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サルベーション

 ピアース・ブロスナン演じる新興宗教の牧師が、信仰を持たない学者との討論会のあとで誤って撃ってしまい、学者はこん睡状態に。一緒にいた信者の男に罪を着せようと画策するという映画。

 信仰にのめりこんで妄信状態になっていることの怖さとか。信仰などどうでもいいから、それを餌に金儲けをしたいという輩とか。

 事件そのものは宗教などと関係なく起こり得るものではあるのだけれど、牧師を擁護したり、いいように騙されて信者を犯人として始末しようとしたりという狂気は通常ではないことで、信仰の妄信であったり、威圧などによって精神をコントロールされてしまった関係とかでもないと。という意味では、やっぱり信仰はともかく、心を失うようでは危険だよなあと思わせてくれる映画。

 まあ、必見というほどのものではないけれど、退屈しのぎに見るくらいには申し分のない映画かと。

B00D5P16NWピアース・ブロスナン サルベーション [DVD]
ラインコミュニケーションズ 2013-08-20

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