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そしてふたたび沈黙のジャア

 一時期復活したかに見えた炊飯器の内蔵電池。感心したのもつかの間、ふたたび沈黙してしまった。まあ、そもそも充電池でもないのに復活するはずもなく、どのような事情であったのかは定かではないけれど、仕方ないことなのだなと。

 ことによるとあまりの暑さで活性化したとかなのだろうか? とにかく今ではコンセントからケーブルを抜けばほどなく液晶画面は消えてしまうようになったのだった。基本的に予約炊飯はしてないので特に不便があるというわけではないのだけれど、あえていえば本来的に時計として重宝していたというのはあったのだった。お勝手にほかに時計はないので。

 広い家というわけではないので、それもまたさほどのことではないのでそのうちにそういう環境になれてしまうだろうなとも。

 とはいえ、そうともなるとそろそろ炊飯器本体としての寿命というものにも注意すべき時期なのかもしれないなあと。使い切ってしまった電池を取り出せるでもなくそのままというのは、正直あまりよい状況とはいえないので。もう 5 年くらいは使えるとよいのだがなあ。

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「あなたへ」

 ちょっと時間が空いたけれどようやく何度かにわけて映画「あなたへ」を見た。うーむ。NHK の「プロフェッショナル」だかで撮影中に密着していた番組がまずまず良かったので期待が大きすぎたのか、やや微妙な感じが残ってしまった。

 亡き妻があえて生まれ故郷の郵便局留めで遺言となる手紙を投函してもらうという手段をとっており、目の前に見せられつつもその場で受け取れないという状況が発生すると。すぐに受け取った一通には故郷の海に散骨して欲しいとだけ書かれていると。局留めの手紙を受け取るためには預かり期間内にいかなくてはならないということで、改造したキャンピングカーで長崎まで出かけると。

 そうして亡き妻の意思を想像して散骨も済ませてという、まあ映画なのだけれど、それで? という感じにもなってしまう。なぜだろう。

 ひとつにはテレビ放送のためにカットされていたとしたら、そのために部分的に意味の取りづらいところがあったのかもということ。

 たとえば故郷に到着してふらふらと歩き回っていてふと見つけた写真館らしきところに飾られた写真を見つめるシーンがあって、なぜそこへふらふら行ったのかがわからない。本当にたまたま出くわしたということだったのかどうなのか。

 ところが先の「プロフェッショナル」を思い出すと、これは必然というか探していたというような状況だったように記憶しているのだけれど違ったろうか。たまたまとしてもちょっと唐突にすぎるような印象も拭えない。

 受け取ったという手紙についても特に描かれることがなく、最後の最後で「さようなら」としか書かれていなかったと告げたりするのだけれど、それがわからないとその後の心の動きが見えてこない。受け取ったものの、「さよなら」だけでは一体亡き妻が何を伝えたかったのだろうと煩悶する意味が見えてこない。

 たまたま寄った食堂の奥さんが、実はもしも舟に困ったらこの人を訪ねるようにと教えられた人物の奥さんであると、なぜかわかってしまうのも勘がよすぎるようにも感じてしまうし。

 伝えたい雰囲気はわかるし、なかなかぐっと来るものを秘めた物語とは思うのだけれど、どうもそれらが思念的にしか描かれていないのでイメージで終わっているような印象がするわけなのだった。

 亡き妻とのなれそめだけでも十分に成り立つような物語だっただけに、ある意味それ以外が余計に過ぎたのではないかという風にも思ってしまうのだった。ちょっともったいない感じかなあと。

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東宝 2013-03-22

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OpenGL ES はじめました

 なんとなく難しそうな気配だけを感じていて手を出さずにいた OpenGL ES 。ようやく使いはじめてみたらいろいろ便利で、もっと早くにはじめてもよかったのかと思っていたり。もっとも、その理由の多くはフレームワークによって手軽に使えるようになっているから、というところによるのだけれど。

 これまではタブレットであるとか Nexus7 とかの高解像度端末だと画像が粗くなるのを避けようと、画像ファイルが巨大になってしまっていたのだけれど、OpenGL ES 使ってやるとある程度の解像度の画像であればあまり影響を感じない程度になってくれるみたい。という印象が。程度の問題かとも思うけれど。

 なによりもその表示の大きさであったりを微妙に調整できたりというのがなんともうれしい。Canvas 使っている分にはそういうこともなく(知らないだけかもしれないけれど)。テスト表示させつつ微調整ができるというのはなんともうれしい。使いまわしているがゆえともいえるのだけれど。

 Android は 4.3 がでて、OpenGL ES も 3 に対応とかいうのだけれど、例の「A to Z」本が教科書なのでまだようやく 1.1 (1.0だった?)。それでも今のところは十分すぎるほど魅力的。きっと慣れてくると不満とかでてくるのかもしれないけれど、まあそこまでいくほど技術が伴わないので現状問題なしと。

 フレームワーク様様。

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「精霊の守り人」(アニメ)

 「精霊の守り人」のアニメを見た。小説のほうは「十二国記」と並んで評判のよいことは随分と前から知ってはいたのだけれど、なんとなくこの手は好みではないかという感触もあって手を出してないままだったのだった。「十二国記」のほうはアニメになっているのも知っていたけれど、こちらはそれも知らなかった。

 で、「十二国記」もアニメを最近見たのだけれど、なかなか面白いと思った。これならば小説も読んでみてよいかもしれないと(問題は名前が難しかったり、読みにくかったりかもしれない)。ということもあったので、「精霊の守り人」もまずは見てみようかというくらいで見始めたのだった。

 物語そのものは日本とも中国ともつかぬ架空の世界ということらしいけれど、どちらかというと日本的などこかという印象が強いので(悪までもアニメの表現としてかもしれないけれど)、違和感もあまりなく。いや、むしろそれゆえに違和感を覚えるといってもいいのかもしれないけれど。てっきり日本のやや古い時代かと思っていたら違った、といった風に。

 精霊の卵を産み付けられてしまったらしい王子を亡き者にしようと王みずからが手を下そうとするのだが、度々邪魔にあったりでうまくいかない。王妃はたとえどんなことがあってもわが子を守りたいということから、たまたま王子の危機を救ってくれた女用心棒バルサに密かに王子を託すと。それを王配下の精鋭部隊が追いかける。というのが冒頭から中盤あたりの物語の主軸。

 やがてそれがどうもこの世界を維持するために定期的に行われるある仕組みのために不可欠のことらしいとわかってくると。さらには兄王子が不慮の死を遂げてしまうために、一度は命を奪おうとやっきになっていた弟王子の行方をさらに執拗に捜すようになると。

 しかし、王の側もやがてその卵が重要な意味を持つことに気づいて女用心棒と手を組んで事態の収束のために動き出すというのが終盤。結末は、まあ予定されたところに落ち着くよりない。

 面白かったとはいえ、全般にはやや間延びした印象もあって、その割りに結末は案外あっさりだったりというのもあり、いささかの物足りなさのようなものもなくはない。まあ、そんな欲を言わなければ十二分に楽しめる作品なのだなあと。

 何よりもバルサの声をあてた声優さんの声が素敵で。別に女を捨てたわけではないけれどといういわく付の女用心棒の雰囲気を文句なく演じてくれていて実にほれぼれする。

 たしか「守り人」シリーズとして他にもあったはずなので、それらをアニメ化するという予定はないのだろうかとも。いや、これならば小説を読んでみるのも楽しそうだとも思うので、いずれ読んでみたいものだなあと。


#アニメの雰囲気にどうも既視感があると思ったら、SACの人だったというのも興味深い。

 なんで横向きなんだ?

