部分日食だったので
昨夕の曇天からあるいはこのあたりでも駄目なのかと思っていたらすっかり晴れていたのでよく観察できた。太平洋側では雲が多くて観察できなかったところもあるようだけれど、雲間から、あるいは薄雲を通して却って手軽に観察できたというところもあったようで。
なんにせよ、これで金環日食フィーバーも急速に冷めていくのでしょうねえ。
ということでピンホールでの観察記録を。穴の大きさはボール紙のほうで、2.5mm、1.0mm、2.0mm くらいの順。テレホンカードの打孔が 1.0mm くらい。
すべて(概ね)下の方向が投影された面での北方向。
06:58頃
07:18頃(画像の傾きを修正しました)
07:37頃
07:37頃
07:53頃
厳密にではないけれど、左下から右上に欠けた部分が動いていく様子がわかるかなと(投影ゆえ実際は右上部分から欠け始め、次第にそれが右側を侵食しつつ左下へと抜けていく)。
食の最大を少し過ぎてしまったころ( 07:38 )を直接撮影。減光してないので太陽本体は駄目だけれど、左側の雲に見えている上向きのCの字の光は雲間に投影された姿かも?
最後に意外と室内は暗くなったので同じ条件で新聞紙面を撮影してみたのを並べてみた。暗いのでわかりにくいかもしれないけれど、あえて補正はかけずに撮影したまま。
左から順に、07:28、07:35、07:51、08:07、08:19。いくらか明るさの違いがわかるだろうか?
まとめ
ボール紙に手で穴をあけるのであれば、2mm くらいの大きさがきれいに投影できそう。機械できれいにあけた穴であれば 1mm くらいが適当かも。
投影面とはやや距離を置くようにしたようがきれいに映る。
事前の準備はしっかりしましょう(反省もこめて)。
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