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瓦が一枚、瓦が344枚

 [ 信濃毎日新聞[信毎web] 県内の校名刻む薬師寺瓦344枚 修理の東塔から発見 ]

 昨日の時点でニュースを聞いていてもいまひとつしっくりこなかったのは、長野県関係以外の有無やその比率がはっきりと伝えられなかったから。きょうになってようやく 5000 枚近い記名瓦があったものの、長野県関係のまとまった数というのは突出していたということらしく、ようやく少し納得する。しかし、他県にはそうした依頼をしなかったのか、したとしてそれがここまでまとまっていなかったのか、というあたりをもう少し詳しく知りたいところではある。

 もっとも、長野県の生徒さんは熱心だというお寺の方の声は、まあお世辞半分と受け止めるべきで、実際昨今では修学旅行も沖縄だのに行く例が増えている。当時としては京都・奈良は特別な土地であったろうし、なによりも信濃教育会の存在というのはきっと全国的にも異例だったのかもしれない。

 かつて教育県と讃えられた時代の背景には信濃教育会の存在が大きく関係していたけれど、昨今はその存在も薄れているし、近年警察沙汰になる教育関係者の数も増大する一方で、もはやかつてのような隆盛はなくなってしまった。

 これを機会にもう一度しっかりした教育体制にするべく努力して欲しいものだなあと。

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