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最後のひと葉


4001145391最後のひと葉 (岩波少年文庫 (539))
オー・ヘンリー
岩波書店 2001-06-16

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 たびたび書いていることだけれど、天邪鬼なゆえに学生時代にあまり名作といわれる作品は読まなかった。いや、そんななかでも読んでみようかと思ったものとか、実際に読んだものもなくはないのだけれど、絶対量はごく少ない。

 ゆえに、オー・ヘンリーなども実質的には読んだことがない。国語とかの教科書にあったのか、はたまたほかの何かであったのか、著名な話のあらすじはもちろん知っているし、恐らくそうした部分だけは読んだことはあると思うのだが、まとまって読むということはなかった。

 というわけで、今頃になって読むと、正直なところ古臭さが目に付くといった印象がまずたってしまう。まあ、それは仕方ないのだろうなと。ただ、純粋な子供時代に読んでいたら、きっといたく感動する話ばかりなのだろう、と思わないでもない。

 つまりそれは妙にステレオタイプな設定が、あまりに無理がありそうな気がしてしまうことと、やはり時代の古さは否めないということなのかもしれない。

 食材に旬があるように、本にも旬とでもいうようなものがあって、それを読むのに適した年代、時期というのがあるのかもしれない。

 よく文学全集とか古典全集みたいなものを手元に置いて、老後の楽しみになどということがあるけれど、実は老後では読めないということも往々にしてあるはず。まずもって目が疲れるし、近くの文字が読みにくい。小さな字などもってのほか。人によっては時間はあるかもしれないが、じっくりとそればかりに向かっているほどの根気もなくなっているかもしれない。

 そもそも、それまで生きているかどうかすらわからないのであるから。

 などというと、あまりに身も蓋もないけれど、まあことほどさように先のことなどわからないのだから、読もうと思ったらさっさと読んだほうがよいということなのかもしれない。(そう言ってしまうと、歳をくってから読んでもよいではないか、となりそうだ)

 まあ、少なくともかつてない貴重な読書ができたというのはある。ただ、ほとんど暗記できるほど読み直したのが、難点ではある。しばらく、オー・ヘンリーはお腹一杯、というところ。

#あるいはと思われますのでこちらから。よろしくご査収ください。

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コメント

>妙にステレオタイプな設定が

そこはまあ、その定型の原型を生み出した張本人なので
致し方ないかと(^u^)プププ

投稿: 黒豆 | 2012.12.05 18:05

そういうことなのですね(^^;

投稿: ムムリク | 2012.12.06 11:22

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