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「ファイヤーフォックス」

 昔テレビで見ているとは思うのに、まったくといっていいほど記憶になく、実に新鮮に見たのだった。そうはいっても、思考することでミサイル誘導するというこの新型戦闘機ミグ 31 ではあるものの、当然ロシア語で考えるんだぞ、と言われるあたりは妙に記憶に残っている。

 ソ連の新型戦闘機は脅威だということで、いっそ盗んでしまって解析するぞ、とばかりの作戦というのも、考えてみると窃盗罪なわけで、それでいいのかと思ってしまうのは、対立する国家間の戦略としては間違いなのかもしれないけれど。

 どうせ成功しないかもしれない作戦だし、危険性も高いので、退役したが優秀だったパイロットを引っ張り出せということで連れ出されたのがクリント・イーストウッド演じる男。ソ連に送り込まれたものの、KGB がうるさくてなんとか逃れようとしているうちに相手の手にひっかかってボロを出しそうになり、結果として殺害してしまってさらに困った展開にというハラハラ感はなかなか楽しい。

 いざ戦闘機を盗んで飛び立ったあとは、ソ連の上層部のゴタゴタ感が楽しい。案外あっさりと手にはいってしまうのは物足りない感じもあるけれど、そこまでがなかなか楽しかったのでよしというところか。

 しかし、思考することで誘導だなんて今でもできてないわけで(猫ミミの応用としては可能性は無限大?)、そんなことあったら操縦そのものまでそれでよいのではないか、などと思ってみたりも。

 ただ、冷静に考えると異なる言語による思考で、脳内の反応が著しく異なるのかというのは、やや疑問かもしれない。それはもやは思考ではなく言語を理解しているわけで、そこまでできたら思考ではなくて声に出してというところなのかもしれない。

 などというのはもはや SF の領域なので、話が別物になってしまうか。近代的な発想でリメイクしたら、案外面白いかもしれないけれど、仮想敵がもはやロシアではないどこかになるのだろうなあ。

 娯楽映画としては十分に楽しめるので、なんだかもやもやしている時にはよいかもしれない。

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#つまりは、それが言いたかった。

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