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XMLとXSLとCSSとについてようやく分かってきた

 昨日の続き。

 いろいろ調べて確認してわかったのは、これまで xml から xsl で html 変換されて AMIS などに表示されてはいたが、css は反映できる状況になかったこと。使われていなかったわけではなく、反映できるようにされていなかったということ。実際的にはほぼ xsl に定義されたスキッパブル関係のスタイルシート定義と、いくつかの HTML タグが反映(あるいはデフォルト)されていたのだった。

 せっかく css にはいろいろ定義されているのだが、これが生かされない。というのも dtbook の xml のための css 定義だったので、html に変換されてしまうと合致しなくなってしまうため。

 IE など xsl を介して HTML として表示するものは別として、そうでない環境においては xml + css(xml 用)によって同じように表示されることは重要かと思うので、両者があることは必要なのだけれど、それがきちんといかされていないのはミス。(主要な用途としては文字が適切に表示される必要性は必ずしもないのかもしれないけれど、利用目的によってはきちんと反映して表示されるということも必要なのだろうとは思う)

 結果として字下げ類が機能しないとかも原因がわかったので、あらためて実装。傍点についても青空文庫式のままだと一文字単位につけることが場合によって厳しいのもあり、一文字ずつ指定するように修正して試してみている。もう少し修正をと予定はしているけれど。(傍点はこれによって擬似ではなく、ちゃんとした傍点となった)

 つまり今まで AMIS で見ていたものは本来期待されていたものではなかったのだなあと、いったいなんだったのだろうとちょっと脱力感を持っているところ。

 ということで、テキストデイジー図書(dtbook2005-3)でも、EPUB3(DAISY4)でも概ね同じ見え方で生成できるようになった。

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テキストデイジー図書に擬似傍点を導入

 EPUB3 では傍点が標準で使えるけれど、DAISY3 ではそのままでは使えない。HTML のタグでは対応していないので。

 しばらく下線などを代用するようにしていたのだけれど、それもどうかと思い、青空文庫式の画像による擬似傍点を導入することにした。(というか画像も css 部分も青空文庫から使わせてもらいました)

 ただ、単純には終わらなかった。XML ファイルになっていて XSL を使用して HTML 変換しているようなので(そういったあたりのことは知らなかったので、知識としても)、単純に css 側で指定しても反映してくれなかった。

 あれこれしているうちに XSL 側にいろいろ書かねばならないというあたりまでわかったので試すと表示された。ただしこれは素の IE でのこと。これを AMIS にもっていったら表示されない。

 さらにあれこれとしてどうやら css で指定しても駄目らしいのがわかった。ということで XSL 側で(傍点の) css を指定して表示させたらうまくいった。

 もちろんこれは画像を背景に描画しているだけなので、きちんと文字に対して一対一で対応はできない。とはいえ傍点部分であるということは明示できるので、よしとしようかと。

 これで余計な断り書きをしなくてもよくなった。ということでプログラムのオプションからも削除。

 さて、懸案がひとつ解決したので図書編集にかからなくては。(さらに過去のものも傍点に関わるものは修正をしなくては)

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EPUB3 での斜体

Espur_vem


 epub3 で斜体を縦書きで表示させたら奇妙なことになってしまった。上は espur でのもの。 半角英小文字の「a」が斜体のようには見えるけれど、まずなによりも表示位置がとんでもなくずれている。見た目で言うと上に数文字分ずれている。

 さらによく見ると斜体の傾き具合もなんだかおかしな感じもする。通常の斜体だと文字の水平に対して上側が右側にずれるような形で斜めになっていたかと。

 どうやらこれは縦の向きに対して斜めになっているので、文字の斜め具合でいえば右側が下にずれている斜体という感じ?

 まあ、まだ正式なバージョンではないので細かなところではいろいろおかしなところはあるのかもしれない。

 ちなみに Adobe Digital Editions Preview では表示位置は問題なかったものの、斜体はまるっきり無視されたようだった。

 横書きなら問題ないのかと試してみたら現象は同じだったので(左に大きくずれてしまう)、処理がおかしくなっているのだろうなあ。

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DAISY Pipeline の使い方【バリデーションの場合】

 たまに検索があるので DAISY Pipeline の使い方をちょっと記録してみる。ただし、デイジー図書はもちろん EPUB などの生成ができたりと機能満載プログラムなので、すべてとはいかない。

 生成ツールはほかにいろいろあって使っていることだろうから、バリデーションということで書いてみる。(実際ほかで使ったこともないので)

 図書作成ツールなどを使って生成した図書ファイルのバリデーションをというのであれば、GUI ツールを使うのが便利で簡単。コマンドラインツールはやや使いにくい印象が。

 DAISY3 図書という前提で順を追って。

 Pipeline を実行するとはじめに表示されるのが以下のような画面。上にメニューバーなど、その下に図に示したように三つの区画が用意されています。

Pipeline_01


 メニューバーの下に並んだ三つのアイコンボタンの右端にある Job を追加するボタンをクリックする。

Pipeline_02


 新しい作業を追加するウィザードが開くので「 Verify 」-「 Z3986 DTB Validator 」とクリックしてから「 Next 」をクリック。

Pipeline_03


 「 Browse 」ボタンを押してバリデーションしたい図書フォルダの opf ファイルを指定し、「 Finish 」ボタンをクリック。

Pipeline_04


 ひとつのジョブが指定されたので画面はこんな感じに。

Pipeline_05


 ここで上のアイコンボタンの左端にある緑の三角マーク(実行)をクリックして、バリデーションの実行。

Pipeline_09


 完了すると(実行中もですが)下のメッセージ欄に各種メッセージ。エラー類がなにもなければ完璧ですが、日本語のデイジー図書を現状作成すると必ず下のようなエラーはでるはずです。

Pipeline_06


 詳細については各行の先頭の+をクリックすると確認することができます。

Pipeline_07


 当該ファイルの場所を確認して、それが pagenum であり、エラーの数が pagenum の数と等しいのであればおおむねそのエラーは無視できます。これは pagenum において半角数字以外の文字があるとエラーになるためですが、日本語の図書では「1ページ」などと表記するようにしているためひっかかります。しかし、図書再生上においては問題がないので無視できます。

 これ以外のエラーがある場合には修正が必要です。

 Pipeline は起動にやや時間がかかるプログラムなので、修正したうえで再びチェックしたいというときには、メッセージ枠の右側にあるボタンでいったんメッセージを削除しておくとすっきりします。

Pipeline_08


 その上で Job をクリックした上で実行ボタンを押し、確認画面がでるので OK をクリックすれば再実行されます。

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ブラックホール

 [ NHKスペシャル|未解決事件 File.02 オウム真理教「オウム真理教 17年目の真実」 「オウムVS警察 知られざる攻防」  ]

 まだ初日のドラマのほうだけではあるけれど思ったことを少し残しておく。

 一番きになったのは独自に入手したという肉声カセットテープ700本あまりの存在。誰からというのはおそらく取材にかかわる秘密ということなのだろうけれど、時期についてはあかしてもよいのではないかなとか。そして時期によってはこれだけの重要な証拠となるものを NHK が大事に持っているだけということではたしてよかったのかと。

 一連の裁判が一応終わってしまったけれど、それ以前にこのテープを入手していたのだとしたら、裁判の結果に対して大きな判断材料になりえた重要証拠といえるのではないかなあと。あくまでも素人判断ではあるけれど。

