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ネコは気まぐれだから気まぐれなのである(と思う)

 ETV での「極める とよた真帆のネコ学」最終回は野良猫社会だった。いくつかの餌場を中心にしていくつかのグループが存在し、その地域やグループによってやや気性というかが異なってくるところもあるようで、なかなかに面白い。海辺のグループは割りと猜疑心が強くて人間と距離を置いていて、すぐ逃げてしまう一方で、住宅街の中にいるグループは人から餌をもらうことも多いために人なれしていて逃げないとか。

 繁殖行動についても面白くて、通常は大きな個体のオスネコが強くて、発情したメスネコのもっとも近くにいて機会を伺っている。小さくて弱いネコはやや離れたところから狙っている。ほとんどは同じグループのオスネコなのだが、さらに離れて別のグループのオスネコがいることもあるそうで。グループが違うと近づくことはできないのだとか。たとえ大きな個体であっても。

 ところが、メスネコのほうは実は同じグループのオスはできれば相手にしたくないということで、隙をねらって脱兎のごとく走り出し、その先には別グループからきていたオスネコが待っていてささっと事をなすと。自然と近親交配を避けるような操作が行われているのだそうで。なるほどそれは面白い。

 別のグループのネコと鉢合わせしないように、曲がり角などでは一瞬立ち止まってあたりを伺い、そそくさと通り過ぎていくとか。たまたま出会ってしまった場合には、お互いに視線を合わさないようにしてしばらくその場にとどまり、どちらかが行ってしまうのを待つのだとか。いさかいを避けるために無視することが暗黙のルールなのだとか。

 ネコ社会もなかなか面白いなあと。というか、ある意味、人間的なものを感じるといえるかもしれないなあ。

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パーソナルスペース

 正直に言ってしまうと今ひとつな感が否めないままの NHK スペシャル「ヒューマン」シリーズ。まあ、それでもと二回目も見ての感想は、やっぱり人間が多すぎるってことかと。

 ゴリラやチンパンジーなどのグループを構成している個体数を調べるとそこにはある関係があって、大脳新皮質の量に応じてその数が比例する関係があるとか。そこから類推するとヒトの場合にはおよそ 150 人がいいところで、それ以上だと心穏やかにいることが難しいとか(表現としては違ったと思うけれど、まあそんなようなことを言っていた)。

 で、その増えすぎた集団に対してどうするかといったときに、それを監視し、なにかあれば制裁を加えるぞと見張る役が誕生し、その背景には狩猟のために発達した投擲具の存在があったのではないかと推測していた。すなわち投擲具の性能によって、一度に集まることのできる人数、それを収める広さを持った空間・土地を見張ることを可能にしたと。

 まあ、そこまで都合がよいかどうかは疑問も残るものの、集団を構成する人数が増えすぎると治まりがつかなくなる可能性というのは非常によくわかる。

 その意味でいえば、現在の地球上においてこれほどの人類が生活しているというのは、やはり数が多すぎる。日本のような狭い土地においてこれほどの人間が住んでいる・暮らしているうというのは、どうあってもなにか無理を生じ、精神的な社会的なゆがみを生じさせているのも無理からぬことなのだろうなと。

 さて。

 実のところ、そうした本題とは別に投擲具を見ていて思ったのは、なにあろう「マスター・キートン」。確か、キートンさんが「これはなんでしょうね?」と持っていた古代の道具が、ふと気づいて投擲具だったとわかる瞬間があったなあと。

 どちらかというと、その印象が強くて、どの巻にあったのだったかなあと考えていたら、今ひとつ番組に身が入らない状況に。漫画って本当に偉大だなあ。

20120130_masterkeaton01
(「マスター・キートン」旧1巻、「ダビデの小石」、から)

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浦沢 直樹 勝鹿 北星 長崎 尚志
小学館 2011-08-30

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 そういえば旧版で抜けがあるのをどうにかしないと・・・。

 そして、こうなると。

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早川書房 1986-02

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パッチワークな社会

 山田太一脚本、山崎努主演ということもあってドラマ「キルトの家 前編」を見たのだった。正直、ややしつこい台詞回しとか、そういう展開はまずないでしょとか、最近ではちょっと疎ましく思ってしまうところもなくはないのだけれど、そこはそういうものだと思っていると案外そのあとにある「なんだこれは」というところに出会えるのだったりする。

 で、どうやら一人暮らしの老人をどう社会として支えていくべきなのか、といったあたりがテーマなのかなと思うのだけれど、若い者にしろそうでないにしろ、できる人が手助けをというのはもちろんよいことだろうし、あるべきなのだろうけれど、それがお仕着せになってはいけないだろうし、まずは年齢とか性別とかではなくて、人としての付き合いがあってこそなんじゃないか、ということをきっと描こうとしているのかなあと思った前編。

 まあ、杏演じる女性が電池が終わっているとはいえ腕時計をしているのは、恐らく最近ではちょっとないだろうなあとは思ったりはする。

 キルトがつまりは答えのひとつということなのだろうな。若いふたりにもいろいろ秘めたことがあるようだけれど、あえてそれは直接的に描かない。そうして展開のなかですこしずつ明かされていくなかで、なかなかとんでもない事情を抱えたふたりだなあと思ったりするのも、次回の楽しみではある。くせのある老人たちにも。そして、余さん演じる自治会の副会長さんの役どころも。

