13ウォーリアーズ
昔の映画という記憶はあったのだけれど、1999 年ということで、思った以上に昔だった。
1000 年前というので中世というような捉え方でいいのかどうか、装束とかのイメージではそんな感じ。アラブのほうで偉い人の奥さんに一目ぼれしてしまったがゆえに北欧に追いやられてしまい、そこで出会ったバイキングと一緒に化け物退治に行くハメになってしまった男の話。というのが大筋。
獣なのか人なのかよくわからないけれど、異様に行動力が高くて、その実態をなかなか見せない相手というところは不気味さがでていて面白い。にしもて人間離れしているので、最終的にちょっとすごすぎと思わないでもない。
倒すには 13 人の戦士が必要だとのお告げによって、しかも 13 人目は北の人間では駄目なのだということで、戦士でもなんでもない彼が一緒に行くことになる。
神出鬼没という相手に苦戦して、今度はこちらから行くのだということで潜入して親玉のひとりは倒して、命からがら戻ってくる。当然相手が復讐だとばかりにやってきて、なんとかもう一人の親玉をやっつけたら、いきなり帰っていってしまう。いくらなんでもそれまでのはなんだったのか、と思うくらいにあっさりと。
そうしてまた彼は旅にでるといったあたりで終わる。
物語としてはやや物足りないものもあるのだけれど、まあ、あまり期待しないで見る分には楽しいかも。
ところで、邦題は「13 ウォーリアーズ」だけれど、原題は「The 13th Warrior」なので、13 人目の戦士とでもいうところなのか。なんだか微妙な違いだけれど、雰囲気は随分違ってしまう。まあ、ネタばれしてしまうという点では正解なのかもしれないけれど。
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原作というか原案というかはクライトンなのだったなあ。
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