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バク、なにを食う

 以前にも書いたことがあるけれど、数年前から雑穀をときどきまぜてご飯を炊いている。週に一度ていどなので頻繁とは言いがたい。本当は毎日のように食べられたならよいのだけれど、いかんせん案外値段が張る。雑穀とはいえ食べやすく加工されたものであることもあって余計なのかもしれないけれど。

 はじめは違ったかもしれないけれど、今ではずっとはくばくの製品を使っている。一番の理由は最寄の店での扱いがほかにはあまりないから、ということではあるのだけれど、実際使い勝手といい味の具合といい、価格のほどといい、まあ申し分がないのでほかに乗り換えるということでもなく。

 なによりメーカーとして一定の信頼を持っているということもあるかもしれない。もっとも、どれほど知っているのかというとさほどではなく、悪いうわさがあるでもなく、ややあいまいながらも信頼できないとするほどの事情もないということかもしれないけれど。

 昨年あたりにこの雑穀製品が少しリニューアルしたらしく、それまでは米の水加減をした上で、雑穀分として追加の水を必要としていたのだった。それが、追加は不要ということになった。試してみると確かに問題なく、わずかの手間とはいえ、さらに使い勝手は向上したといえるのかもしれない。本当、わずかのことではあるのだけれど。

 一番の問題はきっと米の方。米の水分量がどうであるかというところを見極めたうえで、はじめに水加減をするというところをきちんとすることが大事なのだろうなと。精米して時間がたったり、保存状況であったり、新米なのか古米なのかといったことでも水加減は変わってくる。

 加えて固さの好みというのもあるわけで。つまり、そのあたりを今食べている米できちんと把握したところで水加減するというわけで、まあ、それは雑穀うんぬんに限らないわけでもあるけれど。

 ただ、以前新聞の投書だったかで、小学生くらいの娘さんには雑穀が不評だったらしく、けれど母親としては健康を考えて雑穀ご飯を炊いていたのだとか。ある日、おなかをすかせた娘さんに、いつもは出さない卵かけご飯をと言うと、その喜びようは尋常でないくらいだったらしい。

 が、しかし。でてきたものをみて「もう家では白いご飯は食べられないの」と涙ながらに言ったのだとか。家族の健康を思ってしていたことでも、喜んで、おいしく食べられないのであれば、それは単なる無理強いでしかなかったのだなと母親が感じたというような内容だった。

 「あなたのためでしょ」とかついうっかり軽い気持ちで言ってしまうことも、本当はどうなのかと考えてみないといけないよね、とあらためて思ったり。

 まあ、雑穀が栄養的にすぐれているのは確かではあるものの、いやいや食べたとしても本当の意味で身になるかというと疑問はあると。なによりまずはおいしくいただくのが基本なのだろうね。

 というわけで、はくばくの雑穀はなかなかおすすめです。(そこか)

 ちなみにキャンペーンマークが気になっていたのだが、なるほどと納得した。はくばく、だけに白獏だったのだった。いいねえ。

B001HZ53FOはくばく 十六穀ごはんお徳用 30g×15P
はくばく

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 おいしさ味わう十六穀ごはん|はくばく

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