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キラービー 殺人蜂大襲来

 「キラービー 殺人蜂大襲来」というタイトルを見て B 級を通り越して C 級な匂いを感じていたのだけれど、まあ見てみようということで見たのだった。意外と B 級くらいではあって、そこそこ面白かった。

 フランスの海岸近くの小さな町というか村というような感じの地域。市長だか町長だかがあたらしくなって、自然環境に配慮した街作りを主張したらしい。エコな街を目指しますみたいな。

 一方でかつて研究者だった養蜂家が毛嫌いされて疎まれているらしい様子があったりで、よくわからない構図ではある。つまり映画的にはこうあるべきという対立構図のためというような。

 で、はじめは海岸で海水浴客が死亡する。口内に蜂に刺されたらしき跡がある。自動車事故が起きる。単なる事故と思っていたけれど、あとになってよくよく見ると蜂に刺された跡がある。そんなこんなでどうやら蜂の被害が続出しているのでは、という疑いを持つ人がでてくる。

 養蜂家のところではミツバチがいなくなってしまった。近くにスズメバチの巣があり、それを駆除したのだが(といってもダンボール箱に入れただけ)映像的にはスズメバチなのかミツバチなのかがその箱を食い破っているらしい映像も。その後ミツバチがいなくなる。養蜂家が蜂を分けた別の養蜂家でもミツバチが消える事態が発生。しだいに、ミツバチに襲われるという事案が明白になってくる。

 市長だかの依頼でやってきた専門家というのは研究者だった養蜂家のかつての同僚で、研究を盗んだということらしく対立する。これはよくある群れが消えてしまう現象なので、携帯電話の伝播を遮断すれば戻ってきますよという。

 養蜂家と事態をいち早く察知して意見していた医師とが調査に乗り出すが、携帯電話が使えなくなって危機にあっても連絡がとれない。中止するようにと進言していた祭りをはじめてしまい、そこにミツバチの集団が襲いかかると。

 お約束の自分の名声ばかりで本質を見ようとしない役人と、目立ちたいだけの専門家。それに立ち向かう真摯な弱者といった構図がありありなのだけれど、まあ見ていて悪くはないのだった。人を襲うのはミツバチなのだけれど、なぜそのような変異をしたのかというあたりがわからないまま残り 5 分くらいまでいく。で、あっというまに解決されて終わってしまう。というあたりはなんとも拍子抜けの感じが強く残ってしまう。

 全体としたら悪くないのだけれど、いまひとつ詰めが甘いのかなあという出来。お安く作った長時間テレビ映画といったところか。にしてもラストはやはり手を抜きすぎているようにも。

 なにより原題が「Panique!」では直接すぎるような。いっそ邦題くらいのほうがまだドキドキさせてくれてよいようにも。

B0041RQP2Uキラー・ビー ~殺人蜂大襲来~ [DVD]
ケンメディア 2010-11-25

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