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栄村はひとまず復旧しました

 [ 信濃毎日新聞[信毎web] 「3・12栄村」復興願う明かり 県北部地震3年 ]

 数は少ないとはいえ、ここを見てくださっている方もいるので、全国ニュースにはあまり載ってこないことから一応お知らせはしておくべきであろうということで。2011 年 3 月 11 日午後に起きた東日本の大震災の翌朝に長野県北部(栄村近辺)を震源とする震度 6 強の地震からも 3 年が経過。一時は村民のほとんどが避難したり仮設住宅での生活をしていたわけですが、昨年末ですべての復旧工事は完了したとのこと。

 田畑の補修、道路の補修、公営住宅など住居の復旧。仮設住宅に住むという人はなくなった。ただ、自力で住宅を再建できた人ばかりというわけではやはりなく、高齢者中心の家庭が多いのもあって自力再建を諦めて村を離れる人も少なくなかったということ。

 東北の実情に比べれば津波というものがなかっただけに、ある意味では助かった面もあり、一方ではそもそもが山間の過疎の村で豪雪地帯ということもあって、冬の半年は田畑の復旧工事などはできないので規模の割りには時間がかかったなどという側面も。

 この冬は幸い雪は少ないとはいえ見上げるような雪ではあります。いや、わたしはそこに暮らしているわけではないからあくまでも伝聞にすぎませんが。

 栄村といってもそこだけに被害があったわけではなく、隣接する新潟県津南町でも同様に被害は大きかったのに、栄村ばかりが注目されてしまったために寄付金などもあまりにも差がでてしまったり。どちらもどうように大変だった。

 冬の間は列車で行くことも厳しい場合がありますが(計画除雪のために列車が運休することがある。そして森宮野原駅のあたりを通る列車の本数はきわめて少ない)、道路はきれいに除雪されているので車で行くことは十分できますので、山間の温泉などを楽しみに行かれるとよいのではと。

 今後は過疎対策も含めた復興を目指してさらにいろいろ活動されていく様子。わたしはささやかながら黒豆など買わせていただきますよ。

 東北はまだまだあまりにも厳しすぎる現状のようですが、被災者の方の穏やかな日々が少しでも早く戻ることを祈って。

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