 実際弟子たちをどう誘導していったかといったことがありありとわかる会話も多いようであるし、そうしたことを丁寧に検証・分析することで黙秘を守ってしまった事件の内部を補完することも、かなりの部分で可能だったのではなかろうかと。

 そのくらいインパクトの大きい内容が放送されただけからでも伝わったのだし。

 それを言ってみればいちメディアにしか過ぎない NHK が所持しているだけで本当によいのかとか。証拠品として警察や司法に提出する義務といったものはまったくないのだろうかとか。いろいろ思うわけで。

 かつて例の白というか銀というかの装束で著書を持ってきてのに出くわしているけれど、当時は書店側としては面白がっておいていたというくらいだったか。異様な雰囲気というのはなにかしらあったけれど。

 サリン事件が起きたとき、まだ物質が特定されていない報道の段階で、これってサリンなのかな? などと思ってしまったのはアップルシードの影響が強かったというものだけれど、実際そうだとわかったときには現実離れした展開に正直ことばを失ったというのはあったなあとか。いろいろ思い出すこともある。

 つまるところ権力という欲望を満たすために宗教を利用していただけではなかったのか、というあたりは現存する宗教にも類似の傾向をもつものもあるいはなくはないのではないかと思うと、なかなか恐ろしい未来ではあるなと。

 さて、今夜の番組でそうしたあたりなにかわかるのだろうかと、少し期待も持ちつつ夜を待とうかと。

 犯罪ですらこうしたテープに残されているのだから、政府の重要な決定会議が録音されてないってことのほうが異常なことなのだと思うのは違うかしらん。

#なぜか海軍反省会にしろオウムにしろ、カセットテープが大量に引き寄せられる NHK とは、おそらくブラックホールなのではないかと。

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EPUB3縦書きでの全角記号の扱い問題

 EPUB3 での縦書きにおいて全角記号の扱いが異なるのでメモとして。

 縦書き(右から左に行が進む)にしたときに文字ひとつずつが 90 度左を向いて正立して読めるようになるもの。

!#$%&-^¥@*+;:<>、。・?

 向きは変わらずに横倒しのままになっているもの。

”’()=~|‘{「}」_

 キーボードにある記号だけでひとまず試してみた結果。

 ()=~{}「」|などはむしろそのままで意味をなしてくれるので特に問題はなさそう。

 逆に、-<>:などはそのままにしてくれたほうがよいのではとも思える。このあたりだけ縦中横を指定してみたけれど、どうもうまくいかないようでもあって。

 これ以外の変換によってでてくるような記号類もどのような対応になるのかは知っておいたほうがよさそう。


追記:5/28
 espur での表示を確認したら(前出のは Adobe Digital Editions Preview を使ったのだった)一部異なってきた。
 ”’‘ も向きが変わるグループに仲間入りした。
 いずれにしても縦書きにした場合、まだ不測の事態がおきる可能性はありそうなのでそうした注意は必要になりそう。

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「クイズ・ショウ」

 数年前に同名のテレビドラマをやっていたので、そのネタ元なのかと思ったけれどそういうわけでもなかった。単純に過去のアメリカテレビ界でおこなわれたやらせ番組の告発をネタにしたものだった。

 いまだって不振にあえぐ大河ドラマが出演役者を他の番組に出してはアピールしたり、演出や脚本、構成を変えてはこれでどうだといろいろ手を尽くすように、人気取り(あえて視聴率とはいわないけれど)のためにさまざまな意味で作るということは過去からずっと続いているわけだ。

 結局本当に暴きたかったテレビ局側のやっていたこと、スポンサー側の意向といったものはなかったことにされてという描かれ方で(もちろん、実際がどうであったかはわからない)、力の強いものが今も昔もものを言わせていたということなのだなと。

 こうしてみるとテレビにとどまらずメディアやあらゆるものがそうそう変化しているわけでもないのだなと、あらためて思うわけで。テレビにだって新聞にだって嘘はある(たぶん)。嘘も方便というのだから使い方しだいなのだろうけれど、さて、今この国にはびこる嘘の数々はどうなのかなあ、なんてね。

 淡々としていて煮え切らない感じの展開や結末でもあるので、素直に面白い!といえるまでではないものの、かつてのテレビ界の雰囲気を懐かしむというあたりも楽しい映画かもしれないなと。昔憧れをもって迎えられたアメリカドラマを見ているようで。

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ポール・アタナシオ
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るびま38号でてます

 [ Rubyist Magazine - Rubyist Magazine 0038 号 ]

 るびま 38 号がでていますね。お疲れ様でした。

 今号の巻頭言がいつもと違います。ハイキングガイドなどと言っていますがどうやらテーブルマウンテンの上あたりをハイキングしているらしく、しかもどうやらヘリコプターで行ったようで下からよじ登る道が見つかりません。

 これは今号のるびまは手ごわいのかと思っていたら、Hotlinks はいつも以上に楽しいインタビューで、

ささだ ちなみに遠藤さんの奥さんの座右の銘は。


hirekoke 「やられたら 10 倍返し」です。

ささだ なるほど。夫婦喧嘩とかはそういう感じだと。

遠藤 はい (笑)

ささだ 受けた恩も 10 倍で返すんですか?

hirekoke それはまた別の話ですね。

ささだ なるほど (笑)

 だとか、

ささだ ちなみに奥さんの代表作は。


遠藤 ニコニコ動画にアップしてます。

hirekoke 目の前で見られると恥ずかしい。

mrkn 絵は全部描いてるんですか。

hirekoke はい。

遠藤 僕の好きなメソッドはいつ聞かれるんだろう。

一同 (笑)

ささだ どうでもいい (笑)

 だとか、もうなんというか誰のインタビューだかわからないようなゆるさが楽しいです。(しかし、多彩な方には多彩な方が寄ってくるのだなあとも)

 で、4 歳にして PC-8001 に雑誌のプログラムを打ち込んでいたとか、もう年代差というのを思いっきり知らされてしまって軽いショックを受けたり。

 C の話になって「Z80 で C ってないですよね」というのがあって、いやあったよなあと「応用 CP/M 」など開いてみたら確かに BDS-C とかが。自分で使ったことはないものの、確かデジタル・リサーチ社で CP/M のソースなどを無料公開しているサイトあたりで見かけたような記憶が・・・。(今さらどうやって環境に読み込むのかとか、いろいろあるだろうけれど)

 もちろん MSX-C はあったし、MSX-DOS とかもあって、そういう意味では MSX にはちょっと羨望的なものを感じていたりもする。CP/M のプログラムも動作したし(文豪mini5的には嬉しかった)。

 検索してみたらあった。

 [ BDS C: An 8080/Z80 C Compiler ]

 また、

 [ Rubyist Magazine - あなたが南米のRubyカンファレンスに参加するべきn個の理由【後編】 ]

 はなんとも珍道中的な意味でも楽しい。GC の面目躍如というあたりも。鰻はぜひ食べたいところなのですが。

 [ Rubyist Magazine - map と collect、reduce と inject ―― 名前の違いに見る発想の違い ]

 では、なるほどとよく理解できたし。ただ、なぜか使ったことがいまだないという。たまたまなのか故意なのか。

 今号も読み応え十分でした。ちなみにスクリプト通信はもう少し刊行が遅れそうです。

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坊ちゃん


410101003X坊っちゃん (新潮文庫)
夏目 漱石
新潮社 2003-04

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 実はこれまで読んだことがなかった。もちろんこの手の”名作”といわれるようなものはチェックして読もうと昔むかしから思っていたのだけれど、結局他に気を奪われてしまったためかいまだに読んでいなかったのだった。

