メガクエイク2の第3回
第3回の「大変動期、富士山噴火」を今更ながら。 2011 年 3 月の大震災以降東北で大幅に東へ陸地のずれが発生し、その規模がまだ少ない関東地域がそれに引きずられて不安定な状態にあるということ。 また、関東付近は太平洋プレートとフィリピン海プレートとがもぐりこむ三つ巴の地域で、それが余計に不安定さを増長させている、といったことがわかりやすく図示されていた。
頻発している地震の震源をプロットするとふたつのプレート境界と見事なまでに合致して、それらがさらに全体としての歪みを大きくしていくのであろう様がよくわかった。
富士山の噴火の可能性についても丁寧には説明されていたけれど、あのドラマは必要だったのかというとなんともという感じも。 どうせなら最後の本論である「お嬢さんを・・・」の件では「それは許さん」くらい言わせたら面白かったのだけれど、そこは NHK。
実際のところ危険な状態であるのは間違いないとしても、どうしても首都圏に危機が迫っているという論調にしたがる嫌いがあるのもマスコミの常ではあるので、いくらかは間引いて捉えるべきかもしれないとは思う。
とはいえ、少なくとも現状こうした変化が捉えられているという事実は事実としてあるので、そうしたことをきちんと知っておくことはなによりも大事なのだけれど。 はたしてどれほど首都圏近郊の人は見たのだろうなあ。
| 固定リンク
« INCEPTION | トップページ | 二分の一 »
コメント