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スイッチスイッチ

 「夢の扉+」でキネクトを使ったスイッチの話。病気や障害で体の自由がきかずに意思表示などが十分に行えない人のサポートをするためにキネクトを利用したということで、体のわずかな動きをスイッチに設定して使えるようにしたという。

 たとえば指先のわずかな動き、首の傾き、顔の動き、目を閉じるなどなど。ほんのわずかな動きしか出来なくなってしまった人でもかなり可能性を秘めた技術。

 何気なくみていたら最後に登場したのは千曲の稲荷山養護学校の子だった。唇をわずかに動かすことしかできなくて、それで「はい」「いいえ」を使い分けているのだとか。ゆえに周りが意をくんだ単純な質問をして、それに対する反応としてしか会話も意思の疎通もできない。お互いにもどかしさと悔しさが募っていくのだろうなと。

 そんな彼の口の動きをスイッチとして使ってもらうテストが行われ、その後発表会でスライドを操作する役割を見事に果たした。本人も母親もとても嬉しそうだったのが印象的。

 まだまだこのままでは限定された使い方しかできないようで、これがもう少し能動的に使えるようになっていけばよいのだろうなと。また、これが汎用的にというのは難しいかと思われるので、その都度調整が必要なのではと思うとさらなる改良が待たれるところかも。

 途中 PC を使って大学受験したいといったが、ネット検索などで不正がされる恐れがあるからと拒否されたという話にはなんとも寒いものを感じた。そもそも健常者のようにすばやく操作できるわけでもなく、検索などしているよりも回答するだけでも時間はぎりぎりなのではないかと思うくらい。ましてすべての PC がモバイルでそのままネット接続できるというわけでもなく、つまりは面倒は避けたいというだけの言い訳だったのではないかと。

 この国のことなかれ主義はそうそう変わるはずもないとあらためて感じた次第。

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