「ピクニック at ハンギング・ロック」
1900 年だかに起きたという少女失踪事件を材にした映画らしい。 なんとなく興味をひいたので見てみた。
オーストラリアの寄宿学校らしいのだが、ハンギングロックと呼ばれる岩山の麓あたりへ生徒十数人と教師がピクニックに行ったと。 ところが岩山に行った少女三人が戻ってこないばかりか、引率していた教師のひとりも岩山に行ったらしく、そのまま姿を消してしまった。
警察や地元の人も協力して捜索してみたが一向見つからない。 一週間してようやく一人が奇跡的に見つかるが、なにも覚えていない。
事件を受けて学校を止めさせる親も出てきたり、孤児院出身の少女は学費が払えないからと孤児院に戻るように言われ、翌朝には遺体で発見される。 映画の終わりでは校長自身もハンギングロックで亡くなっているのが見つかったとか。
実際どこまでが事実で、どこからがフィクションなのかはよくわからないのだけれど、哀しげなドラマも含まれていていろいろ想像をかきたてる。
とはいえ、あくまでも理由も事情もわからないままの事件を映画化しているので、結局なにかが明かされるというわけではないので、もやもや感は残ってしまう。
現代であっても謎が解明されなままの事件とかあるわけで、当時を思えばそれはもう悪魔の所業とかいろいろ想像したくなるものだろうなとも。 本当、なにがあったのだろうなあ。
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