 青空文庫テキストからではあるけれど結果的に読む機会をもつことになって、まあよかったかなと。

 しかし、しっかり見た記憶はないもののドラマなどになっているイメージを引きずっているのか、もっとドタバタした感じで派手な結末なのかと思っていたら、案外あっさりしていたのでやや拍子抜けした。

 宿直で生徒たちがいたずらするあたりはともかく、赤シャツと野だいことの件はもっとこてんぱんにするのかと思ったらちょっと物足りない感じがしてしまった。とはいえ、当時としたらこれでも十分だったのかもしれないけれど。

 もちろん清への思いがあふれるおわりのところは実によい余韻を残してくれているし、全体としてはなかなか名作といわれるだけはあるのかと思ったりはしたけれど。

 で、何度となく読むことになったので余計に感じたのは、坊ちゃんって arton さんだよなあということ。いや、arton さんが坊ちゃんみたいだというのではなく、なんだかこの文体の雰囲気というのがどうにも arton さんを連想させて仕方ないのだった。

 つまりはそれが arton さんが江戸っ子であるということなのかもしれないけれど。なんだか「これって arton さんが書いたんじゃないのか?」と錯覚してしまいそうになるくらいだったのだ。

 arton さんの文章が好きだなあという人は、一度読んでみると面白いと思う。

 余談ついでに言うと、なぜ坊ちゃんは四国の学校へ行くことになったのかと思ったが、昨年まで放送された「坂の上の雲」を思い出すとなんとなく想像できる。師範学校だったかでは、秋山や子規と漱石も一緒で、秋山らのふるさと四国へ訪ねていたような記憶が。

 そんなこんなもあって舞台に四国を選んだのではなかろうか、などと勝手に思いながら読んだのだった。

 そんなわけで(どういうわけだ)しばらくはこの手の読書が続くのであった。

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金色夜叉でもあるまいに

 [ めがね捨てないで…金環日食後の天体ショーとは : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) ]
 [ 【やじうまWatch】 日食メガネを割引券代わりに使ったキャンペーン、全国各地で展開中 ほか -INTERNET Watch ]

 地元新聞のサイトには記事がなかったので(紙面にはあったのだけれど)、こちらの記事で。で、紹介されている天体現象が、部分月食、金星の太陽面通過、金星食、ペルセウス座流星群、皆既日食(オーストラリア)、といったもの。

 まあ、せっかく購入したのだしさほど安いわけでもないだろうから持っていたら、とは思うくらいで、捨てようとどうしようと勝手ではあります。それを言ってははじまらないかもしれないものの、そもそもが積極的に天文に興味があるとかではなく、なんだか騒いでいるから見なくっちゃ、それには専用のめがねがいるらしいよ、だから買わなくちゃというだけのことであって、ゆえにもう必要ないから捨てるというのであれば、それは仕方ないことではないかと。

 販売側からすればそれで儲けたわけで。割引と引き換えに交換したりしたら、次の機会にそれを売ってなんてこともあるいは。

 それはともかく。新聞記事によれば、国立天文台の暦計算室長の方が、

「見ないと一生後悔するだろう。金環日食が終わっても、日食グラスを捨てないで」と呼びかける。

 とあって、ちょっとびっくりする。大半の人にとって仮に今回の金環日食・部分日食を見なかったからといって一生後悔するようなことはまずないであろうし、まして金星の太陽面通過を見なかったからといって一生後悔するほどのことはまずないでしょう。

 もちろん、次に見られる機会がほぼ生きている間には無理と分かったとしても。一生悔やむのはよほどのファンか研究者に限られるのではないかと。あまりにも誇張した表現だなあと思うと、かえって興ざめなところもあったりするのです。

 で、実際どう見えるかですが。6 月 6 日の朝、07:10 頃から金星が太陽面を通過しはじめます。実に 6 時間 40 分あまりもかけて通過しおえるのは 14 時近く。動きとしては左側からはいって上に向かいそこから右下にむかって弧を描くかのようにして(Ωのイメージ)右下に抜けていく。

 時間が長いけれど動きは遅いので肉眼で見ても動きがわかるということはないでしょう。また、その大きさ。この日の金星の視直径は 57.7 秒とか。太陽の視直径はおおむね 32 から 33 分くらいなのでおよそ 33 分の 1 。実際十円玉くらいにしか見えない太陽を思えば、肉眼で日食グラス越しに見たところでそれらしきものと判別できるかどうかというところなのではないかとも。ほとんど黒点と見分けがつかない状況もありえます。

 そしてそんな状況でよくわからないからと長時間見続けようものなら・・・。

 太陽黒点観測用の投影版を使った観察会などで見るほうが動きまでわかって楽しいのではないかなと古い天文ファンとしては個人的に思うのですが。

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部分日食だったので

 昨夕の曇天からあるいはこのあたりでも駄目なのかと思っていたらすっかり晴れていたのでよく観察できた。太平洋側では雲が多くて観察できなかったところもあるようだけれど、雲間から、あるいは薄雲を通して却って手軽に観察できたというところもあったようで。

 なんにせよ、これで金環日食フィーバーも急速に冷めていくのでしょうねえ。

 ということでピンホールでの観察記録を。穴の大きさはボール紙のほうで、2.5mm、1.0mm、2.0mm くらいの順。テレホンカードの打孔が 1.0mm くらい。

 すべて(概ね)下の方向が投影された面での北方向。

 06:58頃
201205210658

 07:18頃(画像の傾きを修正しました)
201205210718_2

 07:37頃
201205210737

 07:37頃
20120521073752

 07:53頃
201205210753


 厳密にではないけれど、左下から右上に欠けた部分が動いていく様子がわかるかなと(投影ゆえ実際は右上部分から欠け始め、次第にそれが右側を侵食しつつ左下へと抜けていく)。


 食の最大を少し過ぎてしまったころ( 07:38 )を直接撮影。減光してないので太陽本体は駄目だけれど、左側の雲に見えている上向きのCの字の光は雲間に投影された姿かも?
201205210738


 最後に意外と室内は暗くなったので同じ条件で新聞紙面を撮影してみたのを並べてみた。暗いのでわかりにくいかもしれないけれど、あえて補正はかけずに撮影したまま。

 左から順に、07:28、07:35、07:51、08:07、08:19。いくらか明るさの違いがわかるだろうか?
20120521lightningscale


まとめ
 ボール紙に手で穴をあけるのであれば、2mm くらいの大きさがきれいに投影できそう。機械できれいにあけた穴であれば 1mm くらいが適当かも。

 投影面とはやや距離を置くようにしたようがきれいに映る。

 事前の準備はしっかりしましょう(反省もこめて)。

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ノマッドとヴァガボンド

 冬に購入したのに気づいたらもう初夏の空気。いやまあ、あれこれ献本だったりとか他だったりとかで、まあその。ということでようやくちまちまと読み始めた「須賀敦子全集第3巻」。

