MICRO
「さよならジュピター」を再読していたく感動したし面白かったのだけれど、関連で思い出したので久々に開いてみるとこれまたなかなか面白かったのが、雑誌「MICRO 創刊号」で特集された映画「さよならジュピター」特集。
映画作りの裏話的なものとかもあるのだけれど、科学計算にあたった石原藤夫さんの計算式などを紹介しつつ、ブラックホールクライシスを回避できる可能性は実際どうなのだろうかというのを解説している。で、それをもとにしてプログラムを用意しているのは、コンピュータ雑誌ならでは。
映画作成にあたっては PIPS3 を利用していたなんて記事もあって、当時のことなので日本語表示ができるわけでもなく、半角のあのカクカクしたカナでもってあれこれ記録されているだけなのだけれど、まあいろんな意味で新しい手法を取り入れてはいたのだなあと、懐かしく。
1984 年なのでタモリがでている FM-7 の広告とか松田聖子の「ひーとびーとのヒットビット」とかが載っているというなんとも回顧感満載。
将棋プログラムにも熱心に取り組む予定だったようで、その後どうなったのだったかなあ。
多分、ブラックホールクライシスのシミュレーションプログラムは動かしてみたと思うので、いずれ見つかったときにでも。
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