« 100分で名著 「こころ」 | トップページ | リフレッシュし続けるデータ »

海津城址の桜

 大河ドラマ「八重の桜」にも登場し、すでに出演は終了してしまったものの、せっかくなので松代の桜を見てこようと思い立ったので、いざ。

 [ 2013松代城址 ]

 武道館にも玉ねぎがあるけれど、長野にはもっと巨大な玉ねぎがある。そして巨大なきのこもある。

 昔遠足で訪れた海津城址は石垣が残っているだけで、はっきりいって何もないところだった記憶がある。特に整備なんてされていなかったような。現在ではすっかり公園という風情で整備されていて見違えるよう。もっとも、こうなってからはじめて訪れたわけではないと思うのだけれど、細かいところは覚えていない。とはいえ数十年ぶりかも。

 太鼓門が近年復元されたこともあって城跡らしい雰囲気がでてきた。桜の姿もなかなかよいし、古い石垣とのコントラストはよい感じ。ただ、復元などで近年に作られた石垣はどうしても近代的な作りがやや惜しい感じもしてしまう。

 ちょうど盛りの頃とはいえ、連日風が強かったのもあって、満開状態からどんどんと花を散らしていってしまう。まあ、そういうはかなさもまた日本人は好むのだけれど。

 松代城址は管理事務所は奥まったところにあるものの、特別に入場料などをとるわけではなく、自由に出入りできる。その分パンフレットなどがあるでもなくちょっと残念な感じも。

 真田邸は有料なので概観だけを。その南にある旧樋口家住宅は無料で開放されていたので見学。萱葺きの建物といい、ややこじんまりとはしているものの庭の感じのよさはこれで十分ではないかと。

 文武学校も有料。けれどそこを囲む周囲は松代小学校なので、なんとなく賑やかな雰囲気もあってなんとも面白い。

 象山記念館はあまりに近代的なというかただのビル的な建物でちょっとよろしくない。有料というのもあって概観だけ(笑)。象山神社。どうも全国的には「しょうざん」と言われてしまっているが、地元としては「ぞうざん」である。もちろん「ぞうざんじんじゃ」だし、隣接する山も「ぞうざん」。

 お参りして隣の高義亭のぐるりを。そういえばこの頃はエコール・ド・まつしろというキャッチフレーズをあまり聞かなくなってしまったような。

 比較的せまい範囲にいろいろな建物などがあることと、道路が狭い、駐車場が必ずしも十分ではない、などから歩いて回る人が多い。自転車だとその点も気軽なもの。とはいえ、交通ルールはきちんと守りませう。

 城址の桜、付近の桜などなど、案外お弁当を持ってお花見には静かな感じでよいのかもしれない。

 それにしても象山神社の石碑の案内が電電公社になっているのはなぜなのだろう?

#某所については後日。

|

« 100分で名著 「こころ」 | トップページ | リフレッシュし続けるデータ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 海津城址の桜:

« 100分で名著 「こころ」 | トップページ | リフレッシュし続けるデータ »