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ジェネオン・ユニバーサル 2012-11-20

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上橋 菜穂子
新潮社 2007-03-28

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朝からサブチャンネル

謎のサブチャンネル番組表


 朝テレビをつけたらサブチャンネルがあるので何かと思ったのだった。NHK でおはよう日本をつけたところ画面情報として「480i」の表示。朝からサブチャンネル? 新聞でテレビ欄を見てもそれらしいことはでていないし、大きな地震があったとしてもサブチャンネルとかではなくて番組そのものを切り替えてしまうので、このようなことをするはずもなく。なにかスポーツ中継のようなものでもあったのかと思ったけれど、その気配もなし。

 写真は少しわかりにくいかもしれないけれど、06:30 から 07:00 にかけての「おはよう日本」の右側に細く縦長の茶色っぽい帯があるけれど、それがサブチャンネルで今そこに合わせている。で、番組は「イタリア世界遺産」。うーむ。

 この番組自体についてはおそらくその前からのサブチャンネルの時間が中途半端に残ってしまったので穴埋め用に流しているという番組かと思われる。そういうことはよくあるので。ただ、そもそものサブチャンネルで放送していた番組がなんなのかがまるっきり分からないので謎だなあと。サブチャンネルを使うような必然性がまったくわからないので。野球中継をする夜などにはニュース時間帯にもサブチャンネルで野球中継するといった運用をよくしている NHK なのだけれど、朝からそういうことでもないし、実際スポーツ中継しているという予定もなかったようだし。

 もっともサブチャンネルの用事が終わったら通常に戻せばよさそうな感じだけれど、技術的にあるいは運用的に一時間単位で処理しないと面倒とかいう事情があるいはあるのかもしれない。ただ、それでも一体なにを放送していたのだろうなあという興味が。

 謎だなあ。試験放送だったのかしらん。まさかなあ。

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「法律で固く禁じられております」

 アニメ放送が少ないのもあって、 GyaO! での配信を便利に利用しているわたし。もちろん、アニメに限ったわけではなく海外ドラマやら映画やら。

 で、今回たまたま見ていた「セキレイ」というアニメの続編が始まったので見てみたら、なにやら様子が違っていてちょっと考えたのだった。アニメとしての内容はまあなんというかなのだけれど、見初めてしまうとつい続けてみてしまうというところで。

 続編の「セキレイ ~Pure Engagement~」というもので、この冒頭部分に以下のようなテロップが流れているのだった。

最近インターネット上での不正な利用が多発しております。番組の画像や映像を権利者の許諾なくインターネット上を通じて配信、配布したりすることは法律で固く禁じられておりますのでご注意下さい。

 少なくとも前の作品にはなかったし、GyaO! におけるほかの作品でも見たことがないし、現状でも他では見ていない。確かに Youtube とか見ると「進撃の巨人」であるとか「レイルガンS」であるとかも、なぜアップされているのだ? というような内容をうかがわせる動画(テレビ放送を録画したのだろうなという)が多数あったりするのだけれど、そうしたいかにもなものは罰せられてもしかたないのかと思いつつ、ではキャプチャした静止画をブログとかにアップするのも違法なのかというと、どうなのだろうと。(それともその程度は許容するという意味合いのつもりなのだろうか)

 もちろん内容がまるっきりわかるような紙芝居的に大量に使うとかだったら問題はあるかもしれない。そうでないならそれは許容範囲なのではないかなあとも思うが本当の意味で法的に問題があるのかどうかは知らない。

 ただ、そうした画像をアップすることも違法行為だとしたら本当になにもできなくなるんじゃなかろうかという不信も生まれてしまうのではないかなあと。

 テレビ番組のキャプチャをブログとかに貼って何かを書くことも違法だとしたら、どうやってその実態を示せばよいのかというのはある。

 もしも本当にそうした行為を禁じたいのであれば、まずはネット配信なんてしないほうがいいだろうし、はては DVD やブルーレイディスクにするようなこともしないほうがよいのだろうし(解除する奴は解除するわけで)、さらにはそもそもテレビ放送もしないほうが安全なんじゃないのかという極論にまで達してしまいかねないようにも。

 ま、それは極端としても、せめてテレビでの放送にとどめておくならよしとして、あえてテロップをいれてまでネット配信することの意味というのは果たしてあるんだろうかと思ってしまったりもする。

 実際のところ法的にはどうなのだろうなあ。

#ということで本当は当該画像をキャプチャしておいたけれど怖いので貼るのはやめた。

#配布じゃないからいいのかしらん? といっても貼り付けたおいたら誰でもそれをコピーだってできるので、似たようなものではあるのだけれど。解釈の問題?

追記:
 ひとつ付け加えておくと、当該動画は無料配信されているもの。

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期待とは少し違っていたこころ旅

 NHK BS で放送している「日本縦断 こころ旅」とかいう番組が長野県にきた、ということでここ二週間ほど夕方の地域ニュースの時間でダイジェストを放送していたのだった。火野正平さんが自転車で走っているということでちょっと気にはなっていたけれど BS なので見られないなあと思っていたのでほぼ見た。

 が、ちょっと期待はずれというかなんというか。番組の趣旨としては悪くないし、番組そのものも悪くはないのだけれど。つまり、なぜ自転車で走らなくてはならないのか? というところがまったく意味をなさないような感じがしてしまうからなのだった。

 てっきり全行程を自転車で走って回っているのだとばかり思っていた。なにしろスタッフ 4 人が自転車で併走している。さらには撮影車両もあるようではあるし、カメラも別にまだあってそれらの一行の様子を撮影してもいる。にも関わらず、走っているのは視聴者から送られた思い出の場所までの 10 - 20 km 弱の行程だけなのだった。

 長野市では茶臼山の恐竜公園ということで、行程は城山公園から恐竜公演までのおよそ 17km ということだった。翌日は列車で飯山駅まで輪行し、飯山駅から野沢温泉のとある峠までの 13km あまりだった。さらに翌日は列車とバスを乗り継いで(とあった)上田駅まで行き、そこから御牧原までのこれもまた 10 数キロほどだった。そして次は野辺山のとある岩だかのある場所ということで小海線に乗ってなぜか佐久広瀬駅で下車してそこから自転車で 10 km あまりを走ったと。

 だいたいほぼ 10km ちょっとを走るようにコース設定してそこだけをわざわざ自転車で走っているらしい。視聴者からの頼りでは別にすべての人が自転車で訪れたというわけではもちろんない。大半が車でということだろうし、公共の交通機関を利用してということもあるかもしれない。

 なぜ、その身近な区間だけ自転車で走らなくてはいけないのだろうかと。どうせ走るなら全行程を自転車で走って巡ればよいのにと。

 火野さんの年齢的なことや体力的なこともあるのかもしれない。自分だってもはやそうそう長距離を走れる自信などない。それでも番組としてせっかくやっているのだから、そしてなにより時間に余裕もあるのろうから(といっては失礼かしら)全面的に自転車で訪ね回るという形でもよいのではないかなと思っていたので。というか、そうでなければむしろ自転車を使う意味がないのではというふうにも思ったので。

 もちろん自転車を現地での移動手段として持っていって観光を楽しむというスタイルはある。だから全面的にこれが悪いとかいうわけではないのだけれど、ではなぜその部分だけ自転車で走らなくてはならないのかというところが不自然に感じてしまうのだった。

 視聴者の方が自転車でそこへ行ったというのであれば、それを再現するという意味はあると思う。車で行ったというのなら車でもいいのではないかと。逆に歩いたというのであれば歩いてみるというのが、より体感できる企画なのではないかなと。

 なぜこんな中途半端なことになってしまっているのだろうかと少し残念に思ってしまったのだった。自分がかつて走っていたから余計にそう感じるだけなのかもしれないけれど。

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コンパクトデジカメのマクロ撮影はなかなかに辛いと実感するなど

