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だーれも知らない、ここだけのヒ・ミ・ツ

 おこそーとの♪

 [ ID番号が秘密なのか、それとも氏名・生年月日が秘密なのか::高木浩光@自宅の日記 ]

 高木さんが日記を更新されるとアクセスが集中してなかなか閲覧できないという現象が起きてしまうのだけれど、今回もなかなかに大変な様子。見られないときは諦めて時間を置いてから再度訪ねるようにしましょう。

 地方にいると PASMO だの SUICA だのといったものとは縁がないので、それそのものに関しての弊害はないのだけれど、では自分が使っているその他のものはどうなっているだろうかということは、一度立ち止まって確認したり考えたりしておくことは大切だろうなと。

パ: 申し訳ございませんが、そういったネットに載せるという行為は、お客様のご責任という形になりますので、

私: だって、その人は自分のパスモ番号を知られたら履歴まで知られるとは思ってないから載せてるわけじゃないですか

 ブログが流行したりしてからあまりうかつになんでも書くべきではないよというのは言われているけれど、ダイレクトメール(郵便のほう)とかを考えても名前と住所、年齢(生年月日)、出身学校(高校とか大学とか)あたりは手軽に情報が流通されていたりするわけで、そうしたものを掲載しないほうが一般的には恐らくよいとは思うものの、掲載する人だってあるとも思う。

 確かにその時点ではその人の責任でのことではあるけれど、それが元で関係ないことがすぐに判明してしまうような仕組みを提供しておきながら、それは個人の責任だからといわれてしまったら、いっさいの情報という情報は秘匿されなければならず、つまりはその PASMO のサービスそのものが成り立ち得ないということになってしまうような気もする。

パ: お客様大変お待たせいたしました。マイページ停止センター、こちらを開設させて頂いたのは、パスモが利用開始となりました2007年3月18日となっております。

私: え? つまり最初からあったということですか?

パ: はいさようでございます。

私: どうして最初っからこれがあるんですかね? 最初からわかってたということですか? さっきの説明だと、そういうふうな問い合わせがあって、勝手に閲覧されるのは困るから、それでこういうセンターを設けたとおっしゃってましたけども

 このあたりを読むと本当に悪質だなあと思ってしまう。PASMO のサービス開始当初からあったというのは、まさに危険性はわかっているけれど放置していたという犯罪的な行為にも等しいのではという恐ろしいことなのではないかなあ。自分がもしも PASMO を使っていたら、即座に解約したくなると思う。

私: 周知するべきだなんて言ってません。周知してないでしょ、と。サービスを中止するべきだと言ってるんですよ。

パ: はい。サービスを中止すべきだというご意見も

私: サービス中止なんて、するわけないでしょ? そんなこと言ったって。

パ: お客様の、

私: 話は聞いたけども、無視しますってことですよね?

パ: お客様のご意見として伝えさせて頂きます。

私: でー無視するわけでしょ。だってずっとやってきたわけでしょ。だけど今、ネット、検索すると、悪用方法を解説しているサイトもありますよ。「他人のパスモを見る方法」とか載ってますよ。

パ: そういったご意見も伝えさせて頂きます。

私: そういうのわかっててこの拒否する電話番号、載せてるわけでしょ? 非常に悪質じゃないですか。わかってるのにやってるわけでしょ。電話番号載せときゃ言ってくると思ってるわけですか? 誰も知らないじゃないですかこんなの。

パ: ……。

 第三者が用意に取得しうる情報だけで閲覧が可能であるという事実を知った上で、なおサービスは継続し、文句をいう奴には「この番号から手続きすれば利用できなくします」と案内すればそれでよし、という運用を続けているというのはまさしく確信的に行われている悪意ある行為というほかないのでは。

 最近ではなにか問題が発生したときにホームページで告知したからそれで十分であると言い切る企業が時としてあるのだけれど、いったいそれを誰が見るというのか? ホームページで告知されたということすら誰も気づかないであろうに。

 みずからの不明をあさってにおいて開き直っているかのような運用はなんとも怖いけれど、ふと考えてみればこれは PASMO に限った話ではないのかもしれない。自分が使っているほかのサービス全般についてどうなのかを一度は確認するべきなのだろうな。

 さらにいえば、利用者である自分たちもそうした意識の欠如というか、あまりに安易に使っていないかということもまた反省しなくてはいけないのかもしれない。

 先日スマートフォンアプリを小学生でも女子高生でも誰もが手軽に作れる講座とか開かれているといったニュースがあって、なんとなく嫌な気持ちをもったのだった。それ自体は悪いことではないけれど、手軽さゆえにセキュリティとかの意識などなく作られてしまったソフトウェアがもとでいろいろの問題が発生する可能性は飛躍的に増えるのではないかなという怖さを。すべてがそうだとはいわないけれど、そういう可能性は拡大するのではなかろうかと。

 自分がちまちまと作るプログラムにしても、時としてそうした意識をきちんと持たなくてはいけないなとあらためて思ったしだい。

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