 考えてみたら「2巻」のメモも残していたはずなのに、多分ここにはなにもしていなかったような。そのうちにきちんと残しておこう。

「放浪者」を意味する、ノマッドということばが、ごく日常的な比喩として使われるのを私がはじめて耳にしたのは、パリで勉強をしていたころだった。ベルナルダン街の学生寮で知りあったシモーヌ・ルフェーブルが、ヨーロッパで迎えた二度目の冬、ベルギーから帰ってきた私をつかまえて、いった。あなたって、根本的にはノマッドかもしれない。え、と私はとまどって、たずねた。ノマッド? (P.81)

私たちは、とシモーヌはつづけた。砂漠の人たちをいうときには、このことばをよく使う。北アフリカのベルベル族とかトゥアレグみたいに、決まった場所で暮らさないで、オアシスからオアシスへ旅をつづける人たち。なあんだ。私は気がぬけた。やっぱり、そうなんだ。それじゃあ、ヴァガボンドとおなじでしょ。ううん。シモーヌはゆずらなかった。ヴァガボンドには、ほんとうはひとつ処にとまっているはずの人間がふらふら居場所を変える、といった、どこか否定的な語感がある。それにくらべると、ギリシアに語源のあるノマッドは、もともと牧羊者をさすことばだから、もっと高貴なんだ。ノマッドには、血の騒ぎというか、種族の掟みたいなものの支えがあるけれど、ヴァガボンドっていうことばは、もっとロマン主義的っていうのかな。 (P.83)


 近頃ノマド・ワーキングとか言うらしいけれど、なにも喫茶店などを点々として仕事するくらいなら事務所でもいいし、自宅でもよいのじゃないの? という声もあるやに。 まあ、わざわざそこへ行ってというか、たまたま出先でもそこが仕事場になるよというくらいの意味合いなのだろうけれど。

 千葉敦子は移動型の人と定着型の人と二種類(という言葉だったかどうかは定かではないけれど)あって、自分は移動型だというようなことをいっていた。 いうなれば本来的な意味においてノマッドな人だったかもしれない。

 ふとでてきたヴァガボンドという言葉に、なるほどそういう意味だったのかと思うと同時に、さて自分はどうだろうと思ってみたり。 今となってはここまで定住生活につかっていてはいずれともいえないのだなあと。 それではムムリク族の意味がないではないかと反省することしきり。 かつての自分を思い起こしていろいろ考えなくてはいけないかしらと。

4309420532須賀敦子全集〈第3巻〉 (河出文庫)
須賀 敦子
河出書房新社 2007-11-02

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「アウトランド」

 なんとなく聞き覚えのあるタイトルなので、見たことのある映画かと思っていたらそうでもなかったようで。舞台は木星の衛星イオ。鉱物採掘場でのお話。新任の保安官として家族と赴任したショーン・コネリー演じる男。しかし、妻は子供をつれて数週間とたたないうちに地球帰還のために出て行ってしまう。子供は地球に降りたこともない生活で、もう耐えられないと。

 採掘場では異常な行動をとって死亡する作業員が頻発する。しかし、ろくに調べもせずに遺体は宇宙に葬られる。そりゃおかしいだろうということで保安官が調査を始める。しだいにわかってきたのは、辺境の地では精神に異常をきたすものも少なくなく、内密に麻薬が使われているらしいということ。しかもどうやらそれは採掘場の所長みずから関わっているらしいと。

 所長につめよると「いくら欲しいんだ?」 違法な薬物の高濃度の使用やらで異常行動をして死亡者が続出しているとわかっては面倒だと、殺し屋まで呼び寄せて保安官の殺害にのぞむ所長。他の保安官や作業員らに応援を呼びかけるが、所長が怖いのか、会社が怖いのか、誰も手を貸さない。

 そんな中でただひとり採掘場の女医が手を貸す。最終的には殺し屋は退治してしまい、所長も殴り倒しておしまい。めでたしめでたし。といった映画。

 SF なのかと思っていたのだけれど、未知の細菌とかではないので単に舞台が宇宙であるというだけのサスペンス。まあ、そういう意味では設定の必要性はさほどないのではとも。

 イオの重力がどれほどかは調べていないものの、絵がかれ方としてはあきらかに重力があるので、そういう世界だったっけか? と思ったりはしたけれど。

 余談としては女医役の人がドラマ「クローザー」で主人公ブレンダ・ジョンソンの母親を演じている人ではないかと思ったこと。顔はよく似ている。ただ非常に若い。あとで見たらこの映画 30 年あまりも前の作品だった。それなら今おばあちゃん役でも無理はないかと。

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さよならビーケーワン

 [ 書店サイト「honto」がリニューアル、「bk1」を統合、リアル書店とも連携 -INTERNET Watch ]

 はじめて使ったネットの書店はたぶん bk1 ではなかった。 cbook24 だったか。とはいえニフティとの関わりなどもあったりしたので信頼を置いていて当初はよく利用していた。

 もちろん最近も利用はしていた。いくらかポイントも残っていたので(大半はあしあとによるものだけれど)、どうしようかとは思っていたのだった。タイミングを失って honto へのリニューアルにかかってしまった。

 そしてサイトがすっかり変わった。今度は 10000 円以上購入でポイントがつくとか。ポイント目当てというわけでは元来なかったのだけれど、なんだかあまりメリットを感じられなくなってしまった。(一万円というのはどうやらなにかのキャンペーンということらしく、従前通りのようでもある。ごめんなさい)

 もはやアマゾンでよいか、と思っている人もあるいは多いのかもしれないなあ。

 honto にそれでよかったの? bk1。 とか思ってみたのは、ただの洒落です。

 さよなら bk1 。

#メモリアルとして。

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すべてがSになる

 なんだか次第に現実のものとなってきた感のある携帯電話界隈。ドコモの発表した新製品はすべてスマートフォンだったとか。らくらくフォンまでも。au にしてもソフトバンクにしてもそういう傾向は間違いないようで、個人てきにはあまりうれしくない。たいして使わないからということでもある。

 本来的な電話としてもまず使うことがなくて、メールを多少という程度なのでパケット定額なんてまったく興味がない。けれどもスマートフォンしか選択できないとなるとこれが必須となるのは決まってしまっている。多少は安いプランを今後用意するかもしれないけれど(ドコモは用意するみたいだ)、それにしたってほとんど不要なので、いっそ従量制に戻して欲しいくらいだ。悪までも個人的には。

 別にすべての人がインターネットにつながなくてはいられないということでもないだろうし、電話だけでいいとか、使ってもメールだけ、ほかの機能なんていらないという人も少なくないはずなのだが。

 にもかかわらずスマートフォンしか選べなくなるとパケット定額をつけざるを得なくなり(使わないのに)、結果バリバリ使う人のために料金を負担するという構図がますます広がっていくのだなあ。

 完全に従量制にしろとはいわないけれど、ほとんど使う予定がないという人向けのことも考えて欲しいなあと。すべてをスマートフォンにするのが既定の路線であるのなら。それがないなら、その時点で解約するしかないかもしれない。

 ひとつのことにばかり目が向いて回りが見えなくなっているというようなことはないのかなあ。

4062639246すベてがFになる (講談社文庫)
森 博嗣
講談社 1998-12-11

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EVA

 今更ではあるけれど、ようやくにして「新世紀エヴァンゲリオン」を通してみたのだった。当時はこちらではいくらか遅れての放送だったようには思う。さらには、日曜朝 6 時からという放送で、何度か映りの悪い室内アンテナで挑戦したのだけれど(たまたまそういう環境だった)断念したままだった。

