量ってみよう
大科学実験でとんでもない実験をしていた。いや、だいたいいつもとんでもない実験をしているのだけれど。
空気に重さはあるのだろうか?
ということで、とある教室の空気を量るということになる。
ビニール袋をたくさん用意する。そこに空気をいれては教室のすみから順にそれを置いて教室を満たしていく。
よし、一杯になったな、というところで、その袋を巨大なはかりに載せる。反対側には使った枚数の袋も載せる。その数 1430 枚。
が。
つりあってしまう。
袋だけ載せたほうにも空気が載っているものね。ということで、なにか手はないかと考える。
そして、空気ボンベにその袋の空気をすべて移すという作戦に出る。都合 42 本だかになる。
よしということでクレーンを利用したはかりを用意して、そこにボンベをすべて載せる。ここでメモリを 0 にリセット。バルブを開いて空気を抜いていく。
空気が抜けて示された数字は -80 kg あまりだった。
教室の空気がおよそ 80kg あまりあるとは。
しかし、これだけ大掛かりだとなかなか普通には実験などできないけれど、こういう発想は学習のなかで大切だよねと。確かめてみること。方法の可能性をあれこれ考えてみること。
だから、やってみなくちゃわからない。
それにしても 80kg かあ。
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