 連続ドラマにはとんと興味がわかないこのごろでは、NHK のこの手のしっかりつくったドラマが楽しみのひとつになったなあ。まあ、「カーネーション」はつい見てしまっているのだけれど。まさか、こんな展開になるとは、とか。

 「キルトの家」。ちょっといいですよ。

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冬のお役立ち:1 オーバーグローブ

 冬の便利ものというとこれが日々なかなかに重宝している。もともとは登山用のオーバーグローブ。今使っているのは手のひら部分にはアラミド繊維が使われているので摩擦などにも強くて丈夫。防水性は年季がはいってきたのでやや心配なところもあるので、防水スプレーを使ってもいるけれど、普段使用であればまず問題なし。よほど湿った雪で雪合戦でもしない限りは。

 当然なかには保温性の高い手袋を入れていて、シンサレートウルトラ素材のものなのだけれど、どちらかが駄目になってもそれぞれを買い換えればよいので。また、必要や時期に応じてオーバーグローブはつけたりつけなかったり。

 風よけにもなるのでただの毛糸の手袋とかだけよりもずっと暖かで便利。もっとも、これでスマートフォンを扱うなどということは間違ってもできないけれど。雪かきするときなどは滑らなくてなかなか快適。

 購入が随分と昔なので、同じものではないけれど、登山用の用具は日常生活でもなかなか便利だったりする。

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「アウトロー」

 昔の映画というのはシンプルでいいなあと思ってしまう。いい奴はいい奴だし、悪い奴は悪い奴だし。変にこねくりまわして複雑怪奇な物語ってこともあまりないので、実にすんなり物語りにはいっていける。それゆえに、それはちょっとでき過ぎと思ってしまうこともなくはないけれど。

 妻子を連れ去られ、家を焼かれた復讐に立ち上がるけれど、仲間のリーダー格に裏切られてひとりで逃げ出し、復讐の機会を伺う。で、最後はなんだかめでたしめでたしになっておしまい。途中の紆余曲折もそれほど意味不明なものはないのだけれど、なぜそこでそれがというのはまあ予定調和ということで。

 余談としてはソンドラ・ロックが男たちに襲われるシーン。衣服を剥ぎ取られてしまってお尻があらわになってしまうのは、本気でやってくれという演出だったのかしら。あまりにすごすぎて本人も正直怖かったり、とても恥ずかしかったりしたのではないかなあと、少し心配になるくらい。

 近頃のあまりにゴテゴテした映画に疲れたときには、こういう映画も落ち着けていいのではないかなあなどとも。

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失敗を認めないのはフェアではないと思うよ

 NHK 「クローズアップ現代」にてゲーミフィケーションとかいうので見たのだった。さまざまなことをゲーム的にして楽しみつつ行う・行わせるということは、今にはじまったことではないと思うので、手段そのものに関しては特に驚くにあたらないと思っている。デジタル機器の進歩とネットワークの進歩と、もろもろによる新しい(あるいは新しく見える)手法をいろいろ打ち出しているというところはあるのかもしれないけれど。

 ゆえにまあやりたいところはやればいいし、だからといってそれこそが良いことなのだといった専門家と呼ばれるような方の礼賛はちょっと違うのではないかなとは思う。

 運動が不足しがちなお年寄りにもっと楽しみつつ運動を継続してもらえるような仕組みとかはあっていいだろうし、それはさまざまな分野でそうしたことがあっていいと思う。それがいざこざの元になってしまうようなことがないようには今後配慮が必要になるだろうという未来を想像することも難くない。

 もっとも違和感があったのは、登場していた濱野さん(?)という方だったが、司会の森本さんが子供の勉強を進めようとポイントというご褒美を考えたが失敗したという話をしたときに、「失敗するものはそもそもゲーミフィケーションではないんです。成功したものだけがゲーミフィケーションなんです」といったことを言っていて、それはどうなのか、と思った。

 さながら恣意的な統計調査のそれや、怪しい新興宗教の勧誘にも似て、成功したものしかそれとして認めないのではそもそも考え方が間違っていないかと。顧客満足度 100% とかうたっている商品のチラシや広告とも通ずるものがあるのでは。

 成功しようと失敗しようとゲーミフィケーションとして考えられたのは確かなのでは(先の森本アナウンサーの場合にそこまで明確に意識してはいないとしても、発想そのものは同じであるはず)。それを失敗したものは別物で関係ないという発想でいたのでは、正しい判断や評価などできないと思うのだがなあ。

 恐らくは一時期のブームに終わると個人的には思うけれど。(局部的な継続はあるとしても、全体としては続かないだろうと)

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MeCab試験養殖中 その4 「ルビ振りについて考える」

 MeCab を使ってひとまずテキストのルビ振りをすることはできるようになった。ただ、期待するものとは違うルビになってしまったり、おかしなところで区切ってしまったりということがあるようなので、辞書を鍛えないといけないのだなと。