蜂アップ

 コンパクトデジカメで撮影していたらたまたま蜂がきたようなので、なんとか粘ってマクロ撮影。しかし、オートフォーカスというのは便利な反面非常に融通が利かない。ピントを勝手に合わせてしまうのだけれど、かなりのマクロなのでわずかに違うところにピントを合わせられてしまうと、肝心の部分がぶれてしまう。「いや、そこじゃないだろう」と思いつつあれこれやる。

 仕様的には寄れると思う距離なのにどうあってもピントが合わないとかもあって、最終的にはデジタルズームも使ってある程度実際の距離を置くようにして、さらにはそれと同じくらいの距離でもっとピントを合わせやすい別の場所でピントを合わせてから蜂のいるところにカメラを持ってくるといった非常に面倒なことをしたり。その間にも蜂は次から次へと花を替えてしまう。

 そうこうしてようやく何枚か撮影したうちの一枚がはじめのもの。いまひとつシャープさにはかけるけれどまずまずかと思うことに。下がさほど寄らずに撮ったものなので違いがわかるかどうか。

 ところでこの蜂はなんという種類なのだろう。

 こういう状況に出会ってしまうと、やはりデジタル一眼あたりも欲しくなってしまうというものだなあ。ピントあわせを自分でしたい! というかもう少しかしこくなってくれ~。(十分に賢いのはわかった上で)

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第一容疑者

 なにやら GyaO! で週末イッキ見などという企画をはじめたということで、そのひとつが「第一容疑者」だったので頑張って見た。いや、以前全部ではないと思うのだけれど見たことはあるので、恐らくというはじめの二作(前後編なので都合四作)を除いてみてみたのだった。

 そもそもグラナダ TV のこのシリーズを知ったのは、早川ミステリ文庫で出ていたリンダ・ラ・プラントの小説「冷たい夜」あたりを読んだことに起因していたのではなかったかと。このロレイン・ペイジの三部作も実にハードでよいのだけれど、そこの解説かなにかで紹介されていて気になっていたのではなかったか。

 恐らくはイギリスに限らないのだろうけれど、いまだ女性が上に立つことを良しとしない男というのは多いもので、そんな男社会の縮図ともいえるような警察組織にあって、警部そして警視として手腕を発揮していくジェイン・テニスンを主人公とした一連のドラマ。本庁から派遣されて捜査の指揮をとり、所轄の刑事を使いこなさなくてはならないと。なじみの刑事を連れて行くこともあるけれど、単身であることもあったり、女であることからいいようにあしらわれたり。所轄の上役からも捜査に邪魔がはいったり。

 事件の解決という点でいうといまひとつ突飛な感じもあって、じっくりと納得のいく結末を見せてもらうというドラマとはいえない感じがあるのは日本のそれとの違いなのかもしれない。アメリカの「クローザー」などともやや違うのか。ただ、警察内部の不正や汚職といった部分があったり、肝心のワルは野放しにされるというような結末が多くて(このあたりは「クローザー」などとも似通う部分)、正直不満も残ってしまうのは、「水戸黄門になれてしまった日本的な感覚ゆえなのかもしれない。

 とはいえシリーズ構成はなかなかおもしろくできていて、テニスンが妊娠中絶をしたという回で扱われる事件は幼児誘拐事件であり、捜査に対して声を荒げるかと思えば、自らの行為(中絶)ということと幼い命との間で複雑な心情をのぞかせてみたりも。

 意外なくらいに奔放な男性遍歴などもでてくるのは謎でもあるけれど、最終話に関してはそれもまた伏線となっていたりでなかなかうまい演出だったりはする。

 なによりテニスンを演じるヘレン・ミレンが素敵。(「サイレンサー」はやめておけばよかったのにと思うけれど)

 作品に関わったリンダ・ラ・プラントが小説にもしていて、少なくともはじめの二作は出ていたはず。その後については未確認。これもまたなかなかにいい味を出しているのでドラマとは違った感じで楽しめる。

 気をつける点としては一話が長いということ。100 分あまりなので気軽に見始めると大変なことになるかも。それが前後編だったりするのだから。そう思うと話の展開が遅いというのはあるかもしれない。また、どの事件もどうもしっくりしない終わり方ばかりのようにも見えてしまう。日本の「相棒」などでも最近はそうした巨悪はどうにもならないという終わり方が増えたように思うので、現実的な解なのかもしれない。


B000M7FT66第一容疑者 DVD-BOX
ハピネット 2007-03-23

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 ああ、絶版。

4151703020第一容疑者 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
リンダ ラ・プラント Lynda La Plante
早川書房 1996-11

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4151703055顔のない少女―第一容疑者〈2〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
リンダ ラ・プラント Lynda La Plante
早川書房 1999-02

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 これまた絶版か・・・

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リンダ ラ・プラント Lynda La Plante
早川書房 1996-01

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Jコミでゼリービーンズ

 [ ふくやまけいこ先生の 『ゼリービーンズ』(全1巻)を無料公開しました - (株)Jコミの中の人 ]

 [ Jコミ | ゼリービーンズ ]

 いきなりふくやまけいこがでてきたので驚くと同時に「ゼリービーンズ」も絶版なのだなあと哀しくも思う。その柔らかな線といい作品にあふれる温かみといい、ふくやまけいこを未だ知らない人にもぜひ読んで欲しい一冊ではあるなあ。

 エリスの天真爛漫さもさることながら、アメリアの大人こどもみたいなところも捨てがたく、何より本オタクというところにもなんだか興味を覚えてしまう。名前の由来となったのがあの消息を絶った飛行家アメリア・イアハートなのも。(いやまあ、この本で知ったのだけれど)

 小品それぞれに味わいがどれも好きなのだけれど、なんといっても最終話となる「アメリア・イアハート」のラストが素敵だ。その後のエリスとアメリアの幸せな姿が想像されるようで。


 本当は「ふくやまジック・ブック」が読みたいところなのだけれど、さすがにあれは無理なのかなあ。

#今となってはお菓子のゼリービーンズもまた新鮮な存在なのかもしれないなあ。

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あの人は今

 およそ 30 年あまり前。NHK ラジオの夜の番組で「青春を生きる」というインタビューを素に構成した番組があった。20 代くらいの若者数人がとりあげられていて、紆余曲折あったそれぞれのこれまでを紹介しつつ、今いかに生き生きと活動されているかといったところを紹介しているのだった。

 その中のひとり、当時仙台市天文台に勤務していた高橋博子さんの放送は今も録音を残してある。当時というのは現在も勤務されているのかどうかを知らないというのと、さすがに年数が経ちすぎているのもあるのでどうであるかはわからないので。

 記憶でどんな内容だったかを思い出すと、高校卒業後に就職はしたものの三日ほどで嫌になって辞めてしまったのだとか。しばらくはもんもんとして何をするでもなかったらしいけれど、ふと天文台を訪ねるうちに心が落ち着いていったらしい。

 そのうちに天文台の仕事を手伝うようになり、結局そのまま勤務できるようになった。プラネタリウムの上映をしたりもしたが、当時もっとも打ち込んでいたのは太陽黒点の観測だった。まだはじめて間もないということで、その当時はまだ蝶の姿は描けていないということだったが、もしも今も継続されているのであれば、立派な蝶が描かれていることなのだろうなと。

 国立天文台だったかで同じく黒点観測で著名な女性がいて、その方を尊敬されているといったような話もされていて、ご当人からも言葉をいただいて恐縮されていたようにも記憶している。

