タイタン
テレビで映画「タイタンの戦い」を見る。なんとなく「アルゴ探検隊」を思い出してしまう。ペルセウスって海の中から生まれたの? などと思ったりしたので、「ギリシア神話小事典」など出してきてみると、なるほど母親と一緒に棺にいれたまま捨てられてしまったのね。(それは後になって映画でも描かれていた)
で、ペルセウスを助けた漁師は「ブラス」で指揮者を演じた人に似ているように見えるのだけれど、名前まではその時確認できなかった。
ペルセウスといえばいろいろ逸話があるのだけれど、なんとなくもろもろは端折ってアンドロメダとのあたりだけにしたようだった。で、クラーケンというのだけれど、おばけクジラとよく聞いた覚えがあるものの、なんだかタコみたいでもあり、よくわからない化け物になっていた。実際、あれはなんだったのだろう?
イオという女性は死なない人だったのではなかったのか? などと思ったり、よくわからないところもある映画だったなあと。やはり少々話を省略しすぎたのではないかな。(まあ、テレビなので公開されたものからさらにカットされている可能性はあるのだけれど)
その点では「アルゴ探検隊」のほうがすっきりしていて楽しめる映画だったのかもしれないなと。「タイタン」の大サソリとの戦いとか、メデューサとのそれとか、確かに映像技術はすばらしいとは思うものの、「アルゴ」の時代のそれの見事さを思うと、どちらがともいえないような気がしてしまう。
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