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女々しいのは男

 テレビにしても雑誌などにしても、一度見始めてしまうとついつい続きが気になってしまって連続してみたり、購入したりということになってしまいがち。ということもあって初回以外は見てきた E テレの「アンジェラ・アキのソングブック」。いや、実際面白かったし、なるほどと思うことも多かったので実に有意義だったのだ。

 最後の作品は「 Without You 」。ところが歌詞を訳してみていくといろいろと学生さんほかから意見が。こんなに女々しいのは絶対にこの主人公は男だ!とか、「君はどうしても知っておくべきことがある」みたいなのは、なにをそんなに自己陶酔しているのかといった感じで。

 まあ、確かに男だろうなあというところや、いくらなんでも諦めが悪いだろうという感じは次第に増してしまう。

 と、シンプルゆえにいろいろ妄想をたくましくするには楽しい歌でもあるのだなと。いや、そういう歌ではないのだろうけれど。

 そして、曲の紹介ででてきたのは実はカバーでマライア・キャリーが歌っていたとかで、その前にはニルソンという男性が歌っていたといって流れてきたのを聴いて、「ああ、はじめに聴いたのはこちらだなあ」と。

 しかし、それもまたカバーで、もともとはバッドフィンガーという男四人のグループだったとか。しかし、このメロディーはどう聴いてもうれそうにない編曲で、ニルソンのカバーがあったからこそ売れた歌だったのだなあと。

 さながらかつてのラジオ英会話を彷彿とさせるような大杉先生(随分と痩せられたけれど)もよかったなあ。残り一回。(再放送の視聴なので)

4142131052アンジェラ・アキのSONGBOOK in English (語学シリーズ)
大杉 正明
NHK出版 2011-12-24

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