本堂前、敷石工事中
先日善光寺をたずねたところ、本堂前の敷石を並べなおしているのに出くわした。おおみそかに間に合うのかしら? などといういらぬ心配もしたのだけれど、よくよく見ているとこれは大変な仕事だなあと感心したのだった。
歩く面はもちろん平らに削られているのだけれど、反対の下側はでこぼこなまま。これを表面が平らになるように並べていくのは大変な作業であるなあと。特に時間の変化で部分的なでこぼこが多数できてしまうだろうから、それをまた直さなくてはならず。まあ、だからこそ年末までにということで作業されているのだろうな。
とすれば当然数年に一度といった頻度でやり直す必要があるわけで、参拝者も多い善光寺では結構な頻度になるのかもしれない。
この全面を平らに整形しないというのはなにか理由があってのことなのだろうか。そのほうが強度が高いとかなにかあるのだろうか。それとも単に手間を減らしているだけ、とか?
いずれにしても雪が積もってしまうようになる前に終わっていることを願うばかり。そろそろむしろを敷いたりとか本格的な冬支度になるはずでもあるし、なかなか余裕のない工期なのではなかろうか、などとまたいらぬ心配をしてしまうのだった。
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