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3398億円

 [ 平成22年度租税滞納状況について|報道発表資料(プレスリリース)目次|国税庁 ]

#一度書いたのに保存ボタンを押したら「問題がおきた」とかいって全部消去されてしまうと、途端に書き直す気力を失う。

 先日の新聞に載っていた記事がウェブにはないようなので、国税庁のページから。

 2010 年度の新規国税滞納額のうち消費税がしめる割合が 53.9% とか(新聞記事)で、金額は 3398 億円。前年からは 344 億円減少したのだそうな。とはいえ、グラフを見ても減少率はやや下げ止まり的にも見えて、景気の動向と考え合わせて先々そう大きく減少しそうには思えない。

 税率が倍になっても、こうした中小の企業が滞納せざるを得ないような状況では、簡単にもくろみどおりの税収が得られるはずもなく、むしろこれまではなんとか納めてきた企業が滞納へとシフトする可能性すら高いのではないかなあと。

 預かっている税金なのだから納めないのはおかしいというのは正論ではあるけれど、現実としてそれがなかなかかなわない企業も中小、まして個人経営などでは多いであろうことはこの時代にあって想像に難くないわけで。

 たかだか 3000 億円あまりではたいしたことではない。その程度増えてもさして懐がうるおわない、とでも偉い人は考えるのかもしれない。けれど、このあたりを改善しなければ、はたして相対的に税収が増えるのか減るのか、微妙なところなのではないのかなあとも。

 滞納しなくてすむような体制をまずは確立するのが先のような気もするのだがなあ。

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