 最近になって GyaO! でときどき配信してくれたものの途中までというのが多く、先般ようやく最後まで見ることができたのだった。(まあ、無料配信だけ見て以下のようなことを言うと怒られるかもしれないけれど、まあテレビ放送だって同じだからよいよね)

 で、感想をひとことでいえば、最後はスタッフがパニックになって収拾がつかなくなって破綻したのではないか? と。

 最後の数話とそれまでとは作りがさっぱり異なっているし、時間の足りなさ(毎回の製作時間だけでなく、全体としての時間も含め)からか作りに粗さが目立っていたようにも。

 もちろん最後のほうは人類補完計画についてのもろもろが明かされていくということで、描き方が変わったという見方はあるにせよ、ではその人類補完計画そのものはどれほどのものであったかというと、いささかお粗末に過ぎたのでは。

 人類の心の隙間、集団との関わりを持てないといった個人の心の弱さといったような心の補完をするのだということだったけれど、そのためになぜエヴァンゲリオンなどというものが必要なのか? 仮にそれが必要なのだとしても、それによって補完されるのはその操縦者である個人だけではないか? とか。まあ、とにかくそれでは物語の核となる部分の説得力が一切崩壊してしまうではないかという。

 結局面白そうなキーワードを寄せ集めて面白そうな物語を作ってみたものの、収拾がつかなくなってしまったまま終わりにせざるを得なかったというのが正直なところなのではないかと。そんなことはない、というかもしれないけれど。

 それをちまちまと映画に再構成したところで、結局何が変わるともいえないのではないかと。

 面白い設定だし、実際面白いと思ったから見ていた。それだけに、この終わり方ではせっかくの作品が台無しではないかなと。もったいない話だ。可能であるならきっちり作り直すか、きちんと企画をまとめあげたうえで続編を作るというのがよいのかもしれないなあ。


B00007LLA9NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX
GAINAX
キングレコード 2003-06-25

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フラクチャー

 刑事コロンボでおなじみ(といっても最近ではもう理解してもらえないのかもしれないけれど)の倒叙形式で描かれているサスペンス。

 航空機の事故調査などをやっているらしい男が仕事をさっさと切り上げて帰ってくる。とあるホテルのプールでは彼の妻が男と情事を楽しんでいる最中。ホテルの部屋に忍び込む男。夕刻になって妻が家に帰ると男が暗い部屋のなかで待っていてギョッとする。すべて知っているぞとばかりに遠回りな会話をするふたり。振り向きざまに妻を撃つ男。庭師が音を聴きつけて心配してやってくる。妻の遺体を移動させ窓ガラスを撃ったりする男。

 やがて警察がやってきて交渉がはじまる。君だけはいってこいと男。遺体を確認して驚愕する交渉役。妻はよかったかい? みたいなことを言う男。妻の情事の相手はその交渉役の警察官だった。しかし、それは黙っている。

 そして裁判。自供もある、拳銃もある、どうみても男が妻を撃ったことに間違いはない。簡単な裁判だと検察側。男は弁護士はいらないといって自ら弁護をする。はじめはなにもしようとしない。そして、交渉役の警察官が証人にたったときに、はじめて妻との情事の相手であることを明かす。裁判は中断。自供をとった取調べにもその警察官が同席していたため、自供は認められない。

 すべてが一気に逆転していく。押収した拳銃も実は発射された痕跡がない。結局、これ以上男を有罪にする材料はいっさいなくなってしまい無罪放免となる。一方で妻は一命をとりとめたが、意識を取り戻す見込みはない。妻が死んでしまえば唯一といっていい証人を失うことになるが、男は法的な手続きを進めて妻を安楽死させる。

 すっかりもてあそばれてはめられたと憤る担当検事。そして最後のどんでん返しへとなだれこむ。

 DVD にはなっていないのだそうだけれど、これはなかなかに面白いのにもったいない。いやまあ、そういう面白いものだからこそ DVD とかにしないという選択もまたあるのだろうけれど。

 アンソニー・ホプキンスがさながら「羊たちの沈黙」のレクター博士のようでもあり、飄々としてそれでいて抜け目なく計画していたあたりがなんとも心憎い。正直最後のくだりはなくてもよいのではないかと思うのだけれど、やはり世間的にはそうしないとまずいってことなのかもしれない。

 タイトルの意味も砕けるとか壊れるという意味だけでなく、スラングのほうの「いい気持ちにさせる」なんてのも、なにやら暗示的でうまいなあと思ってしまう。

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正規表現についてひとつ覚えた

 図書生成をしていたら、なにやら無限ループにはいってしまったようなので、いったい何が起きたのだろうと調べていたら、とあるインラインタグを XML タグに変換するところでループしているようだった。それまではそんなことはなかったのでどうしたのかと思いつつ調べていって、そういえばと正規表現のあたりを調べて納得した。パターンが誤認されているのだった。

 @<abc>{hoge}

 みたいな記法を使っていて(ReVIEWライクなので)、これにマッチしたら特定の XML タグに置換するようにしていたのだけれど、

 /@<abc>{hoge}/ =~

 といった感じで調べて str.sub! していたのだった。ところが、問題が起きたのは、hoge 部分が半角数字だけのもので、これだと {m,n} という正規表現の繰り返しを示すメタ文字に合致してしまうのだった。そのため、該当する文字列が含まれている間ループさせていたので、いつまでたっても置換されずに無限ループにはまっていたと。

 ということで、\{ \} とすることで対処してようやく事なきを得たと。メタ文字についてひとつ覚えました。(きっとまた忘れてしまうだろうけれど)


追記:05/15

 [ quotemeta::ときどきの雑記帖 2012 ]

 Regexp.quote なんてものがあったのですね! 覚えているうちにさっそく使っておこう。

 [ Regexp - Rubyリファレンスマニュアル ]

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花冷え

120506


 足早に過ぎ去っていった桜の季節ではあるけれど、もう少し楽しみは残されていたようで。

 とはいえ、強い風に吹かれてはらはらと散っていくわけではある。

 りんごの花もすっかり咲きそろい、花の季節の到来かな。

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「インストール」

 映画化されていたということを正直知らなかった。綿矢りさがなにやら賞をとったとかいう話で記憶しているだけで。せっかくなので一度は見てみることに。

 設定としてはなかなか面白そうな印象。女子高生が毎日の生活になにやらもやもやしたものを感じていて、ある日私物を全部処分して、母親には学校に行っているふりをして不登校を続ける。たまたま出会った変な小学生にネットチャットで H な会話をするアルバイトに誘われてはまりこむ。

 17 歳の女子高生が書いたというには挑戦的な設定かもしれない。ただ。

 ただ、原作通りの内容だとすれば所詮は 17 歳の女子高生でしかないというところも。それっぽい言葉を羅列してみたところで実体験があるでもなければ内容は薄いまま。それはあくまでも材料にすぎず、本質は青春時代のもやもやした心理状態の一形態を描きたかったのだ、といえばまあそれはそれ。

 けれどもそれならばなおのことそんな奇妙な設定は不要だったのではないかと思うような。

 ちょっとした問題が発生して、さあどう続けるのかといったあたりで安易に結末を迎えてしまうあたりもやや弱いような。いえ、あくまでも映画での印象です。

 上戸彩というよりも小学生役の神木竜之介のかわいさが目立つ映画であったなあと。子供というのはある意味魔物だ。

B0007OE0YQインストール スタンダード・エディション [DVD]
綿矢りさ
ハピネット・ピクチャーズ 2005-04-29

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#このタイトルで amazon 検索するとちょっとはずかしいことになるのは・・・

