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少々早すぎるけれど、アプリの現状を振り返ってみる

 今年を振り返るにはまだまだ早すぎるのだけれど、ちょっと区切りがつくのでここでひとつ。といっても Android アプリ制作のお話。

 先日 4 つめとなった「K算しようぜ!」(計算、あらため)を公開して、まあ、それは順調に低調なのだけれど。いや、総じて低調なのだけれど、それは宣伝してないし、宣伝するほどの余裕もないしということで。で、現状を確認してみる。

 はじめにだした「点とび虫」。古い ASCII に掲載されていた N-BASIC ゲーム「点取り虫ゲーム」を再現したものなのだけれど、さすがに同じ名前をつけるのは忍びなかったので少し変えてみたのだった。現在もインストールされているという数字は 12 程度で、多少の増減はあるもののこのあたりで落ち着いている。ただ、唯一早くから海外でもインストールされていたらしく、一時は半分ほどは海外だった。今は少し減ってしまった。

 次に「あみだ Wars」などというちょっと強気な名前であみだくじを公開したのだった。こちらはずっと伸び悩み。まあ、あみだくじなんていつも必要というわけでもないし、まして Google Play を見ていてもすでに人気のあみだくじアプリは多数あって、必要な人はそれらを使っているわけなのでもあり。参加者が棒を追加できるようにしてみたので、それなりに結果の不明さが面白いかなあとは思っているものの、まあ知られないことにはどうしようもない。ところが、最近になって G+ が一番増えているのはこれだったりする。先日はいよいよフランスデビューしたらしい。

 三つ目は「お天気屋さん予報」という、もうネタでしかないアプリ。実用性は皆無といってよく、正直これはそういうこと(テレビの天気予報でやっている、お天気マークを画面に配置したりするという操作)をやってみたくて作っただけというもの。ゆえにインストール数など少なくて当然なのだけれど、なぜかこのところ増えていて今では一番多くなっている(といっても 20 もないけれど)。「台風来ているからねw」とか言われたけれど、まあそんなはずもなく。謎である。

 そして四つ目が「K算しようぜ!」。カードゲームの一人遊び「計算(Calculation)」というのがあって、それをアプリにしてみたのだった。ゲームの目的としてはクロンダイク(Windows でいうソリティア)とかほかのひとり遊びでもよくある数上がり列を作って言って、最後に K を置くと完成というもの。ただ、「計算」の場合はちょっと違ってそれぞれの列で並びが異なってくる。

 A,2,3,4 の四枚があらかじめ置かれた台札の上にカードを集めていくのだけれど、A の上には 2, 3, 4 のように +1 したカードを、2 の上には 4, 6, 8 のように +2 したカードをというようになっている。次に出せる数を計算していくというのもちょっと斬新。クロンダイクとかではくずさらい(くず札を再利用する)は無限にできたりするのだけれど、「計算」ではそれはない。くず札の山は 4 つ用意されていてそこに積み上げるだけ。山の一番上(天)のカードだけは有効で台札につけることができる。あとはめくった手札。

 ただただはじめるとまったくといっていいほど成功できない。たまに運よく成功するだけ。ところがプロの手によると 8 割りくらいは成功できるのだとか。それがこの「計算」の奥深さかもしれない。そのあたりの詳細はまたいずれちょっと書いておこうかとは思う。ひとまずは「 K はひとところにまとめよ」ということだけは覚えておくほうがよいということで。

 現状、「計算」の変形版である「コンピュータ(台札にあらかじめカードを置かない)」と「超人(くず札の山が 3 つ)」もできるようにして 1.0.2 として公開。一部使い勝手の悪いところなどを修正中で、それとあわせてもうひとつ変形版を追加したものを公開しようと思っているところ。

 まあ、ひまつぶしにはちょうどよいくらいの時間かと思うのでよろしければ、ぜひ。あるいは子供の計算練習になんて需要もあるいはあるのだろうか? ないか。

 [ qublilabo - Google Play の Android アプリ ]

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