ルビ。振るべきか、振らざるべきか。
テキスト読み上げについて少し調べたりしていて思ったのは、テキストにルビを振っておくことは有効なのか? ということ。まあ、プレーンなテキストのままであればもちろんたいして意味がないわけではあるけれど、専用のプレイヤーがあってそれが特定のルビ表記に対応してというのなら、また別かもしれないけれど。
HTML 方面でルビタグを利用しても表示の上では適切に表示はされるものの、読み上げについてはそのエンジンでどのように形態素解析がなされて、結果どのように読むと判断されるかに関わってくるのだなあと思うと、ルビを振ってあっても必ずしもそのようには読み上げてもらえないということなのだなと。
読み上げのためのエンジン側の辞書の充実とかで適切な読みが選択されるようになれば、それが一番なのだろうけれど、専用の機器というのでなければ難しい面はあるのかもしれない。形態素解析による読みよりも、ルビが指定されていたらそちらを優先するようなソフトウェアだったらまた違うかもしれない。
とはいえ、シンプルに考えたときに、ルビを設定してあっても必ずしもその通りに読み上げるわけではないとなると、はたしてルビを設定しておくことに意味があるのだろうか? とも思ってしまったり。もちろん、表示上の便宜はあるわけではあるけれど。
ちょっと悩ましいところかなあ。
追記:(3/4)
あくまでも正しく読み上げさせるための役に立つのかどうかという観点からの話として。
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