 ということでまずはどのように分かち書きしているのかを知るために、そのままで出力させるようにしてみていると、たとえば「一人」といったものを「一」と「人」とにわけてしまったり、「三時」も「三」と「時」に分けてしまったりする。

 こうしたことを積み重ねて辞書を鍛えないといけない感じ。あるいは NBest からというのもあるのかもしれないけれど、それを機械的に処理するのはなかなか厳しいような気がするので、できるだけ最適解が期待できるようにしておいて、どうしてもというところは最後に人力というのも止むを得ないのかなあ。

 ところで漢字という漢字にルビを振っていくと、なかなかににぎやかなことになってしまう。ReVIEW 方式の @<ruby>{} を使うとややうるさい。青空文庫式の 《》 だとあまりそうでもない。もっともすべての漢字という漢字にルビを振るということを想定して、あるいは期待しているわけでは通常はないだろうから、それを言ってもはじまらないわけではあるけれど。

 ただ、合成音声による読み上げをきちんとさせようとすると、現状ではきちんとしたルビを振っておくということに尽きるような気がして。これもまた合成音声のための辞書が学習していけば解決するのかもしれないけれど。

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デビル

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ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2009-07-08

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 正直に言うと、悪くはないけれどだからといってあまり残るものがない映画とでもいうか。で、結局何を描きたかったのか? アイルランドの問題を取り上げてというほど内実を描いたわけでもないし、人と人との関係みたいなものなのかといえばいえなくもないけれど、いまひとつ煮え切らないままに終わってしまうような印象もあって。

 原題から連想するところもなくはないのだけれど、それが十分に描かれていたかというとはたしてどうだったろう。

 悪くはないのだけれど、やっぱりいまひとつ評価するには足りないかなあ。(などと偉そうなことを考えてしまった)

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MeCab試験養殖中 その3 「MeCab.soを作る」

 [ 2011/05/04 MeCab-0.98 ruby binding for Windows のビルド — 清水川Web 1.0 documentation ]

 リンク先が一番まとまっていたりするので便利なのもあり、dll 利用などの方法についてもあるものの、やはり mecab-ruby バインディングが使えるほうがうれしいかなあということで作成を試みた。基本的にはリンク先のように extconf.rb を修正してということなのだけれど、Windows において MeCab を標準でインストールするとライブラリパス指定で気をつけないとハマる。

 C:\Program Files (x86)\MeCab・・・ のままだと空白によって分断されて処理されるので、C:\PROGRA~2\MeCab・・・ としないと駄目。(Makefile 中の Ruby 関係のパス部分も同様に)

 Makefile を作ってさて nmake とすると

ruby.h のビルド方法が指定されていません

 といわれてしまうので、やむなく Makefile の最下行にある当該部分をコメントアウトしてから nmake してみたら MeCab.so ができてしまった。本当にそれでいいのかはわからないのだけれど、添付されている test.rb やいくつか試してみたりしたところでは問題なく処理できている様子。

#$(OBJS): {.;$(VPATH)}$(hdrdir)/ruby.h {.;$(VPATH)}$(hdrdir)/ruby/defines.h $(arch_hdrdir)/ruby/config.h

 もちろん MeCab から返される文字列は ASCII-8bit になっているので、適宜 force_encoding() してあげる必要があるけれど。このあたりの補完のために現在作業中。

Windows7(x64)
Ruby-1.9.3-p0
MeCab-0.991
Visual Studio 2010 Express VC++

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ポンちゃん

201201_ponchan


ぼくんち、ポンちゃんラーメンだ♪

 昔むかし、長野市近辺でインスタントラーメンといえばポンちゃんラーメンだった。サッポロ一番とかマルちゃんとかいろいろあったかもしれないけれど、なんとなくポンちゃんだった。まあ、地元のメーカーだから。特別味に遜色があったとかいう記憶もないし、懐かしさは残っているけれど、考えてみるともうずいぶんと食べてないのだなあと思いつつ、工場の場所を見に行ってみたり。

 いまだ健在だった。もっとも、今となっては(というか恐らくここ数十年くらいは)ラーメンは継続しているけれど、主役はそば類の製造なのかもしれないなあ。

 考えてみるとカレーなんかも昔はオリエンタルマースカレーだったりしたことも。上田にはまだあの工場の看板があったような、なかったような。

 久しぶりに食べてみようかなと思ったり。地元再発見というのは必要だしね。

 [ 信陽食品株式会社へようこそ! ]

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インベージョン

B003EVW550インベージョン 特別版 [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ 2010-04-21

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 原作は昔読んだとはいえ、なんとなく全体のところは覚えていて、結末もそんなことでいいのかと思ってしまうようなものではあるのだけれど、じわじわと侵略されてくる雰囲気とかは実にいい感じで描かれていてまずまず楽しく見たのだった。

 微生物が人の体を乗っ取るかのような展開だから、昨年読んだ「パンドラ」とも通じるものがあるけれど、こちら(原作)は書かれた時代も古いので非常にシンプルな物語の展開と結末。この映画も結末についていえばシンプルにしているので原作の味をそのままにというところなのかな。

