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「インストール」

 映画化されていたということを正直知らなかった。綿矢りさがなにやら賞をとったとかいう話で記憶しているだけで。せっかくなので一度は見てみることに。

 設定としてはなかなか面白そうな印象。女子高生が毎日の生活になにやらもやもやしたものを感じていて、ある日私物を全部処分して、母親には学校に行っているふりをして不登校を続ける。たまたま出会った変な小学生にネットチャットで H な会話をするアルバイトに誘われてはまりこむ。

 17 歳の女子高生が書いたというには挑戦的な設定かもしれない。ただ。

 ただ、原作通りの内容だとすれば所詮は 17 歳の女子高生でしかないというところも。それっぽい言葉を羅列してみたところで実体験があるでもなければ内容は薄いまま。それはあくまでも材料にすぎず、本質は青春時代のもやもやした心理状態の一形態を描きたかったのだ、といえばまあそれはそれ。

 けれどもそれならばなおのことそんな奇妙な設定は不要だったのではないかと思うような。

 ちょっとした問題が発生して、さあどう続けるのかといったあたりで安易に結末を迎えてしまうあたりもやや弱いような。いえ、あくまでも映画での印象です。

 上戸彩というよりも小学生役の神木竜之介のかわいさが目立つ映画であったなあと。子供というのはある意味魔物だ。

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綿矢りさ
ハピネット・ピクチャーズ 2005-04-29

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