2013冬の黒豆三号
おそらくこれが 2013 年冬の黒豆最後になるかと。そして、思いのほか出来がよかった。うれしい。
冬のはじめはさすがに久々なので無難とはいえやや不安の残るところで、二度目はもう大丈夫だと油断しているのでやや失敗。そして、三度目は基本に戻るのだと忠実に行って上々の出来というのが、案外パターンかも。
いささか甘めにしたのもあってかすこぶるよい味。重曹も心持多めにしたのだけれど、柔らかさの具合もよろしい。
煮豆というのは本当に忠実にしておけば、あとはストーブの上で時間さえかければよいので、正直面倒なんて想像だけのものといってもいいくらい。これをスーパーなどで出来合いを買ってくるなんて、もったいなくてと思うくらいにお安くできる。
まあ、ファンヒーターとかエアコンしか使っていなければ駄目なのだけれど、昔ながらの灯油ストーブひとつあれば、冬は実にしあわせになれるとも思う。
ほぼ日ではあんこの旅ということで、あんこ作りがブームのようだけれど、自分にとってのそれは一段落しているので、今度は金時豆でも久々に煮て、この冬の煮豆を終えようかと思っているところ。あんこは出来合いを買ってきてもあまり差がないんだよねえ。まあ、それもある意味毒されているのだともいえるのだけれど。
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コメント
さめた状態でこんなつやつやしく美しいなんて・・・うっとりします。
遠火でゆっくり煮ることはほんとに人の気持ちを豊かにしてくれますね。
投稿: akiko | 2013.02.19 06:08
土井勝さん考案のこの煮方は、簡単で失敗がないといういいことづくめです。
機会がありましたらお試しくださいませ。
暖房しつつ調理ができるというストーブの利点は、なにものにも代えがたいものがありますね。(貧乏とも言います、多分)
投稿: ムムリク | 2013.02.19 11:17