 「盗まれた街」にしろ「白い眼」にしろ、なんだかちょっと懐かしく思ったり。まあ、内容としたらなんとも無理のある部分も多いのだけれど。

 もう見られないのか。

B00005IT37白い眼(前後編)(字幕) [VHS]
エスピーオー 1998-12-04

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 そうはいってもフィニイはよいよねえ。

4150116369盗まれた街 (ハヤカワ文庫SF フ 2-2)
ジャック・フィニイ ハヤカワ・デザイン
早川書房 2007-09-20

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MeCab試験養殖中 その2

 検索しているうちに SQLite3 とかでも ASCII-8bit で返ってきてしまって不便だといったものが見つかった。

 [ Rubyのsqlite3-rubyは必ず文字コードASCII-8BITとして返す - Rubyで遊ぶよ - Rubyist ]

 実際化けてしまうけれど処理そのものは MeCab でもできているようなので、force_encoding してみたら確かに正しく表示できたのを確認。

 ということは MeCab 側ではバイト列として処理していて、Ruby1.8 系ではそもそも文字列をバイト列として処理していたので問題なかったけれど、1.9 系では文字列そのものとして処理している(?)といったことらしいので、そのあたりがうまくいかずにおかしなことになってしまうのかもしれない。

 本来ならバインディングのところでそのあたりを吸収すべく処理するべきなのだろうけれど、それができてないってことなのかな?

 やや強引に作ってみた MeCab.so でもとりあえず使えているようなので(force_encoding なのでお行儀としてはよくないのだろうけれど、このあたりのことはちょっと手が出ないので)ひとまずこれで少し使ってみることにする。

MeCab試験養殖中: つらつらぐさ

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エー方位

B000V7HB8QRaymay方位磁石(オイル式)
レイメイ藤井

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 節分まで二週間ほどということで、折込チラシのひとつに方位磁石がでていていわく「恵方巻きの方位確認に」と。ついにここまできたか商魂というか。まあ、うまい発想ではあるなあとも。

 確かに東西南北はともかく、西南西とか南南東とかいわれても「えっと、どっちだ?」と思う人は案外多いのかもしれないかなとも思うわけで。この点天気図を長らく描いていると自然と手が動くくらいには身につくわけで。


 こういうマップコンパスもなかなか便利なのです。使い方をきちんと知らないと使えないのだけれど。

B0018QXQMOスポルディング 目盛読みレンズ付 マップコンパス 方位磁石 126SR オイルコンパス
東京磁石工業

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 ちなみに恵方巻きを食べる予定はないです。

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MeCab試験養殖中

 ルビ振りのために MeCab を使おうかと思ってインストール。Windows 用にはバイナリも用意されているし、Ruby などのバインディングも用意されているというので。

 バイナリは簡単にインストールできるし、辞書の文字コードの変換も簡単にできるようになっているのでなかなか便利。

 が、Ruby で使おうとするとこのバインディングが make しないと使えない。gem があればと思ったけれどない。探していたら natto という gem があってこれはいけるらしいというのだけれど、gem install natto とすると「開発ツールを先に入れて」といったメッセージで止まってしまう。VC++ のコンソールでやってみたりもしたけれどやはり駄目。

 さらに探していると、mecab-ruby の make を試みたページがあったので、それを参考に試してみる。extconf.rb を書き直して ruby extconf.rb したのだけれど、最初はエラーになる。mkmf.log を見ると、どうやら MeCab/sdk を指定しているパスが Program Files (x86) であるために空白で切られてしまっているためらしいので、ショート名で指定しなおす。

 今度は成功して Makefile ができたのだけれど、nmake すると「ruby.h のビルド方法が指定されていません」とか言われてしまう。Makefile を見ると一番最後になんとなくそれっぽいところはあるのだが。うーむ。

 もう少しなんとかしてみたい気持ちもあるのだけれど、ひとまずは libmecab.dll を扱う方法でひとまず試してみようかと思っているところ。

 nmake 関係を調べていたらまさーるさんのページにたどり着いたのだった。うーむ。

 [ 2011/05/04 MeCab-0.98 ruby binding for Windows のビルド — 清水川Web 1.0 documentation ]
 [ - 自動化のための nmake 入門講座 - ]

#タイトルに「試験」を追加

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伝える・伝わる

 先日 NHK のニュースのなかで、防災無線がいろいろの理由できちんと伝わらない事例がわかってきて対処しようとしているといったことをやっていた。東日本の大震災の際には放送する機器そのものが故障してしまい、送信していると思っていたらまったく送信できていなかったと後になってわかったとか。まあ、それはそれ。

 日常的なこととしては音の重なりで聞えにくくなっている場所が存在するという話が。これはまさに自分が常日頃体験している状況でもある。このあたりであるのは主に行方不明の情報提供を求めるものだったり、乾燥しているので火災に注意するようにだったりといったことが多いのだけれど、これがまともに聞えたためしがまずない。

 基本的に一定の間隔で設置さえすれば、それで問題なくすべてに聞えるはずだという意識があるのだろうけれど、音響工学の専門家というわけでなくてもそれはちょっと違うのではと気づきそうなものではないかなとは思う。風向きなどによっても違うようで、比較的分かりやすいときもあるが、なにか言っているようだけれどまるっきり判別不能ということも多い。

