時の狭間
時空の歪みというのは SF の中の話かと思っていたら、実際にあるらしい。宇宙論がどうのとか、相対論がどうのとかいう話でもなくて、ごくごく身近なところに。
Daisy2.02 図書をいくつか変換しているうちに、とある図書で奇妙な現象が発生。時間が縮んでいるらしい。いや、伸びているのか?
朗読音声がついているので、その情報を利用して音声つきの Daisy3 図書に変換する。バリデーションでも問題なく、きちんと再生もしてくれる。
ところがとある図書ではなぜかバリデーションでエラーがでる。示されている時間と実際の時間が違うと!
時空の歪みか?
音声ファイルはフレーズごとにミリ秒単位で再生ポイントが示されている。基本的にそのままそれを適用している。ファイルそれぞれの合計時間は実際のファイルのプロパティなどでも問題ないし、オーディオエディタで確認しても問題ない様子。
ところが Pipeline のバリデーションでは、実際の時間はもっと短いという。はじめの音声ファイルでは 1 秒ほど短いといい、その後 5 秒くらいだったりいろいろして、最終的には合計 5 分あまりも短いというのだった。
はじめは時間の合計処理を間違ったのかと思ったけれど、そういうことはなかった。
あるいは無音時間とかで扱いが変わったりするのだろうかと、他の図書を調べてみても、音声ファイルには同じように無音部分はあるし、それで時間がどうということもない。
なぜ、この図書の音声だけ実時間が違うという結果になるのか? フォーマットも一応は同じ mp3 なのだが。(それとも異なる種類の mp3 とかある?)
もう少し調べてみようかと思いつつも、面倒なのでやめておくか、というところもあったりして。
とはいえ、この奇妙な時間の歪み。謎であるなあ。
| 固定リンク
コメント