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ライトニング・ストライク

 強烈な雷が走行中の車を追いかけるように落雷。道路に穴が開いたり木が倒されたり。しまいには車が中央からまっぷたつにされてしまう。乗っていた母子がなんとか逃げ出して木立の中に入り込むものの、雷はさらに襲ってきてまるで思考しているかのよう。そして子供は黒コゲに、母親は意識を失う。

 保安官らによって母親は保護されるものの、不思議な事件とは思うものの、まさか雷がそんなことをしたとは誰も思わない。そうこうしているうちに小さな町に強大な雷がやってくるという研究者の車がやってくる。一方で、町では町長がこの田舎町をどうにか売り出そうとしていてかぼちゃ祭りの準備に忙しい。町のイメージを悪くするので、そういう輩は近づけるなと保安官に言明。

 そのうちに雷かどうかは不明なものの、丸コゲになって亡くなる人が増え始めたり、あちこちで落雷とおぼしき被害がでたりしはじめると保安官もさすがにこれはおかしいのではないかと思い始める。町の安全のためには祭りは中止してはどうかと町長に進言するが、もちろん聞き入れるはずもなく保安官解任を言い渡す始末。

 実はこの強大な雷というのは通常のそれと違って謎の生命体によるもので、意識を持っているという設定。なかなか面白いのだけれど、なぜ人を襲うのか、殺す人とそうでない人があるのはなぜかといったさまざまなことはまったく不明なまま物語は展開する。

 なぜかその存在を予見していて研究している頑固な研究者が現れたりするのだが、いまひとつしっくりしない。どこから持ってきたのかという巨大な施設をにわかに作り上げて、雷生命体のもとにもぐりこむのだと言っている段階では、ただの気の違った研究者くらいにしか見えない。

 最終的にはなんとか被害が大きくなることだけは裂けられるのだが、結局それはなんだったのかとかというあたりはいっさい謎なまま。設定そのものはいい感じなのだが、イメージだけで作られたという感じでどうにも物足りない。せめて「トレマーズ」くらいにシンプルにやってくれたら、わからないままにも楽しかったのだけれど。

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