 今も昔も変わるわけではなく、生き様などはたったひとつというわけではなく、ただ、それに出会えるかどうかという点では、必ずしも簡単ではないともいえて、そこが悩ましいところでも。

 十数年前にふと思い出して仙台市天文台を訪ねた。まだ在籍されているのかもわからなかったし、なにより面識があるわけでもなんでもない。在籍の有無を尋ねることもなんとなくはばかられて、結局聞くこともできずに帰ったのだった。評判のよいプラネタリウムの上映は見てきた。さすがによい内容だった。

 夏になると、なんとなくそんなことを思い出して、今、どうされているのだろうと思ってしまう。

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青空の向こう

 [ 【訃報】「青空文庫」の創設者である富田倫生さんが死去 - GIGAZINE ]

 [ 「青空文庫」呼び掛け人・富田倫生さん死去 - ITmedia ニュース ]

 [ 青空文庫呼び掛け人・富田倫生さん死去 - ITmedia eBook USER

 [ 「青空文庫」呼びかけ人の富田倫生氏が死去 -INTERNET Watch ]

 お盆の衝撃のひとつ。お会いしたこともないのだけれど、ちょっとだけ記録にとどめておく。

 昨年、青空文庫のテキストをまとめて繰り返し読む作業を続けていた。ひとつあたり 10 回以上は読んでいたのではないかというくらいに読んだので、部分的には暗記するくらいだった。

 そうしている内に、入力の間違いではないかと思われる箇所をかなりの数見つけたので、問い合わせをさせてもらった。そのいずれにも署名として富田さんのお名前があった。たびたびに渡りご迷惑をおかけすることになったのだけれど、丁寧に確認と応対をしていただいてなるほどと感心したのだった。

 夏のときには入院するので連絡が遅くなるとの返事をいただき、そんな状態なのに申し訳ないことをしたと却って恐縮してしまったのだが、確かにしばらくすぎてから確認をしていただいてご連絡をいただいたのだった。そのときは予定の入院だったのかと、少し安心していたのは、こちらの勝手な推測でしかなかった。

 もろもろあってその後は読むこともなくなってしまったので連絡させていただくこともなくなっていたのだけれど、まさかここへきて訃報を聞くとは思わなかった。

 何度もなんども繰り返し読み返していたこと、またルビ振りなどのために MeCab によるテキスト処理をしていたことなどもあって、人による入力ミス、OCR による変換ミス、そして人には一見判別しがたい OCR の変換ミスといったものも見つけやすい環境だったのだなと、それらを通じて感じたりもしたのだった。

 いくつかについては原本でもその通りということで修正なしとなったが、大半は間違いが確認できたということでその後修正をしていただいた。本当にほんのささやかでしかないけれど、お役に立つことができたのかもしれないなと思うと、訃報がなんとも切なく感じられるのだった。

 もっとも、昨年のように読み込むことは、もうないけれど。お疲れ様でした。

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内向きは無知

 NHK スペシャルで「緒方貞子 戦争が終わらないこの世界で」を見る。41 歳で市川房江に誘われて国連に行くことになり、やがては国連難民高等弁務官として 10 年あまりを勤め、数々の事態に異例の対処をし、多くの人々の心にその名を刻んでいる緒方貞子さん。生い立ちやいくつかの事例をドラマとインタビューとで構成した番組。

 すべての人の数々の意見を十分に聞いたうえで、最終的に自らが決断を下す。「わたしが決めるしかないんだから。トップというのはそういうもの」と。近頃の決められないトップへの批判もチラリと見せる。

 クルド難民への対処が冒頭で取り上げられた。彼らは自国を出ることができずとどまっている以上 UNHCR の定義する難民ではない。それを支援すると今度面倒なことになる。といった意見にも、「ルールを守ることが重要なのではない。命の危機にさらされている人々を救うことがわたしたちの仕事なのだ」と。

 「前例がないから」といっては新しいこと、画期的なことから目を背け、旧態然としたぬるま湯につかってご満悦のトップのいかに多いことか。今ある命を少しでも多く救うことが可能な手段をとるといって、時には軍隊にも協力を求めたり。

 「とにかく行くと決めてしまうのさ。後のことは皆で考えればいい」という父親の言葉。言い訳やマイナスばかり考えて少しも行動できないのはなんとももったいないことだということか。

 ただ、曽祖父に犬養毅を持つとか、いろいろな意味で上流のお嬢様だったのだなと思うと、やはり市井の人間にはなかなかそこまでのチャンスというのはないのかもしれないという思いも。ひがむわけではないし、緒方さん自身それをひけらかすでもないのだけれど、やはりそういう面も否めないところはあるのではなかろうかなどとも思った。

 もちろんだからといって立派な業績を残された方であるという事実にいささかの違いもない。現在は祖国に戻ったかつての難民のなかに、サダコオガタの名を持つ子供があるとか。それほど緒方さんの姿というのは難民に頼もしく、そしてありがたく映っていたのだろうなと。

 ドラマでは緒方さんを斉藤由貴が演じたのだけれど、番組案内で見たときにはいまひとつか? とも思ったものの、実際見ると案外よく似合っていたのではないかと。

 今なお紛争の耐えない世界。紛争をなくすのは無理なのだろうといい、共存する道をさぐるべきなのだろうという言葉が切なくも重い。

追記:

内向きの上に妙な確信を持ってそれを実行しようとすると、押し付けになりますよね。理屈から言えば。

内向きというのは、かなり無知というものにつながってるんじゃないの。違います?

 なぜ日本が戦争に突き進んでいったのかということを取材・研究した成果を論文として書かれていたというのは、番組ではじめて知った。

4006002521満州事変――政策の形成過程 (岩波現代文庫)
緒方 貞子
岩波書店 2011-08-19

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4167741032風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)
森 絵都
文藝春秋 2009-04-10

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なつのくも

夏の雲


 「ぼくのほうが大きいやい」「なんだとー」とか言っていそうである。夏の雲は面白い。

 「なつのそら」(福音館書店)復刊しないかなあ。

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なーんだ

稲の花


 思い切ってアップにしてみた。といっても実際には手持ちのデジカメではなかなか十分なマクロ撮影ができないので、最終的にフォトショップで切り取っただけなのだけれど。

 こうして拡大してみると、実に不思議な形であったり、あるいは色であったり、なかなか興味深いものだなあと。

 案外、分かりやすかったか。

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蝉の成る木

蝉


 もはや蝉が止まれるような木がないというのであればなのだけれど、近頃の君らはどうも不思議だ。なんだかどこでもいいから止まってしまえ、とでもいうような雰囲気がする。

 このくらいの木ならまだしも、電線のガイシに止まっているのはどうなのだ? ほかに木はなかったのか? いや、すぐそこに大きな木もあるじゃないか。向こうにはりんごの木だってたくさんあるぞ。なにをそんなに焦っているのさ。

 と、久々に間近に蝉を見て、ふとそんなことを思ったのだった。ただ、それだけ。

 昔のような蝉時雨という感じもなくなったようにも思うのだけれど。気のせいかしら。

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メモ:「失敗の本質」ほか

 きょうという日に読みたい本をメモ。

 arton さん推薦本。

4122018331失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)
戸部 良一 寺本 義也 鎌田 伸一 杉之尾 孝生 村井 友秀 野中 郁次郎
中央公論社 1991-08

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4582766714昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)
半藤 一利
平凡社 2009-06-11

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 続編が待たれる。

4532167086「東京裁判」を読む
保阪 正康 井上 亮 半藤 一利
日本経済新聞出版社 2009-08-04

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 と思ったら、こんなのは出ているらしい。

4532167523「BC級裁判」を読む
半藤 一利 保阪 正康 秦 郁彦 井上 亮
日本経済新聞出版社 2010-08-03

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海外の互換品は、一見見分けがつかないかも

B005FE7GC6ブラウン シェーバー 網刃・内刃コンビパック ブラック F/C31B
Braun (ブラウン) 2011-10-05

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B008Q5VC08ブラウン シェーバー 網刃・内刃コンビパック 最新版 F/C31B と同一品 F/C590S と互換品 並行輸入品 日本語説明書付
Braun (ブラウン)

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 電気シェーバーでなにか不満といって本体買うのと同じくらいなのではないかという替え刃の価格。それもメーカーとしては一年くらいで交換しろとか言っている。まあ、消耗品商売なのはわかるのだけれど、それにしてもというところ。

 結果、替え刃買うよりも本体ごと買い換えたほうが早いし簡単とばかりに、つぎつぎと本体を買い換えるという現象になったりするのではないかとか。いや、実態として替え刃を購入して継続使用する率というのはどのくらいなのだろう?