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その初見日は初見です

 [ 信濃毎日新聞[信毎web] 斜面 05月11日(金) ]

 NHK のニュースでもツバメが減少しているのではないかということで、日本野鳥の会で調査をはじめているといっていた。で、新聞のコラムでは、

春先まで寒かった今年はいつ来るか気がかりだったが、3月末に姿を見せた

 と書いている。

 が、これは少々解せない。なぜなら長野市あたりのツバメの初見日は平年で 4 月の中ごろだからだ。

 [ http://www.data.jma.go.jp/sakura/data/tubame.pdf ]

 かつて初見日を調査していたときにはおおむね 4 月の 15 日あたりで前後する程度だった。3 月のうちに見たことはまずない。

 まして今年はずっと寒さが続いていた。にもかかわらず 3 月末にツバメを長野市あたりで見かけることはまずありえないのではないかなあと。まったくあるはずがないとまではいわないまでも、やや信憑性にかけるといわれても仕方ないのではなかろうかと。

 わたしが見かけたのは 4 月の終わりころだった。モンシロチョウで 4/21 だった。

 それは本当にツバメだったのでしょうか?

#あるいは 4 月末と間違えられたのか?

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AMIS などで外字が表示できていないことに気づいた(解決)

 ふと AMIS 3.1.3 で確認していてわかったのだけれど、第三水準などの文字が表示できていないのだった。

 青空文庫のテキストからそれらの文字を UTF-8 の文字に置き換えてファイルを UTF-8 で保存。そうして作成したテキストデイジー図書ファイルなのだけれど、AMIS で再生させたら当該文字が表示できずに「・」になってしまっている。

AMIS 3.1.3 で「・」になっている図


同じ部分をエディタで確認の図


 どうやらこれまで作ったものもみなそうだったらしい。

 EPUB3 リーダーの espur で表示させるとこちらでもやはり表示できない。さらに、Adobe Digital Editions Preview でも同じだった。

 しかし、EPUB3 チュートリアル を見ると、Unicode に登録されている文字であればそのまま表示できるような印象なのだけれど? フォントを埋め込んだりしなければ駄目なのだろうか?

 EPUB はともかくとして、AMIS で表示できないのは日本語について結局 Shift-JIS しか対応できていないからなのだろうか? となると文字の再現性に著しく問題が生じるような。さらには表示できないので読み上げができないという問題も。

 さて、なにが起きていて、どう対処するべきなのだろう。ほかでおきていなければ、自分の作成ファイルの問題ということになってしまうけれど。どうなのだろう。

追記:
 原因がわかった。XP だからだった。AMIS にしても espur にしてもホスト OS である Windows 7 ではなくて、Virtual PC の XP で動かしているのだった。

 で、XP では表示できない文字(第4水準の一部や区点コードの文字など)だと駄目であると。とはいえ、XP 上で利用している人があると仮定した場合、適切に利用できない場合が生じてしまうということになる。当然専用の再生機器でもそうした文字に対応している必要があるのか(もっとも、専用の再生機器の場合に多くは音声ファイルを再生するのかもしれないので問題は特にないのかもしれない(そもそも文字を表示することすらないかもしれない))

#上の画像でエディタで表示されているのは、エディタで確認したのは 7 でのことだったから、XP 側で見たらやはり表示できなくなっていた。

 ということで現状では気にしてもはじまらないということか。(XP のサポートは再来年春まであるとはいえ)

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HTAで作ったタグ付け編集ツール

 作っていた HTA はこんなやつ。原稿テキストを読み込んでフレーズ分けしてタグ編集をする。

 OCR テキストなど本来の行末でないところで改行コードがはいっているものも join オプションでほぼ適切に連結しなおして読み込む。

 今後、実地に使ってみよう。ココログのこのデザインにあわせると画面サイズが小さくなってしまうので、Youtubeサイトで見たほうが分かりやすいかも。

追記:
 テキストデイジー図書を作るために作った RDAISYMaker 用のタグ付けなので ReVIEW とは一部異なります。そのあたりを修正して ReVIEW 用にしてもよいかもしれないけれど、そもそもの ReVIEW が素の Windows では使えないのでなんともいえません(笑)。

 ファイルはこちらからどうぞ。

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HTAの続き(プチ)

 HTA のプチ続き。

 編集したファイルを保存してみたら、utf-8 でオープンして、文字列も force_encoding("UTF-8") していたのだけれどできあがったファイルは Shift-JIS だった。ことによるとこれも ASR 由来の現象かしら? はたまた別の要因かしら?

 Windows7(x64) で作っていたのだけれど、同じものを WindowsXP で実行したら改行あたりの処理が少し異なっていることに気づいた。Windows7 では勝手に行末に改行があるものとしてくれているような感じで、XP では明示的に必要なところにいれないと改行が消えてしまったりする。(ちょっとわかりにくいなあ)

 文字列を選択してその部分にタグを埋め込んだものに置き換えるのだけれど、選択してタグ解除をしたときに、 XP では行末の改行が削除されて結果として行が縮まってしまう。

 7 での挙動が正解なのか、XP での挙動が正解なのかはよくわからないのだけれど、同じ結果を得ようとすると修正したものを使わなくてはならないようで、ひとまずそれぞれを用意した。(これもまた他の部分がそもそも不適切なのかもしれないけれど)


Shift-JISってなんですか?: つらつらぐさ
HTAのtextarea内ではWindows-31Jしか表示できない?: つらつらぐさ

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HTAのtextarea内ではWindows-31Jしか表示できない?

 HTA の続き。

 arton さんに指摘していただいて meta での charset の指定が間違っていたことがわかったので、そのあたりはちゃんと表示されるようになった。UTF-8 を指定して UTF-8 で保存した HTA を実行したときに、直接記載していたテキストはちゃんと表示された(タイトルとか、ボタンの名前とか)。

 ただ、それでもやはり textarea 内にファイルの内容を表示しようとすると Winodws-31J にしないと文字化けしてしまう。

 読み込むファイルは UTF-8 で保存されていて、File.open(filename, "r:UTF-8") として、読み込んでいく行そのものは UTF-8 であるのは確認。それを textarea.value に与えても UTF-8 のままでは文字化けしてしまう。value.encode("UTF-8") とか、value.force_encoding("UTF-8") としても同じこと。

 ためしに html として開いてみると、当然のごとく ActiveX コントロールの許可なんたらかんたらというのが出るので、許可とするのだけれどボタンなどを押しても無反応。ただ、UTF-8 のテキストを textarea に貼り付けてみるとこれまた当然だろうけれどちゃんと表示してくれる。

 HTA の textarea ではWindows-31J での入力・表示しか対応してないってことなのだろうか? だって日本語 Windows でしょ? とかいうことで。

 ためしに div タグで表示領域を用意して、そこに innerHTML = text としてみたけれど文字化けについては同じだった。さらには改行の変換処理をしないと連続してしまうので、これもまた面倒であると。

 html にしてもきちんと動作するならそちらにすればよいのだろうけれど、このままではどうも駄目なようで。なかなか両方うまくというわけにいかずに悩み中。

#とかやっていたら、コピー&ペーストすると UTF-8 文字列がちゃんとはいることが確認できた。直接入力するのも同様。ファイルを開いて読み込んでというのだけ化けてしまう。