 これらはハード的な問題で、まあそれもきちんと伝わっているのかということを確認する意識の欠如は考えなくてはいけないと思うのだけれど、もうひとつはそもそも伝えようという意識そのものが不足しているのではないかというのが「繰り返さない」ということではないかなと。

 そもそもが突然放送がはじまるわけで、身構えている人などいない。他のことをしていたり、テレビを見ていたりしたらはじめは気づかない。ふと、なにやら無線で言っているようだと思って耳をそばだてても、その頃にはもう内容が終りになってしまう。そこで繰り返してくれたらよいのだが、それがないために結局わからずに終わる。

 昔、こうした放送というのは必ずといっていいほど二度は言うものだと思っていたのだけれど。一度目は放送しているということを知らせる意味を持たせ、二度目があることで聞きそびれたところも確実に伝える。「大事なことなので二度言いましたよ」という台詞もあるではないか。なぜ、行政の防災無線ではそれができないのだろうかと。

 ハードの不備は言うまでもないけれど、ソフトの不備くらいはすぐにでも対処できる。誰に何をどう伝えるのか。伝えるべき人に伝えるためにどうするべきなのか。もっとも大事な基本がおろそかになっているってことはないのかしらん。

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黒豆二号(2012冬)

2012_kuromame02


 2012 年冬の黒豆第二号。前回よりも大粒の種類だったのか、はたまたやわらかく煮えたためなのか 2cm あまりにもなった大きな豆。

 砂糖をやや控えめにしたのもあって甘さはやや少なく、黒豆の味がしてくる感じに。煮汁も好きなのだよねえ。

 また、食べ過ぎてしまう。

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インフリキシマブ後続品臨床試験開始

 [ 【日医工】インフリキシマブ後続品‐今月、臨床試験を開始 : 薬事日報ウェブサイト ]

日医工の田村友一社長は13日、都内で開いた決算説明会で、韓国のエイプロジェン社が開発を進めるバイオ後続品「インフリキシマブ」(商品名:レミケード)について、1月から第I相試験を開始する予定を明らかにした

 安価な生物学的製剤の登場が近い将来に期待できるということかな? であれば、好ましいこと。

 これに限らないことではあるのだけれど、点滴薬が点滴でなく経口で投与できるようにでもなればいろいろ楽なはずなのだが、なかなかそうした技術進歩というのはないなあ。歳を経るにつれ、また点滴治療が長引くにつれ、血管が細くなったり脆くなったりという傾向はどうしてもでてくるので、それによって液漏れが起きてしまうと患者にとっても看護士にとっても負担は大きくなるわけで。

 そのあたりの技術革新ができたら画期的なのだがなあ。

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アンジェラ・アキのSONG BOOK

 たまたま再放送を見ていた ETV の「アンジェラ・アキの SONG BOOK」。ビリー・ジョエルの「Honesty」をやっていて、そういう歌詞だったのねと今更ながらにちょっと感動したのだった。今までは歌詞の意味とか考えることもなくどちらかというと曲としていいねと思っていただけだった。そこで止まっていたので、あえて歌詞の意味をきちんと考えたり調べたりということもなくきていたのだった。

 ちょうど随分昔にたまたま見た番組でイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」の歌詞を解説してくれていたときに、そんな歌詞だったのかと驚いたときにも似ていて。

 後編についてはそもそも本放送が遅い時間なので、また再放送ででも見られたらと思っていたのだけれど、たまたま見る時間がとれたので見ていた。学生たちに自分の言葉で日本語詩をつけさせたのだった。で、ここで長々と書いてくる生徒が結構多く、アンジェラ・アキがメロディの長さに対してこのくらいの音しか載せられないのでと、あえてその意味を要約しつつ縮めてみせた。

 近頃の歌でどうもあまり好きになれなかったりするのは、このあたりの詰めがまったくない歌が増えているのもあるのかなとなんとなく思ったり。言葉を厳選して切り詰めていくという作業のないままに、言いたいことを全部羅列するだけの歌詞ではひたすら早口でまくしたてるだけのような歌になってしまってどうもよろしくない。結果、何をうたってもラップみたいになってしまう。

 そうした言葉を吟味して削っていく作業というのがもっともっと必要なのだろうなあと。

 いや、それはきっとこうして書いているものにも同様に適用されるべきなのかもしれないけれど。結構脈絡なく書き綴っているよなあとも。

 そんなこんなを考えさせる時間だったなあ。ちょっと見続けたいけれど、遅い時間なのでやはり再放送で。

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クリムゾン・リバー2

 確かテレビで見ていたような記憶があるものの、あまり見たような感覚がないので「1」しか見ていなかったのかもしれない。途中まではキリスト教にからめた猟奇殺人的な謎解きを期待させておいて、最後のほうになったらまるっきり「インディ・ジョーンズ」ではないかという展開はちょっと興ざめなところも。

 いっそ、どちらかにしてくれたほうが面白みは増したのかもしれないなあ、などと個人的には思うのだけれど。終盤にいきなり教会に捜査に乗り込むというのもやや不自然な感じがしてしまっていけない。二匹目のどじょうを狙って失敗した、そんな印象が残る映画だなあ。