 こうなるとネットショップだと安いものがあってうれしいのだけれど、アマゾンを見ていたら並行輸入の同等品というのがあった。パッケージを見ても同じにしか見えないが、本家のパッケージ写真を流用しているのではなく、本当にそういうパッケージらしい。それすらもパクッている? といった状況なのか。

 で、確かに正規品よりも安いのだけれど、レビューを見るとよい評価もあれば、駄目だったという評価もあって正規品よりはやや幅が広い感じがする。価格差を見てもアマゾン価格だとそもそも十分に量販店価格よりもはるかに安いので、ここは無難に正規品のほうが安心かもしれない。

 ということで正規品を購入したのだけれど、まあほどほどに安く入手できたし、品質的にも心配もなくまずまずだったようで。これでもう数年は延命できるということか。次は、本体買い替えかもしれない。

 随分と古い型番だったので、模様替えはされていたけれど、対象製品には残っていたので使えた。それもまたありがたいことで。

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壊滅の序曲

 読んでみたら意外とあっさりだった。時系列のはじめなので基本的には原爆投下の前の物語。といってもそれに触れる部分もあるにはある。

 それにしても、もろもろよく分からない現状で思うのは、登場人物というのは共通しているのだろうか、と。少なくとも夏の花ではあまり固有の名前はでてこない。私、であるし、K であるし、兄であるしといった具合なので。「壊滅の序曲」では固有の名前がしっかりでてきて家族構成的にはなんだか似ているようにも見えるものの、そういう設定で書かれているのかどうかがよく分かっていない。どこぞでしっかりとした解説を読むべきかと思うものの、まだ出来ていないので。

 総じて言えば原爆投下前のこともあって、空襲警報などがでてあたふたとする場面も多いものの、さほど緊迫した展開というわけではない。それゆえに「広島には落ちないんじゃないか」といった雰囲気が広がったところで原爆投下されたという描写が印象的。もちろんそれは原爆投下を予期したわけではなく、通常の爆撃があまりなかったということを受けてのこと。

 物語としてはむしろ家族関係についての物語という印象が強かった。家族、特に兄弟姉妹とその連れ合いや子供といったところを取り巻く様々な確執のようなものが感じられる。実質的に工場を運営している兄。兄嫁はたびたびふいにいなくなってはしばらくたってから、またふいに戻ってきたり。あるいは疎開させるのだかといって代わりに実の妹を呼び寄せて身の回りのことをしろという。しかし、妹は子供を疎開させているので、できればそばにいてやりたいと思っている、などなど。

 兄弟も三人あまりなのかとおもったが、それぞれいろいろで、なにやら不可思議な家族のようにも見えるけれど、まあどこの家族であろうと似たりよったりの部分は隠しもっているのかもしれない。

 三部作としてやはり冒頭を書かなくてはということだったのだとすれば、なんとなく余計にも思えるこの作品の位置づけというのもわかるような。もちろん、そうであるのかは知らないわけだけれど。

 「夏の花」の凄惨な描写を経験したあとでは、やや無関係にも思えるくらいにひっそりした物語ではあるかもしれない。


 そうか、こういう時代か!

B009IYAPIQ壊滅の序曲
原 民喜
2012-09-27

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忘れるということ

 日航機の御巣鷹山事故から 28 年だそうな。「九ちゃん、死んだんだよ」と言われて、なんのこっちゃと思ったのも遠い記憶になってしまった。ニュースを見ていると「事故が忘れられてきているようで辛い」といった遺族の言葉があると紹介しているのだけれど、厳しい言い方かもしれないけれど、それは当然でもあり、そしてまた十分には正しくない。

 直接現場を訪れる人は減っているのかもしれない。直接の遺族、関係者ということであれば高齢者も多いので、数年前から慰霊登山を諦める人も多いと聞き及ぶ。小学生のくらいの子供を連れてという姿も見たけれど、むしろ事故をまったく知らず、どうしてわざわざこんなところに登るのかわからないという子供も少なくないのではないかと。その意味ではむしろ関係者にこそ記憶の風化が起きているということも実態のひとつとしてはあるのではないかと。

 テレビや新聞では毎年そうしたおもだった大きな事故、災害について報じられ、過去の記憶を呼び覚まされる。決して忘れられているとは言えない。もちろん、常日頃から意識している人などは少ないだろうけれど、それは仕方のないこと。人は忘れることで生きていられる。無理して忘れまい、忘れないとすることで苦痛を増す。正しく忘れるということは何よりも大切なことではないかと。

 何を持ってして正しくというのかはいろいろ意見はあるかもしれない。ただ、少なくともその時の時間にしばられて一歩も前に進めないような状況はまさしく正しくないといってよいのではないかと。もちろん、事故直後からしばらくの間はそれもまたやむをえない。けれど一年、二年とそのままで多くの人が日常に戻ってもなお「どうしてみんな忘れてしまうのだ!」と怒りを顕わにするようであれば、それは少し違うのかもしれない。

 記憶にはとどめながらも日常に戻るということは生きていくうえで必要なことであり、人に与えられた生存するための能力でもあるのではないかと。だからこそ忌まわしき記憶はそれとして、けれどそれに日々捕らわれてしまって何もできないような状況は決して正しくはないのではないかと。悲しむのはどこまでも悲しんでよいだろうし、忘れないという思いもずっと持てばよい。

 もしも、それを許さないというのであれば、過去にあった数々の事件、事故を毎日これでもかというくらいに報道しつづけ、すべての人が毎日毎日悲しみにくれてばかりいなくてはいけない日々になってしまう。東日本の震災は? 阪神の震災は? 新潟中越の震災は? 和歌山の豪雨災害は? この頃の秋田・山形での豪雨災害は? 旭岳近辺で起きた高齢者の大遭難事故は? 猛吹雪のなかわが子をかばって死んでいった父親のことは? JR 西日本の列車脱線事故は? 東京大空襲は? 関東大震災は? 過去の富士山噴火は? 日々おきている悲惨な交通事故は? あげればきりのないほど大きな事件・事故は起きてきたわけで、それらすべてを忘れるな、忘れるなと言い続けることは本当に正しいことなのかと。

 喪に服するなというのではないし、何もかもあっさりと忘れてしまえ、というわけでもない。悲しみの深さは人それぞれであるし、悲しむ時間もまた大切だ。忘れられるというのが、なかったことにされるというのであれば、それは問題だけれど、そういうことではない。はっきり言って直接関わっていないことについては忘れられても仕方ない。そうして人は生きていかなくてはならない。

 だから、ことさらに、一様に、「忘れられている」というある種の妄想にとらわれるのは、そろそろやめたほうがよくはないかなと。忘れることを恐れすぎていないかと。正しく忘れるということは、決して罪でもなんでもないのだと理解することからはじめてはどうかなと。