#ファイルから読み込んだ内容を textarea.value に渡すして、textarea.value のエンコードを表示してみたら、ファイルのエンコードに関係なく ASCII-8BIT になっていた。 あとで force_encoding しても駄目だった。
 ということで文字列を渡すと ASCII-8BIT になってしまうのが問題みたいだ。直接入力やペーストなら問題ないので。

Shift-JISってなんですか?: つらつらぐさ
HTAの続き(プチ): つらつらぐさ

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暗くなるまで待って

 いわゆる名作映画というものだとその名前をなんどとなく見聞きしたり、はたまたその評判を見聞きしたりしているうちになんとなく見ることもなく過ぎてしまったままになっていて、考えたら見たことないし、内容も良く知らないということになっていたりする。単純に見たことないってことではあるのですが。

 ということではじめてみた「暗くなるまで待って」。単純な場面展開だけで構成されているのに、なんともいえないうまさがあって楽しい。最近のごてごてとして、あれやこれやをひねくり回してこれでどうだ、みたいな鬱陶しさもなく、わかりやすいけれどちょっとしたところの演出が実に心憎かったりして、何度となくうなってしまうといった。

 まあ、この女の子はどういう育ちをしているのだ、と思うくらいに小憎らしい印象かと思えば、勇敢に行動してみたりというのはちょっとひっかかってしまったりはするのだけれど。冒頭のいきさつもやや説明不足で人形がなぜカメラマンの手に渡らなくてはならなかったのかが、今ひとつ判然としないとかはある。

 それでも、映画というのはもっと単純でもずっと面白くなるのだなあとあらためて感じる。近頃は技巧に走りすぎなのかもしれない。脚本やそもそものアイデア、それらを見せるための演出がきちんとしていなければ、どんなに超絶技巧で映像化しても陳腐なものにしかならないってことはあるんじゃなかろうかと。

 「WAIT UNTIL DARK」という原題もよいけれど、「暗くなるまで待って」という邦訳も(同じといえば同じだけれど)よいなあ。

B0061R4JX0暗くなるまで待って [DVD]
フレデリック・ノット
ワーナー・ホーム・ビデオ 2011-12-21

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Shift-JISってなんですか?

 たださんも ReVIEW を使って epub ファイルなどを作られたり、tmtms さんも ReVIEW はじめようかなといわれたり、次第に需要や注目が高まってきている感のある ReVIEW です。(tdtds と tmtms との対比も面白いですが)

 で、専用の記法でもってタグつけをしていく必要があるわけですが、このあたりがなれてしまえばよいとして、やはり面倒なところではあるのではないかと。また、なれるまでには記法の細かなルールなどもうっかりして間違えてしまいがち。もちろん、そのあたりは「変だよ?」と注意はしてくれるのですが、できればなれとかに頼らずに手軽にしたい。

 むとうさんが秀丸用のマクロを公開されてはいるのですが、マクロだと誰もにすすめられるというのはちょっと辛いかもしれません。

 で、ReVIEW 用ではないですが、自作用に HTA で編集ツールを作ったらどうだろうと思ったので作ってみたのでした。まあ、一応はできたのですが、textarea 内の文字が Windows-31J 以外では化けてしまうのが困りもの。

 いろいろ試してみたものの charset で指定しようが化けるものは化ける。しかも、Shift-JIS では駄目で、Windows-31J としないと「Shift-JIS なんて知らん」とか言われてしまうわけで。

 結果、正規表現中のテキストもマルチバイト文字に関してはわざわざエンコード指定しないと駄目という面倒さ。まあ、そのあたりは我慢しても、UTF-8 を読み込むのはよいとして表示は Windows-31J にしないと駄目なので、依存する文字は表示できない。読み込みもそこで止まってしまう(このあたりは例外処理であるいは対処できるのかしら?)。

 このあたりは使いにくい。なんとかならないものかしらと思案中。HTA で UTF-8 の文字列を UTF-8 としてそのまま表示するにはどうしたらよいのかと。

HTAのtextarea内ではWindows-31Jしか表示できない?: つらつらぐさ
HTAの続き(プチ): つらつらぐさ

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カセットいろいろ

 [ 2012年05月03日 ::ときどきの雑記帖 2012 ]

MSX でもカセットテープを使ったのは少数派じゃないかなあ。 MSX全盛の時期ではカセットテープを使ったパソコンがたくさん使われていた という話なら書き方がおかしい気がする

 同感です。手元の資料には情報がないのだけれど、MSX 登場当時(1983 年頃)では自作プログラムの保存メディアとしてはカセットテープを使ったデータレコーダ標準だったようには思うけれど、ROM カセットはすでにあったようなので、市販のソフトは ROM カセットで提供されていたのでは? ちょうどファミコンと同じで。

 MSX のゲームソフトなどがカセットテープ版で販売されたような記憶はあまりないですね。88 では当初はカセットしかなかったのでかなりカセットで買いましたけれど(「サラダの国のトマト姫」とか「スーパーマリオブラザーススペシャル?」とか)。

 そして MSX 全盛時代ともなればすでに 3.5 インチフロッピー標準装備時代ではなかったかと。カセットテープでピーガーやっていた全盛期といえばやはり 80、88、時代ではないかなあ。MSX 登場のころにはすでに 3.5 インチフロッピーディスクドライブもでていたし(SMC-777とか)、一般的なパソコンでもフロッピーディスクがすでに標準装備になっていたし(1983年)。

 あくまでも記憶の範囲での話ではありますけれど。

#ちょっときちんと確認してみたいなあ(とは思いつつ)。

追記:5/7
 カセットテープのソフトもたくさんありましたよ、ということではあるらしい。このあたり RetroPc.NETあたりに資料があるとよいなあ(などと希望的観測)。

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黒猫の端午

 さてと。
20120503_01


 どうしようかなあ。
20120503_02


 きみはいったい何をしているのかな?

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シナリオ版 さよならジュピター

 ちょっと時間があいてしまったけれど、小説に続いてシナリオ版を。映画の記憶はもはや断片的なものでしかないので、こんなに端折られていたのか、という驚きにもにた読後感。まあ、それは小説を先に読んでいるからで。

 小松左京自身のあとがきというかにもあるけれど、映画という制約のなかで登場人物を融合したり、時間的にきりつめる作業だったといったことでなんとも急速な展開。小説を先に読んでしまうとその違いがよくわかるし、こんなもので映画を見て理解できるのか? 楽しめるのか? と思ってしまうくらいに物語がすすんでしまう。

 土台映画の標準的な時間である二時間あまりというのが、長大な物語を描くには無理があるってことではあるのだろうけれど。たとえばテレビドラマ版としてアメリカあたりで全9話とかで作り直したら、もう少し丁寧な作品(小説に近い)ものになるのかもしれないなあ。

 怖いものみたさで映画を見てみたい気もする。

 当然のごとく絶版。

4195775817さよならジュピター―シナリオ版 (徳間文庫)
小松 左京
徳間書店 1984-01

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 なんだか異様なプレミアム感が・・・

B000FHVUV6さよならジュピター スタンダード・エディション [DVD]
小松左京
ジェネオン エンタテインメント 2006-06-23

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砂漠のなかの一粒の砂

 [ 信濃毎日新聞[信毎web]|国支援室、被害者家族ら置き去り 関越バス事故 ]

