「ケリーさん1」をようやく読み終えた
いったいいつのことかと思うくらい昔に落としておいた「ケヴィン・ケリー著作全集1」をようやく読んだのだった。一度途中まで読んでいて、なぜかそのままになっていたのをふと思い出し、いい加減読んでしまわなくては既に「2」だって落としてあるというのに(つまり、「2」もまだ読んでいない)。
ということもあって読んだのだった。
凡人にとってみれば 1000 人どころかたったひとりの忠実なファンすら夢のような話であって、憧れはあるが縁がないなあなどと思ってみたが、みずからがなにもせずにそんなものが現れようはずもなく。といってなにをしたからということでもまたないのかもしれず。まあ、憧れではあるが、すべての(とまでは言わずともより多くの)人にとってそれが実現するなどというのは、なかなか厳しいことなのだろうなあ、などと。
達人出版会でまた(だと思うのだけれど)プレゼントキャンペーンをしているというので、一応応募してみた。まあ、一応「オープンソースライセンス」本は買ったので。一冊だけなのであまり大きな声では言えませんが。
さて。
というかだ。ずっとノート PC で読んでいたのだが、やはり電子書籍は手軽な端末がないと駄目だなという実感を強くしたのだった。紙の本を手に取るように、ふと思い立ったときに手にとって電源をいれる(ページを開く)。そして、適当なところでまた電源を落としてどこかに置くといったことが手軽にできないと、どうも面倒になる。
PC の起動時間はさほど問題ではなくて、やはり形状としてのそれと機能としての違いはいかんともしがたいところが。端末の大きさそのものは好みや用途でいろいろだろうけれど、少なくとも手軽に扱える形状であるというのは重要な気がした。
その意味ではこのところ盛んになっている端末のバリエーションの増大は、ある意味では歓迎すべきことなのかもしれない。とはいえ、どれも 50 歩 100 歩というか、似たり寄ったりというかな面はあって、これが自然淘汰されて醸成されたときにようやく電子書籍の夜明け(本当の意味での)がくるのかもしれないかなあ、などと。
まあ、まだまだ積極的に全般として電子書籍を読むわけではないので(端末という問題もあるので)、当面はこのまま PC で多少不便ながらも読むけれど。
そもそも、読書量そのものが減ってきている気はするので、まあよしということで。
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