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こっち向いて

そっぽを向くアマガエル


 お山とはいえやはり暑い昨今。お墓には蝉の抜け殻とかトンボとか蛙とか、そして無数の小さな羽虫とかがぶんぶんしていたのだった。

 で、撮影しようとカメラを向けたら、そっぽを向かれてしまった。

 寄れるカメラが欲しいような。

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「73 分 拡大!」

キッチンが走る 73分 拡大! 京都スペシャル


 「73 分 拡大!」。通常時間枠を超えるスペシャル番組ではよくこうした表現がされるのだけれど、なんとなく違和感が。なんとなく += 73 という風に読めてしまうのは自分だけか? 実際は通常 43 分の番組を 73 分に拡大しているということなので、拡大しているのは 30 分なのではある。

 どちらかというと「拡大! 73 分」としてあれば、 73 分に時間が拡大されているのだなと思いやすいような。前者だと通常時間 + 73 分であるかのような印象も持ってしまうような気がする。

 もちろん、「73 分 に 拡大!」とでもなっていれば、前者の並びでもよくわかるし、間違った印象を持つこともない。ただ、後者の場合には拡大されて全体で 73 分以外にはあまり誤認される可能性がないのではないかとも思う。

 まあ、ささいなことなのだけれどね。番組そのものは最近見ないことが多くなってしまったのもあり、途中で見るのをやめてしまったのだけれど。(昔は好きでよく見たのだけれどなあ)

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群流星と散在流星

 近年では日食をきっかけにして比較的天体観測への熱が高まっている様子。NHK 長野放送局では、今年度星空プロジェクトなどといって写真を集めたり星空の紹介をしたり、いろいろやっていたりもする。が、やはりそこはきちんと正しく伝えていただきたいな、という思いも感じたのが今週。

 夏の夜空の見所のようなものを紹介しているコーナーだった。臼田スタードームの方に案内を請うという形で紹介していたのだが、ペルセウス座流星群についてのイメージ画像があまりにもいい加減で、勘違いされてしまうとよろしくないなあと思ったのだった。

 バックのイメージ映像として映されていたのはペルセウス座と周辺の星空。そしてあたりを縦横無尽に飛び交う流れ星。もうまるっきり流星群を無視してしまっている。詳しいところは国立天文台アストロアーツあたりのサイトを見てもらうとして、群流星というのと散在流星の違いということをきちんとわかっていないから、こういう映像を作ってしまうのだろうなと。

 群流星というのは流星の流れた向きを逆にたどっていくとある一点に集中する。それを放射点とか古くは輻射点と言った。その放射点がペルセウス座にあるので、ペルセウス座流星群というわけで、これが白鳥座にあるものを白鳥座流星群と呼ぶし、ふたご座にあればふたご座流星群と呼ぶ。

 地球に見立てた円を描いて、放射点を擬似的にその外側にとり、そこから地表に向けて直線を引いてみればわかることだが、鉛直方向(地表に対して 90 度)では流星は点にしか見えない。まっすぐこちらに向かっているからだ。 一方で放射点から離れるほどその長さは長くなる。

 つまりイメージとはいえ映像化するには、放射点付近ではごく短く、離れるにしたがって長い流星を描くべきなのだ。長大な願い事をしたいのであれば放射点からやや離れたところを見るようにしていれば、長い流星を見る可能性は高いかもしれない。少なくとも放射点付近だけを見ているよりは長いものは見やすい。

 もっとも長いといってもせいぜいが 1 秒程度でしかない。消えるまでに三回唱えるというのはなかなか至難の業なのだ。まして放射点付近だけを見ていたのでは 0.1 秒とかで消えてしまって気がつく暇もないかもしれない。

 まあ、あくまでもイメージだし、そこまで文句をつける必要などないのかもしれないけれど、どうせやるならもう少しとも思うのだった。

 観察したいというのであれば、とにかく開けた明かりのない場所を選ぶこと。ごろりと横になってしまうほうが楽だが、地面は案外冷たい。深夜ともなれば肌寒さを感じることもある。断熱のシートを使うとか、横になれる椅子などを使うと体が楽。

 どこを見るかについては、とにかく流星が見られればいいというのであれば、どこを向いてもよいともいえるけれど、まあ東の中空といったところが無難ではないかと。望遠鏡を見るときのコツとも同じだけれど、できるだけ漫然と見ているほうが全体を見渡せる。

 時間については、実のところ深夜のほうが多く流れる。暗さが十分ではない場所での観察であれば、24 時から 26 時くらいが一定のピークになるはず。

 一番肝心なのは天候で、今年のような異様に暑い夏は夜になると急に雲ってしまう。それが朝まで続くということも多いので、正直難しいかもしれない。FM 観測というのもあるにはあるのだが、家庭でできるというものでもないか。

 極大日は 13 日ではあるものの、前後数日を含めて観測すると、なかなかよい自由研究にもなるのではと。(実際なったので)


 絶版だよねえ。

B000JA0P2Y流星観測ガイドブック―肉眼・写真・電波観測・観測の整理・軌道計算まで (1974年)
日本流星研究会
誠文堂新光社 1974

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Meteorstreamguide


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ロボット(インド映画のほう)

 ふと見たら噂の「ロボット」(インド映画)が GayO! にあがっていたので見た。長い! およそ三時間。まあ、「ラ・ワン」もそのくらいだったから普通なのかもしれない。いや、それを普通と思ってしまうインド映画というのはちょっとおかしいとも思う(褒め言葉として)。

 ロボット研究者の主人公。没頭すると恋人のことも気にならないどころか邪魔にすら思えてしまう。なんとも頼りない感じの助手ふたりと作り上げたロボット「チッティ」はなかなか優秀。しかし、人間を理解するとかいうレベルにはとてもないので、やりすぎたり奇妙なことをしたり。

 とはいえ、難産の出産をリードしてしまうとか、研究者の恋人が受験勉強が間に合わないといえば、自分はあっという間に情報をスキャンできるので、一夜漬けで覚えたことを無線を使って受験中の彼女に伝えるというカンニング。試験関係者が不審に思って訪ねると、カンニングしてると臆面もなく答える始末。

 そのうちに感情を与えてやろうということになるが、気づけば研究者の恋人に熱を上げてしまう始末。あげく、軍へのプレゼンテーションにおいて詩を披露しだすにいたっては契約できるはずもなく、研究者の怒りをかってばらばらに(いや、別の段だったろうか? あまりにいろいろあって記憶があいまい)。

 ロボット研究の偉い人である教授が作るロボットはどうもいまひとつ完成度にかけていた。ロボット「チッティ」を見て嫉妬する。そんな教授がたまたま発見したのが、壊されてゴミ置き場に送られたチッティのかけらたち。復元して悪意を教え込むチップをセットされた新生チッティは悪の限り。自らを増殖させてロボットの王国を作ろうと計画。もちろん、そこにはかの研究者の恋人も引き込んで。

 わたしがロボットの王になるのだ。ロボットの帝国を作るのだ。といった感じで突き進む悪のチッティ。

 長い。で、正直に言うと面白いには面白いが、「ラ・ワン」のような面白さにはやや欠ける。後半まるで「マトリックス」でも見ているかのような映像とかが増えてくるのもやや興ざめ。ぎゅっと短縮して通常の映画サイズ、2時間弱くらいにまとめたらそのほうがよいかもしれない。