 新聞にこんな記事があって、被害者の家族の言葉として「国交省からは何の連絡もない。陸援隊は謝りにすらこらい」というものが。で、ふと思う。先にあった丸亀での事故で小学生らが死傷したときには、警察や学校が連絡先を加害者側に連絡したとして謝罪していた。今度は謝罪にこないと怒っている。

 もちろん両者を同じに考えてはいけない部分はあるのだと思う。バスツアーのほうは乗客の名簿がそもそもあるのだろうから、それを元に訪れることはできるわけではある。とはいえ、謝罪にきたといって怒られ、謝罪にこないといって怒られとなると、正直どうしたらよいのかというのも。

 被害者側からすればもちろん両方の思いがあって当然であろうし、やり場のない怒りというのもあるし、きっと自分が当事者になったら同様の反応をしてしまうのかもしれない。

 ではと思う。事故直後に被害者家族や親戚、学生時代の友人知人、会社関係へと取材にやってくるマスコミはどうやってその情報を得ているのかと。彼らがその情報を得るのは正当なのかしらとも。取材する権利とか言うのかもしれないけれど、加害者側の親族もつらい思いをしているのは同じことで、なんとか人として誠意を示したいという思いもわからないではない。

 けれども被害者の連絡先を知らせてもらえないとして、マスコミにはそれが示されるとすると、ちょっとおかしな話ではないのかなあとも思う。

 いや、本当はそういうことを言いたかったのではなかった。実はもうひとつのほうを言いたかったのだった。それは、

「支援室の存在はウェブサイトで広報していますから」とも。

 との言葉。最近こういう考え方が増えてきていないかと。国にしても企業にしても。少なくともわたしはこんな支援室なんてものが存在していることを知らなかった。ましてウェブサイトの存在も知らないし、見たこともない。けれども、彼らにすればすでにして全国民に十分に告知しているという認識なのだろうなあと。

 はたしてそれは広大な砂漠のなかにひとつぶの赤い砂を落としておいたので告知は完了しましたよ、とでもいうかのようで。あるいは、きっとどこぞのビルの中にでも存在しているのだろうけれど、その室内の掲示板に貼り付けておいて、これでもう誰でも見られるようにしましたよ、とでもいうことではないのかと。

 インターネットが広く普及しすぎてしまった弊害なのではないかなと。ウェブページを用意しただけですべての人がアクセスすることは可能ではあるけれど、何もせずにその存在をすべての人が知ることはまず不可能。それがウェブというものだと思うのだけれど。

 パナソニックはいまだに石油ファンヒーターの回収のために告知を続けている。もう何年になるだろう? いつまで続けたら社会はそれを許してくれるのか? すぐに告知をやめてしまう会社。ウェブに載せただけでなにもしない会社。告知するとは、どういうことだろうね。

 きっと被害者支援室のサイトというのは毎日一億アクセス以上あるから、ほぼすべての国民が毎日チェックしてくれているということなのでしょうね。すごいサイトだなあ。

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「安くを全うするのが安全」ではない

 早くから騒がれすぎて当日になったらすっかり忘れてしまうのではないか、と思うくらいの今年の金環日食。盛んに観察めがねとかをニュースやワイドショーで取り上げたりもしているけれど、安全という点で本当に配慮がされているのかというとなかなか疑問なケースも多いような。

 先日地元ニュースのなかで取り上げていた映像には恐ろしいものがあった。塩尻星の会というところで子どもに観察めがねの手作り講座を開いたらしい。

 こうして使う分にはまだよいが、
2012eclipsglass01


 こういう事態は絶対に起こる。
2012eclipsglass02


 なにしろぺらぺらの紙を使って作っているのだから。子どもでなく、大人であってもこうした持ち方で直接太陽を見ることになる例は絶対にあるはず。どんなに注意しても。

 そんな方法を紹介するこの星の会というのはどれほど素人なのだろうか、などと思ってしまったりするのは厳しすぎるだろうか?

 後半に紹介されていた、元日本天文学会会員の塚本さんという方が紹介されていた投影法ならば、安全性も高いうえに、子どもの遊び心を誘うこともできる。

 二枚の厚紙を平行にして太陽光と直線上に置く。
2012eclipsglass03


 太陽側の厚紙に開けられた小さなたくさんの穴が、もう一枚の厚紙に投影される。
2012eclipsglass04

 肉眼で直接見たところで小さなものでしかないので、よく見えないやということでついはずしてしまいがち。同じ小さなものでも投影することで分かりやすくもなるし、なによりいろんな形に穴を開けておくことで投影される楽しさがある。

 地面にさす木漏れ日でも可能だけれど、間違って木漏れ日越しに直接見てしまう例もあるらしく、きちんと知られるためにはやはりあえて厚紙二枚を手に持ってというくらいのほうがよいのかもしれない。

 市販されているものでも単眼用のものもあったりして、これも危険だなと思ってしまう。しかもどこぞの天文台のようなところで行った講習会でそれを使っていたケースも映像で見たので、それもどうなのだろうかと。

 なにかと安全にたいして敏感になっている昨今にも関わらず、やはり本質的なところはまだまだ意識が足りないのだなと。

 せっかく見るのであれば、安全に楽しくということで。

#しかし、食の最大、07:30 頃というのはなんとも微妙な時間であるなあ。

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IMPACT

B003NYUTX8IMPACT インパクト【完全版】 [DVD]
アットエンタテインメント 2010-08-04

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 正直なところあまり期待せずに見始めたのだけれど、なかなか楽しめたのだった。なにやら壮大な流星群があるということらしく世界中でそれを観望していると、その奥からあまりにも大きな塊がやってきて月に激突。それによって月の公転周期が変化して長大な楕円軌道を描くようになってしまうと。

 さらに、激突したのは褐色矮星のかけらで異常に密度が高くて強力な磁場を形成していると。それにともなって地球の磁場にも影響を与えて電気方面への影響やら、重力の局所的な変動で物が浮き上がってしまうといった現象が続発すると。

 さながらなにかの SF イラストみたいに大きくなった月には大きな割れ目。さらに近づく月の軌道を調べなおしたらどうやらこのまま地球に激突するらしいと。

 で、アメリカ軍は核ミサイルを諸悪の根源である褐色矮星のかけらにぶつけてこなごなにしてしまえば万事解決すると豪語し、召集された科学者たちはそれだとこなごなになったかけらが地上にふりそそいで大惨事になる可能性を否定できないと反対し。結局、大統領のご英断で軍の案が採用されて予定とおりに失敗する。

 で、急に磁場からなにやら重力を発生させる装置だかなんだかを製造してそれを月においてどうのこうのという話になって、組み立てやら最終的な計測やらで言いだしっぺの科学者が同行することになって、と次第に映画「アルマゲドン」の様相を呈してくる。

 まあ、なんともとんでも的な面も否めないのだけれど(SF というのはそもそもそういうものだけれど)、それはそれとしてなかなか楽しめたのは「アルマゲドン」みたいなエンターテインメントではないからかも。詳細はわからないけれど、アメリカ、ドイツ、カナダの合作ということで、つくりとしては長編のテレビドラマという感じ。といってチープな感じはなくてきちんとかけるところにはかけているといった感はあって、人間ドラマ的にはまあよい感じ。

 科学的な考証としてどちらがより適切なのかとかはわからないけれど、「アルマゲドン」がただのお莫迦映画になってしまった印象と比べたら、より楽しめる作品になっているかなあと。

 案外掘り出し物かもしれない。

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