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なにやら「ソウ」という有名なホラー映画を撮ったっ監督らしいのだが、どこが面白いのかという映画だった。怖くもないのでこれではホラーファンだって怒るのではないかというくらいに。
家族とはほとんど没交渉になっている長男になにやら不思議なことが起こったり見えたり。弟から父親が危篤だから帰ってくるようにといった連絡があって、渋々帰国。父親と弟は新興宗教をやっているといった感じの牧師らしい。あるいは新興宗教ではないのかもしれないけれど、なんとなく雰囲気はそういうもの。
そこではちょっと気味の悪い人々がいたり、またぞろ変なものが見えたりいろいろする。悪魔かなにかがやってくるのだみたいなことがささやかれるのだがよくわからないまま進む。ミサを開くと信者の一人が銃を弟に向ける。それを兄が阻止するがかえって白い目で見られるような状況。
11 月 11 日になにかが起きるといったことらしいのだけれど、そのあたりもどうもよくわからず、牧師である弟を助けてやってくれと父親は言い残して死んでしまう。最終的には俺が力になってやるか、仕方ないといった感じでいるのだが、どうやら弟がやっている新興宗教儀式における生贄に兄を捧げようという魂胆だったというオチ。
だからどうなのだ、という話でしかなくて、怖さもなくて、ただただ画面が暗いばかりで(あちらの家というのは夜になっても明かりをつけないという主義なのだろうかというくらいに)なにがあるのかよく分からなかったり。
なんともつまらない映画を見てしまったなあという後悔ばかりが残る作品だった。
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