼女がまだ小さなころにまで遡るがどうもそうでもない。

 そうしてたどり着いた結論は、つまり彼女が家をでてとあるところまで行こうとした途中のこの街で自分が彼女に声をかけ、ドラッグ中毒にさせてしまったのがそもそも間違いだったのだと気づき、その時点へジャンプ。自分を警察に売り、彼女と接触することをさける。そうして現在にもどった彼にホームレスが尋ねる。「どうだ、彼女のことはうまくいったのか」といったことを。アートは答える、「それ、誰?」。

 もうタイムマシンは必要ない。自分の人生を少しやり直してみたいと思ったアートは旅にでるといってでかける。バスに乗り込んで向かう先には。

 SF 的な観点でいうとタイムパラドックスなんてまったく考慮されていなかったりするので無茶苦茶でしかない。まあお莫迦映画でもあるのでそれはそれで許容すべきなのだろう。全体にただようそうした莫迦さ加減がちょっとひどくてそのあたりはきつい映画なのだが、最後の結末のあたりには人のもつ普遍的な愛のようなものを感じたりしてさほど悪くはない。そういう意味ではもう少し全体に手を入れたらもっとよい作品になったのかもしれない。

 原題は「Fetching Cody」。

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