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ボアシーツと七人の小人

 寒くなるともろもろを冬用の暖かなもの、もこもこしていたり、肌触りが妙に柔らかいものだったり、そうした見ているだけでも暖かいものを使うことになる。敷布団のシーツもそのひとつで、夏場の涼しい感じのものからふわふわ感のするボアシーツに取り替えると、途端に幸せな気分になったりするわけだ。

 ところがどうもこのボアシーツには夜中に奇妙な客人がやってくるらしい。小人がやってきていたずらをするようなのだ。明け方になると布団が少しずり下がっていたり、はたまた枕が敷布団から落ちそうになっていたり。一晩限りの戯れではなくて、毎夜訪れてはいたずらしていく。

 それでもまだ晩秋から初冬くらいの時期ならばさほど困らない。寒いといってもそれほどではない。けれど彼らは真冬であろうとおかまいなしだ。氷点下になろうかという日でもせっせと毎日の仕事を続ける。まさに、もはやいたずらの域を超えて仕事とでもいうべき。

 なにしろこちらはぐっすりと寝ている間なので小人の姿も見えないし、作業を確認することもできない。当然、抗議することもできないし、頭のひとつもこづいてやろうかということすらできない。白雪姫の七人の小人だって、もう少し役立つことをしてくれたのではなかろうか。この小人はどうにも役にたってくれないような気がする。

 対策のひとつは当然ボアシーツを使わないということなのだが、そうするとやはり寒すぎる。逆さ箒を置いて追い払うか? よろしく上下を逆さにするという手もあるけれど、それは本質的な解決にはならない。小人を言いくるめるというのも難しい。

 さて、どうしたものか。

 せめて夜中に目を覚ましたときに、ずり落ちそうな枕を引き寄せておくのが関の山。そのうちに諦めてくれる日がくるだろうか。それとも自分の体が勝手に反抗してくれるようにいつかはなるだろうか。

 暖かくなるまで小人との深夜の攻防がまだまだ続くのだった。

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・・・セレス還元

 [ 幸せを招く月虹(げっこう)! | 石垣島天文台 ]

 ニュースで取り上げていて、へえ~と思ったのだけれど、どちらかというと別の連想からのものだったりする。

20120112_moonbow


 水樹和佳(みずき わか、現在は和佳子だったようにも)のかつての作品に「月虹 -セレス還元-」というのがあって、それをふと思い出したから。なにやら封印されたセレスの記憶を還元せよといったお話だったような、違ったような。「樹魔・伝説」とか、古い友人に教えてもらった漫画家なのだけれど、今思っても掘り出し物(ちょっと失礼な言い方?)だったなあと。

 SF でないものでもなかなかよいものがあったなあ。

 新しいものにあまり食指が動かないと、ますます回顧主義に走ってしまいそう。

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赤いネズミはきょうも元気です

 eban さんの M505 は付属していた電池が終わってしまったらしいのだけれど、わたしのはまだ使えています。18 ヶ月目。毎日 6 時間あまりは使っていると思うのだけれど。eban さんはもっと長時間使われたのかもしれない。

 もっとも電池の残りぐあいを付属ソフトで見ると、30 日とかでるのでもう少しでしかないのだけれど。というか先月あたりはすでに 30 日を切っていたはずなのだが。復活している?

 終わってしまったら今度はエネループと思っているのだけれど、もう少し先になりそう。エネループを以前試してみたときにはその形状からやや入れにくかったようなのだけれど、頻繁に出し入れするものではないので。

 パワーを必要としないものではエネループライトあたりが適当というサンヨーさんの解説もあったのだけれど、ライトって 2 本パッケージしか販売してないようで。普通のを買ったほうが面倒がないのかもしれないか、などとも思いつつ。

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クマエマ

 ようやくにして噂の絵馬、リラックマ絵馬の実物を見てきたのだった。

2012relakuma01


2012relakuma02


 おみくじもあった。
2012relakuma03

 ちなみに他の絵馬と同じ値段のようで、なんといううれしいことでしょう。ただ、お守りの大小の価格が同じだったのはなぜなのか?

 リラックマファンの masuidrive さんは早いところ訪れて買うとよいと思うよ。

#ちゃんと本来の目的であるお参りもしてきたけれどね。

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若沖

 NHK で若沖(じゃくちゅう)の番組を見る。そういえば以前にもあったような気がする。今回はいろいろとわかった技法などを解説していてなかなか面白かった。

 もみじを描くにあたって裏から赤を塗っておいてそれがすかして見えるのを利用してうっすらとした色合いのもみじと表から描かれた鮮やかな赤との対比が見事。

 鳳凰の金色に見える部分には実は金は使われておらず、黄土という黄色があるだけ。ただ、これまた裏から黒をすかし見せることや白を効果的にいれることで視覚的には金色にしか見えないという。

 そうしたいろいろの技法にしても色の置き方にしても、ほんのわずかに置かれただけのものが効果的に使われているということで、微細な部分を見ていくといくつも発見があるらしい。

