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えびす講

 11 月 23 日は、長野市ではえびす講。お祭りというわけではなく、といってある意味商店にとってはお祭りみたいなものかもしれない。えびす様にかかわるものではあるし。

 昔は冬支度のためのあれやこれやを商店が売り出して、こぞってそれを買いにでかけるというのが今日の風物だった。

 その一環というか呼び物としてだったのか花火大会があって、今ではそうでもないかもしれないけれど、昔にあっては初冬のこんな時期に開かれる花火大会ということで、ちょっと珍しさもあったのだった。

 今でも花火大会は続いていて、企業の寄付の多寡もあって、近年はかつてほどのにぎやかさはないようにも聞くものの、それなりに盛況ではある。昔は住宅も少なかったし、高い建物なども少なかったので、大抵は自宅にいても見られるものだったけれど、今ではすっかりそうしたこともなくなって、音だけがかろうじて聞えるというものになってしまった。

 打ち上げされているのは河川敷だが、すぐ隣には日本赤十字病院があるので、よく見えると思うのか、はたまた病人のそばでやるにはうるさすぎる、と思うのか。

 子供のころには冬のジャンパーを買ってもらったりと、本当に冬支度の季節を思わせる日だったのだが、今ではそんな風景ももうないかもしれない。いつでも普通ににぎわう店は関係なくにぎわっているし、この日だから特別になにかをという記憶を持っている世代も、次第に少なくなっているのではないかと。

 まあ、大晦日や正月の風景ですらすっかり様変わりしていることを思えば、仕方ないことなのではあろうし、便利になった世の中なのは間違いない。

 昔、二階から花火を見て、チラシの裏に絵を描いていたことなど思い出しつつ、今夜の花火の音でも聞くとしようかと。えびす講らしい、寒い日になったことでもあるし。

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