 まあ、「ラ・ワン」がすこぶる良かったので、期待しすぎたという面も否めず。及第点ではあると思うので、時間がある人はどうぞ。

B008ICZZD4ロボット [DVD]
角川書店 2012-10-02

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 やっぱり「ラ・ワン」だわ。

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マクザム 2012-11-30

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復活のジャー

 炊飯器の内蔵電池が終わってしまったらしく、コンセントを抜いた状態では液晶表示が消えてしまうようになったのだけれど、実はその後一度炊飯直後に電池が復活していたのだった。考えてみると少し前にも同様のことがあったので、理由はよくわからないものの使えるならよいかということで時間を合わせたら、消えた。

 あー、やはり基本的には駄目なのかと思っていたのだが、ふと思い立って次の炊飯の時に先に時間をあわせておいた。そして炊飯が完了してコンセントから抜いてあるのだが、まだ時計は表示されていて動いている。

 復活した。

 いや、充電池だったというわけではないだろうし、接触がという問題ともあまり思えないし、そもそもすでに 5 年あまりたっているので電池であれば寿命がきてもおかしくはない。それでも、たまたま動作しているのであれば、まあよいかと。それによってなにか危険が差し迫っているという状態でもないとは思うので。

 しかし、謎だ。

#正確にはジャーではなくて、炊飯ジャーだけど、まあジャー機能はあるわけだから、いいじゃないのと。

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一年越しをまだ読んでいないと今日のこの日に反省する

 ちょうど昨年「夏の花」を読み、関連する二作も後日読もうと思いつつ、諸般の事情もあって結局そのまま今日と言う日を迎えてしまった。考えてみると今年はあまり本らしい本を読んでいないのだった。テキストそのものはそれなりの量を読んではいるのだろうけれど、それでもやっぱり少ないというのは否めない。

 主たる要因としては Android アプリ作りに時間をとっているということと、あとは映画とかアニメとかついつい見てしまっているというのがあるのかと。「ガンダム」全話とか、「ボトムズ」全話(現在進行形)とかもあるからなあ。

 ま、それは言い訳。

 壮大な大長編というわけではないのだから、読もうと思えば読めていたはずで、実のところすっかり失念していたというのも理由のひとつ。ということで、さっそくに読みはじめることにしよう。もちろん、青空文庫で。

#昨年は正誤情報を多数やりとりさせてもらったのだが(ご迷惑をおかけしたとも言う)、もはやそういうこともないな。

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点検のけんは見学のけん

 NHK スペシャル「インフラが危ない」を見る。4、5 年くらい前にもかつての経済成長期につくられた道路や橋といった建造物が危なくなってきた、といった内容を放送していたのを思い出す。昨年暮れのトンネル事故を発端として、今年あいついだ事故も受けて、各自治体では国のお達しに従い点検を進めているとか。達成率だけでいえば 8 割り 9 割りという数字らしい。

 しかし、それは本当に大丈夫なのか? ということで、専門家を引き連れて再点検をする試み。初っ端はつり橋事故が起きたという浜松市だったのだけれど、担当者としては問題が見つかるとは思っていないというような発言だった。けれども、現場で見つかる問題の数々に正直生きた心地がしなかったのではないかと。重大な問題につながる危険性もいくつか発見されてしまった。

 土木の専門家が「それは点検ではなくて、単に橋を見にきただけ」と言っていたように、本当の意味で危険性を調べるべく点検を行ったというのではなく、点検をしたという事実だけを積み重ねることが一番大事にされたということなのではないかと。つまり、まあいかにもお役所的な仕事であると。

 もちろん、後段で語られるように、なによりも点検しなくてはならないその数が尋常ではなく、そもそも短期間ですべての点検を終えられるような話ではないこと。専門性をきちんと身につけた人材の不足。割の合わない補修工事は請けたくないという思惑もあっての、評価のゆるさ? 構造上容易には分かりえない問題もあり、点検が一筋縄ではいかないという事情。などなど。

 補修工事を請け負うと大赤字になるという構造の問題。いったん作られたものに対しての作業なので、感嘆には作業できない狭い場所での作業であったり、工法の難しさであったり、そうでなくても費用もかかるはずであるにも関わらず、積算基準にあるのは新規基準の数字。そのために金額は新規工事の金額でしかなく実態に則していない。これでは誰もやりたがらない。

 また、古い資料が残されていないというのもあるらしいが、これははっきりいって論外というくらい基本をないがしろにしているとしか思えない。ひょっとしてピラミッドとかの建造物と同じくらいのものを自分たちは作っているとでも思っているのだろうかと。形あるものはからなずいつか壊れるし、大昔の巨大建造物よりも現代の建造物のほうがはるかにはるかにもろいのは自明のこと。遠からず補修が必要になるのははっきりしているにも関わらず、設計図などが残されていないというのはなんということかと。

 そして、それによって構造をしっかり把握しないままに簡易に(ある意味思い込みで)点検をしておいて、問題ないと判断していた中に、重大な問題がいくつも発見されていく過程には、安穏と暮らしていて本当に大丈夫なのだろうかという不安を感じざるを得ない。

 残念ながら、次からは自治体は協力を拒否する可能性もありそうで、これがどこまで有効に働くのかは未知数。といって道路を走らないとか、橋を渡らないとか、トンネルを通らないとかで生活していけるほど、現代の生活は簡単なものではなくなっているということでもあり。

 国も地方もその実態としては補修よりも新規ばかりに目が向いているような気配でもある。補修よりも新規のほうが楽で儲かるということがある限りは、変化が訪れる様子は伺えないのではないかなと。

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炊飯器の内蔵電池が終わってしまったらしい

 炊飯器の液晶表示が消えてしまった。内蔵の電池が終わってしまったらしい。実のところしばらく前にも消えてしまったことがあって、このときはなぜだかしばらくしたら復活したのだった。が、どうやら今回はいよいよ終わりの様子。

 もちろんコンセントに差し込めば問題なく使える(はず)。炊飯そのものは問題なくできているのだから。ただ、時計が動かないのでタイマー予約して炊飯しようと思えば、都度時間を合わせてからということになる。幸いというか、最近は予約で炊飯することがないので、実用的にはさほど困るわけではない。とはいえ。

 ということで分解禁止とはされているけれど、ちょいとねじを外してみる。が、ほどなくまたそっと閉じた。以前使っていたものを開けたときにはもう少しシンプルな感じだったのだが、今回のものはごそっと保温用のグラスウールやらをまとったものやら基盤やケーブルが見えて、なんとなくこいつは元に戻すのが面倒そうだなと直感がしてしまったので。

 実際にはそうではなかったかもしれないけれど、仮にどこかで失敗して炊飯できなくなってしまうことのほうがもっと面倒なことになるので、たかが予約ができないくらいであれば、そのままでもよいではないかと。

 購入してから 5 年あまりにはなるので(ちょうど 5 年くらいだ)、恐らくはコイン型電池かと思うのだけれど寿命がきてもおかしくはない頃合。そして、三合用の炊飯器としてもそろそろ怪しい頃合ともいえる(過去の例から)。ということで、電池はないままに、ましてメーカーに問い合わせて交換などもってのほかで、このまま使うのが無難であろうなと。

 三合用炊飯器はほとんど選択肢がないといってもいいので、次に買うときにはさてどうなるだろう。販売している店も前回とは違い、少なくなってしまった。そしてそもそもの扱いが少ない。まあ、いざとなれば鍋を使ってガスで炊くという手もあるのではあるけれど。なんだかんだといっても基本電気は安いというのがあるので。

 交換するよりも買い替えてもらったほうがメーカーとしてはよいのだろうけれど、寿命があると分かりきっている電池の交換くらい、簡単にできるような構造であったらよいのにと思うのは、単なる貧乏人かしら。

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絶滅危惧 VHS を考える(つづき)

 VHS 再生機器をあらたに用意しようとしてもほとんど選択肢がないか、まもなく入手不可になるのではないかという状況だったことを昨日メモしたのだけれど、バッファローとかの廉価な HDD レコーダーに移せたら便利だなあなどと思って調べてみたものの駄目だった。