 水墨画では筋目描きとかいう技法が使われているとかで、墨のにじみによる濃淡で輪郭を描くということで、しかもこれが描いているときにはどのようになるのか目には見えない。乾いてみてはじめてその様子が明確に見えるようになるとか。

 著名な水墨画家に再現してもらったものの、なかなかに大変な作業らしい。相当に修練を積んで身につけたのだろうなあと。

 こうした文化財などがきちんと残されていくようにすることは大事なことだろうなあと感じたしだい。こういう番組があるだけで NHK は意味があるよなあとは思う。だから妙に民放におもねるのはやめて欲しいなあ。

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「クルーエル・インテンションズ」

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ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2009-11-04

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 リース・ウィザースプーンも出ているというのでなんとなく見始めたのだった。話は悪くないかとも思ったが、少しばかり見終わったあとで嫌な気分が残る映画だった。

 美人だが意地の悪い姉と女癖の評判がよろしくないイケメンな弟。血はつながっていないらしい。学園であれこれ悪事をしているのだけれど、姉は成績や素行としては優等生のふりをしている。その姉が彼氏に振られた腹いせに彼氏の新しい恋人に弟をけしかけて罠をしかけ、辱めを受けさせようとするといった話。

 弟はそんな間接的に嫌がらせをするのではなく、直接やればいいじゃないかというのだが、やむなく協力する。一方で自分では別の女の子をターゲットにして接近するうちにいつしか本気で好きになっていってしまうという。で、姉弟の思いの齟齬がやがておかしな形に変化していって弟が事故死してしまうと。本気で好きになった彼女のほうが、彼の残したこれまでの悪事の記録を見て復習を計画してというのが、最後の見せ場。

 でも、やっぱりなんだか後味が悪い。まあ、タイトルのままであるのだからその通りなのだろうけれどなあ。

 こちらは発想も演出もなかなか憎いおすすめなんだけれど。

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ゲイリー・ロス
ワーナー・ホーム・ビデオ 2011-12-07

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どりこの焼き

 子供の頃から慣れ親しんだ味にどりこの焼きというのがある。いわゆる今川焼きとか回転焼きとかいうものと同じものと思えばまず間違いないのだけれど、長野市のただ一軒ではどりこの焼きという名称だった。もちろん、今川焼きとか回転焼きという名前はずっと後になって知ったもので、なるほど世間的にはそういう名称が広く使われているのかと思う程度で、やっぱりどりこの焼きだよなあ、という感じでいたのだった。

 とはいえ、はたしてその「どりこの」ってどういう意味なのかはずっと謎に思っていた。いつか店で尋ねてみようかなどと思っていたものの、なかなか出かけていく機会もないまま過ぎていたのだった。

 ところが暮れも近くなって新聞の書評欄に「伝説の「どりこの」」などという書名があるのを見て、「これか!」と。さっそくに購入してぱらぱらと読んでみると、なるほど滋養料どりこのブームにあやかっていろいろな食べ物がでてきたらしきことがでていた。どりこの饅頭だのどりこの焼きだの。

 そして「長野ではどりこの焼きがあった」などとあるので、さらに「おおっ!!」などと思ったのだが、期待に反して紹介されていたのは中野市の話。さらにはどりこの焼きではなく、どりこ焼きだったという昔話だった。

 いや、長野市では現役ですから。なぜ、それが取材にひっかからなかったのか。

 ということでしばらくぶりに訪ねてみたのだった。いまだ健在であった。

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 昔はテーブル 6 つくらいはあったかという店内で飲食ができる喫茶のような茶店のようなところだったのだが、今ではどりこの焼きを売るだけになってしまっている。恐らく 30 年あまり前からは販売するだけに変わってしまったかと思うのだが、時代の流れということかもしれない。

 思い切って尋ねてみたものの、先代からは特に聞いていないので由来についてはわからないということだった。写真など撮っていたら通りがかった観光客らしき方々が、なんだなんだ? と店にはいられて買い求められていくことになり、はからずも客寄せパンダ状態になったのだった。

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 昔はひとつかふたつ同心円がデザインされていたのだけれど、今では焼き型が変わったためなのかなくなってしまっていた。そのあたりはちょっと残念。とはいえ、今川焼きなどの焼き型はみなこうした平板なものなので、特注で線をいれてもらうと値段が高くなってしまうだろうし。止むをえないのだろうなとも。

 「伝説のどりこの」によれば、どりこの焼きと称して売られていたものが特別どりこのを使っていたのかというとそうでもないようで、人気にあやかっただけなのかもしれないし、あるいは当時は少しくらいは生地なりに使っていたのかもしれない。もちろん、今となっては基本的には他の今川焼きなどと大きく異なるということではないのだろうとは思う。

 ただ、それでもやっぱりどりこの焼きには懐かしさを覚えるし、たとえそれが特にほかと変わり映えのないものだとしても、時として食べたくなる、そんな昔懐かしい味のひとつなのだよなあ。いつまでも残るとよいのだがなあ。

 ということで長年の謎が(おそらくはまず間違いなく)解決したのだった。

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伝説の「どりこの」


4041100410伝説の「どりこの」 一本の飲み物が日本人を熱狂させた
宮島 英紀
角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-11-12

