Android ゲームプログラミング A to Z
iOS 用のアプリは Mac がないと駄目らしいので、それならばと Android 用のゲームでも作ってみようかなと漠然と思った。とはいえ、右も左もわからないので、やはり参考書籍を一冊は手に入れて読んでみるべきだなと思った。いまどき情報なんてウェブでいくらでも手に入るよ、という意見もある意味正しいとは思うけれど、網羅的に集中して取り組むには、やはりウェブは使いにくいと個人的には感じるので。ふと、思い立ったときにぱらぱらと手にとれる印刷された書籍の利便性はやはり捨てがたい。
ということで、レビューなどみていて決めたのが「Android ゲームプログラミング A to Z」。値段はちょっと高いが、必要十分な情報がしっかりとまとまっていて有益だという評が高かったので。「このくらい出せ」的な意見もやや後押し。そこまで言うのであれば、と。
で、購入して読むことひと月あまりで、半ばくらいまで読み(ゆっくりだけれど、租借しながらという感じでもあったし、まあ寒い冬のことでもあったので)なるほどと実感した。丁寧にしっかりと説明されている。しかも、ちゃんと自分で考えて理解していくという感じなので、身につくという感じ。
そうして、ではではとサンプル的に取り組みだした点取り虫ゲームのプロトタイプが二週間ほどで出来上がり、さらに修正など加えつつ先月 Google Play に公開してみたのだった。画像の改善とかもろもろして、幸い何人か試してくださる方もあっておおむね問題もないようだったので、βとしていたのを正式に昇格させたところ。
今回使ってみたのははじめのほうのシンプルなところなので、次回あたり(あるいはそのまた次回)には OpenGL ES を使ってのプログラムもしてみたいかなあとは思うのだけれど。Java ははじめてだったけれど、なかなか楽しくプログラムできた。
やっぱり参考書籍はきちんとしたものを、きちんとした対価で買い求めるということも必要だよなと、あらためて実感したところ。
日進月歩の世界なのでさすがに OS バージョン関係では古くなってしまっているので、いきなり現状との違いにとまどうところもなくはないのだけれど、そのあたりは仕方ないし、それこそウェブで情報を得て対応するくらいのことはできなくてはいけないのだろうなとも。まあ、なんとかなるレベルでよかった。
はじめての Android ゲームプログラムには、文句なくおすすめの一冊といえると思う。
![]() | Androidゲームプログラミング A to Z Mario Zechner 安生 真 インプレスジャパン 2011-11-25 by G-Tools |
よろしければお試しくださいませ。
[ 点とび虫 - Google Play の Android アプリ ]
#そもそもの発端は mobiruby だったのだけれど、Android 用を待つにもしばらく時間が必要そうでもあったので、それなら直にという感じで。
| 固定リンク
コメント