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めくるべきスクリーン

 [ 【山田祥平のRe:config.sys】 めくるめくスクリーン ]

もし、このサイズ、解像度のスクリーンを、Windowsのモニタとして接続することができたとしよう。おそらくデフォルトでは使いものにならないはずだ。Windowsはデフォルトで96dpiを想定しているので、約36%の大きさで表示されてしまう。それでは表示されるオブジェクトが小さすぎて、マウスで操作するのもたいへんだし、そもそも文字が見えなくなってしまう。

 だが、iPad用のアプリは、iPad 2までと同じようなイメージでオブジェクトを表示する。アイコンの大きさも同じだ。だから、操作のフィーリングを妨げることがない。

 これは、iOSが、スクリーンの解像度を仮想化し、1,024×768ドット/132dpiに見せかけているからだ。スクリーンサイズは同じ9.7型だから、つまり、4つのドットを1つのドットに見立てることで、表示サイズの矛盾を解消している。アプリは何も知らなくても、勝手にいつものように表示ができているというわけだ。

 引用が長くてごめんなさい。

 しかし、こういう発想はユーザーへの負担もアプリ開発者への負担も軽減してくれるのだろうなあ、などと。

 今現在 14 型 1600 x 900 で使っているのだけれど、文字は小さいけれどまだしっかりと認識できるので問題ないとはいえ、これ以上小さくなったらちょっと苦しいとは思う。細かな文字でも以前よりくっきりと表示できるためになんとかなっているだけで。

 VT-x が必要とかでまだ試していない Windows8 。そろそろ試してみたいのだけれど、こんなところからも Windows の行く末はどうなのかしらん? とふと思ってみたり。

#タイトルはたんに韻を踏んでみたかっただけで意味はありません。(あえて言えば、タッチスクリーンがデフォルトになった未来、とでも言おうか)

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