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ローカルという意味

 TBS 系で日曜 18:30 から放送の「夢の扉+」。いつもは企業や研究者など技術的なものなどが多いのだけれど、今回はなぜか沖縄のローカルヒーローだった。それだけでも珍しいのだけれど、その内容がまたいたくよかったのだった。

 近年地域振興という目的であちこちに誕生しているローカルヒーロー。場所によっては地域のテレビ番組としているところもあったり、イベントだけだったりいろいろらしいけれど、その目的はおおむね地域の振興・活性化というのを目的としているように思う。ゆるキャラとか萌え系アニメでというのも似たようなもの。

 ところが沖縄のそれはまったく違う。琉神マブヤーは沖縄の文化・伝統というものを守ったり、若い世代に教え伝えることを目的にしている。いいなあ。

 はじめたテレビ番組としてつくり、沖縄の言葉を使って放送することにしたのだとか。それがいい。はじめは子供にとって意味がわからないかもしれない。けれども、上手につくればなんとなくそういうことを言っているのだなとわかる。子供は面白いことはどんどん吸収する。方言を使わない選択をしていたら、それは望めない。

 もちろん、言葉によってはどう表現して伝えるべきかいろいろ悩んでいるらしいけれど、それもまた伝える側にとって非常に有益なことなんじゃなかろうかと。

 本来的には地域振興とかを考えていなくても、ひいてはそれがむしろ魅力となるのではなかろうか。それでこそローカルのローカルたる所以でもあるのだから。金太郎飴みたいなローカルヒーローは、見かけこそローカルだが、内実はローカルさが失われてしまう、そんな可能性だってあるかもしれない。

 確かに自分も含めて身の回りでも方言を使うこと、聞くことがなくなってきてしまった。どうあっても残さなくてはならないとまで言うつもりもないけれど、できれば残していきたいもののひとつではないかなあ。

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