惜しまれつつ去るのは案外難しいのかも
今頃になってなぜ映画化などを、と思ってもいた実写版「るろうに剣心」の公開も近いということのようで、かつて放映されたテレビアニメ全話が GyaO! で無料配信されていたので、ついつい懐かしさもあって見たのだった。 とはいえ、96 話もあるので、配信がはじまったのは昨年の暮れくらいのことだったかと。 長かった。
なぜかテレビ放送時に、結構見ていた記憶があり、それでいてはじめのほうとか後のほうとか記憶にない部分もある。 今回すべてを見てわかったのは、後半などは本当に見覚えがない。 はっきりと覚えているのは京都編あたりまでのような気がする。
で、実際の物語としても、正直なところ京都編まではなかなかに見ごたえもあるのだけれど、それ以降はちょっとやっつけ感がしてしまってよろしくない。 変なおまけをつけないほうがよかったのではないか、とも思うくらいに。 もちろん、原作ままなのかもしれないけれど。
実写映画のほうは当然、オリジナルな物語なのであろうから、それとの比較はナンセンス。 とはいえ、配役はいささか微妙な気もしないではないのだけれど、まあ、それは見てからの判断かもしれない。 例によってテレビ放映待ちですが。
しかし、当時なぜこのアニメを見るようになったのだろうなあ。 壮大なホラ話でもあり、明治初期のスポーツ根性物的な剣客ものという雰囲気が、ちょっと珍しかったのもよかったのかもしれない。
このボリュームでは、この価格も止むを得ないのだろうなあ。
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