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アニメの雪風

 GyaO! で戦闘妖精雪風のアニメというので見てみた。2002 年から 2005 年にかけて制作された OVA だったのねと。で、映像としての興味はそれとして、なんとなく違和感が強くて結局楽しめなかった。

 ひとつには物語りが妙に曖昧につくられているというところ。いまひとつ展開がすっきりしない。キャラクターのデザインがいまひとつイメージに合わない(ブッカーはそうでもない)。機体デザインは神林長平設計が基本使われているのかなという印象なので、さほど悪くはない。

 エンディングテーマの軽い乗りがどうにも不似合い。全体としての音響デザインは悪くないと思うのだけれど。航空自衛隊の協力を得ているというだけあって、そうしたあたりは普通ないくらいに凝っている感じはよいのだけれど、逆にそれが物語の面白さとかわかりやすさを邪魔しているようにも思えたり。

 後半はとくに展開そのものが首をひねってしまう感じがあって、こんな話だったっけか? と思ってしまった。もっとも「グッドラック」までは読んでいるものの、内容についてはよく覚えていないのは確かなのだけれど。そう思いつつ Wikipedia の記述を読むと、どうやら OVA 独自のラストになっているらしいので、後半あたりの物語はオリジナルということなのか。まあ、OVA としてそこでいったんケリをつけるという点では悪い展開ではなかったと思うけれど。

 堺雅人の声は悪くなかったか。はじめに不安に思ったほどではなかったというべきか。で、何か読んでいないような気がしていたのだが、「アンブロークンアロー」を未読だったのだった。いい加減買わなくてはいけない。この機会なので手持ちを再読して物語を再確認したいなと思っているところ。

 ハリウッドでトムクルーズによる実写映画化という話で(そういえばそんな話題に幻滅した思いが)、こればかりは勘弁して欲しいなあと。まあ、実写化するならハリウッドくらいしか期待できないのは事実なのだけれど。

B0093HN6MU戦闘妖精雪風 Blu-ray Disc Box (スタンダード版)
バンダイビジュアル 2012-12-20

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4150310246アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)
神林長平
早川書房 2011-03-10

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