 そもそもそれらは廉価というだけあってごくシンプルな機能に限定されているわけで、チューナーでの録画にしか対応していない。それをビデオ出力でモニターにというのはあっても、ビデオ入力を持っていて録画するといったことにまでは対応していないのだった。大きさといい値段といい、そしてなによりもあまり余計なものを持たなくてよいという意味でも便利かと思ったけれど駄目だった。

 いや、それよりもまずは再生環境の確認ということで、手持ちの SONY レコーダーを確認。VHS テープの再生はきちんとしているらしいが、なぜか画面になにも映らない。いろいろ見ても駄目で、おかしいなと思いつつあらためて背面のケーブル端子を見ていてようやくわかった。ビデオ入力端子にケーブルがさしてある。

 入出力それぞれにさしてあれば何の問題もないのだけれど、手持ちがないのと不便がなかったのもあって一本を使いまわしていたのだった。そして、随分と前(多分昨年の今頃から秋口くらい)に、テレビのモニター出力による録画を試していたことがあって、そのために入力に差し替えてあったのだった。

 ちなみにそれはテレビ側の映像を出力する機能で、それをビデオレコーダーの入力端子につないで VHS に録画できるということを確認したのだった。デジタルチューナーを持ったレコーダーがなかったので、以前そんなことを試していたのだった。

 ということで接続を替えたら問題なく再生できることが確認できた。これでなんとか再生環境は残っているということに。

 例の DX のレコーダーが 25000 円くらいで販売されているのはわかったので、これを買えば一番楽ではある。あるいは、VHS は対応してないけれど通常の DVD や BluRay のレコーダー(HDD レコーダー)を買って、ビデオとつないでダビングするという手もなくはない。後者のほうが後々使い勝手はよいかもしれない。ただ、出費はかなり増える。

 PC でと思えばケーブルだけなので 3000 円弱くらい。反面、取り込みや DVD への書き込みなどの手間はすべて手作業ということになるので煩雑ではある。

 そしてなによりも、はたしてそれらを見るのかという問題が。これが一番大きな問題といえば問題。とはいえ、そのまま葬り去るのもなんとも惜しいようにも。まあ、永久的に残すわけでもないし、またそうしたとしても始まらないことだと思えば、これを機会に消えていくのもまたよしと考えるべきなのか。

 もうしばらく考えてみる。

B007Z9JMHGDXアンテナ 地上デジタルチューナー内蔵ビデオ一体型DVDレコーダー DXR160V
DXアンテナ 2012-05-08

by G-Tools
B00428BF1YI-O DATA USB接続ビデオキャプチャー GV-USB2
アイ・オー・データ 2010-09-30

by G-Tools
B0038KXV8CBUFFALO モニターモード搭載 USB用ビデオキャプチャー PC-SDVD/U2G
バッファロー 2010-03-19

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VHS 関係機器が絶滅危惧種になっていた

 DVD、VHS 対応の HDD レコーダーで、VHS テープの再生がどうやらできなくなってしまっているらしく、それならばと再生専用機でよいのでとホームセンターを訪ねてみたら、ない。みな、DVD はついていても VHS は非対応。

 それならばと amazon を探してみても、中古品はあるにはあるが、かつてよく見かけた再生専用で一万円を切るくらいのものというのはまったく見かけない。価格ドットコムではどうかと見ても、もはや開店休業みたいな状況。どうやら、時代はとっくに移り変わってしまい、VHS 不毛の時代になっていた様子。

 かろうじて昨年あたりに出たらしいおなじみ DX ブランドの三位一体型のレコーダーの案内を見つけたものの、それすらもはや危ういのではないか。そもそも録画までは不要なので、再生さえできればということなのだけれど。

 いつのまにやら VHS ビデオテープを取り巻く環境がお寒くなってしまっている。大事に抱え込んでいたビデオテープとか再生できなくなる時代はもう既にやってきているということなのかと。

 といって、では DVD にすればよいのかというとそうでもないのもまた事実で、時代は BluRay だったりもはやディスクですらないとかいろいろ。まして 8mm ビデオなんてどうするのだと?

 うーむ、いっそ可能性を探ろうとすれば、むしろ PC 用の機械としての VHS 再生機なのか。PC に取り込んで DVD や BluRay に出来ますよとうたう機器があれば、それくらいしか可能性がないのかもしれない。(しかし、見つかるのはケーブルばかり。やはりもう無理なのか・・・)

 うっかりしている間に時代はとんでもなく変化していたと今更ながらに感じているところ。うーむ。

 このあたりがぎりぎり。いずれ、これも消滅だろうなあ。

B007Z9JMHGDXアンテナ 地上デジタルチューナー内蔵ビデオ一体型DVDレコーダー DXR160V
DXアンテナ 2012-05-08

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bottomsではなくvotomsらしい

 [ 装甲騎兵ボトムズ特集 | 無料動画 GyaO![ギャオ] ]

 実のところ当時一度も見ていないのだったと記憶している。やっていたのは知っているし、たぶんこちらでも放送はあったと思うのだけれど、なぜか見ていなかった。しかし、50 話を超えるほど長かったというのは知らなかった。

 話題になった作品でもあるし、この機会に見ておこうかとは思うが、さすがに長いのでちょっと疲れそうか。

 ところでこの頃から GyaO! の配信動画が Flash タイプに変更になりつつあって、これがちょっと不便だったりする。本編の前後に CM が入ったりするわけだけれど、ときどきこの CM のところで固まってしまって二進も三進もいかなくなる。画像のはじめだけ表示されているが動くこともなく、あるいは音声だけは再生されたりされなかったりで、ずれずれになってしまったり。

 ずれてしまったおかしな再生くらいなら我慢できるのだけれど、そのまま固まってしまって本編にはいってくれない。やむなくリロードすると再び CM からはじまり、同様に固まる。CM のスキップはできないのでどうにも本編にはいれない。

 こうしたことが Flash になってから頻発。あるいはそれは自分の環境に特有のものなのかもしれないけれど、いぜん Silverlight だったときには(今も一部は残っている)そういうことだけはなかったので、なんとも不便だ。さっぱり本編に入れないときなどは見る気そのものがうせてしまう。

 Flash 採用の理由として画面の最大化ができるとかをあげているのだけれど、もともと小さなストリーミング映像なので、なにも画面一杯に広げなくても構わないし、むしろそんな粗い画面にしてもはじまらない。Windows8 や Android では最大化しての再生が標準になっていることもあって、そういう対応になってきたという背景もあるのだろうけれど、どうにもよろしくない。うれしくない。できれば元に戻して欲しいくらい。

 メリットとしたら再生中は省電力設定によりスクリーンが消されることがないということくらい。以前は、ときおりマウスを動かしたりしないと画面が真っ暗になって音声だけということがたまにあった。

 不便な点をもうひとつあげれば、CM は音声最大なのに、本編は毎回音声半分で再生がはじまること。テレビでだって CM 中の音声は特別大きいわけではないが、大きく感じられるだけだという議論があったくらいなのに、明らかに CM の音声を本編標準の倍に固定されているのはよろしくない。

 せめて、本編の音量を記憶しておいて継続するくらいのことはしてほしい。CM だけ大音量で聞かせておいて(しかも前出のように時にハングアップしておきながら)、本編では急激に音量が下がって場合によっては何を言っているのかわからない、などということもしばしば。これはいささか公平性に欠けるような気がするのだけれど。まあ、無料なのだから文句を言うなという声はあるのかもしれないけれど。

 ま、とりあえず、懐かしい人もそうでない人も、よろしければこの機会にということで。

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