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 昭和 6 年 4 月。名古屋は南大津町通りの松坂屋わきの空き地で前代未聞の大景品つき大売出しがはじまった。米俵 1000 俵の大山を築き上げ「ひとつ買えば内地産上等白米一俵が 1000 名に当たる!」と打ち上げた。その場でわかるスピードくじ。しかも空クジなし。

 米のほかには「奈良名所遊覧招待 100 名」「市電・バス回数券一冊 200 名」「名古屋城拝観券 1000 名」「活動写真招待券 3000 名」などなど。いくらでも金を使えと採算度外視、狂喜乱舞の大盤振る舞いをしかけたのは大日本雄弁会講談社。現在の講談社。

 はたして何をそこまでして販売していたのかといえば、雑誌でもまして書籍でもなく、「高速度滋養料 どりこの」。

 まだ、「光速エスパー」だってはじまってなかった頃。オロナミンなんとかも多分なかった頃。なんとも魅惑的な響き「高速度滋養料」。しかも、謎の名称「どりこの」!

 謎の飲料「どりこの」は生産からわずか一年で約 220 万本を生産したという。昭和のはじめから昭和 19 年頃までに生産された総本数は 1061 万 7000 本あまり。戦時下にあっては材料の調達も困難を極めたものの、軍用に生産することができたためからくも終戦間際まで生産を続けており、終戦時には講談社の社員に物資配給のひとつとして配られたというもの。

 著者は田園調布に見つけた「どりこの坂」という名称が気になり、そこにはかつて「どりこの」というもので財をなした著名な博士が住んでいたことをうけて、いつしかそう呼ばれるようになったのだという。調べるうちにその販売には現在の講談社が大きく関与しており、それが冒頭に示したようなとてつもない大宣伝の連投。

 はたして「どりこの」とはなんだったのか。なぜ出版社である講談社が販売・宣伝を行っていたのか。講談社の創業からの歴史と野間清治の人となりをつまびらかにしていく過程がここにまとめられている。

 全国民的(といっていいほどの)熱狂を生み、海外展開まで行っていたという「どりこの」。終戦とともに姿を消し、秘匿された製法は明かされないまま。軍にまで普及し戦地でも利用されていた「どりこの」。その甘美でわすれがたいという味は貧しかった時代の大きな憧れを持って迎えられたのだった。

 「どりこの」そのものも興味深いが、講談社という会社もなかなかに面白い。「どりこの」の販売や配送に関して大きな力を発揮したのが「少年部」というもので、まさしく少年が社員として働く部署があり、多くの少年を雇い、住まわせ、そして仕事を通じて学ばせ、鍛錬をさせた記録がこれまたとてつもない。少年部出身でのちに会社の役員などを務めた人も数多いという。

 なんとも豪快な社長であったのだなあと思うのと、実に志に篤い人物だったのだなあと。

「”社員総会も面白くて為になる会にしてもらいたい(中略)おもしろ味がないと、為になるところが生きてこない。 (p.53)
 とはいえ、自分の眼鏡にかなったものでなければ決して宣伝に力を入れようとはせず、雑誌の出来がよくないと、さっさと広告を減らしたという。  たとえ返本が増えることになろうとも、「面白くないものを宣伝して売るのは良くない」と考えていたようだ。 (p.54)

 昨年亡くなられた野間佐和子社長も子供の頃にいつも飲んでいたのだとか。ただ、昭和初期に生まれていても地方にあっては飲用したことがなかったり、記憶にないという人も多いようではあって、あるいはまだまだ都会での消費が主だったのかもしれない。それでも「二階で食べたら下までおいしい」というフレーズは記憶に残っているようでもあるので、どこかしらで聞き覚えていたものではあるのだろうなあ。

 予断ながらどうやら講談社は社長である男子が若くして死去し、妻がその後を支えるという構図があるのではないかという節が。創業者の野間清治が 60 歳で亡くなったあと、以前より病魔に襲われていた息子の恒(ひさし)が亡くなり、妻の左衛(さえ)が社長を務めた。佐和子社長も夫の急逝を受けて社長に就き、昨年息子に引き継いだ。ご夫婦で視察に見えたときにはお元気であったのに、それからまもなくの訃報であったなあとおぼろげに思い出す。

「人間の卑俗な欲情をあてこんだものは、しばらくは売れるかも知れないが、すぐに捨てられてしまう。第一卑俗な欲情のみをねらっていては、編集者も出版社も常に良心の不安を感じなければならない」 (p.145)

 今の出版界にこの言葉をささげたいようでもあるなあ。

 さて、実はなぜこの本が目に留まったのかというのには分けがあるのだけれど、それは別の項で。

 そういえばキング・レコードも講談社が作ったのだとか。

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猫日和なある日

 ひだまりに猫を見つけた。
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 逃げないのはありがたいけれど、いつまでもすりすりとされていても写真が撮れないという難点が。
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 黄昏ているなあ。
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 確かにこの日は暖かい日和だったのだ。

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夏目友人帳

B004TEYXGU夏目友人帳 Blu-ray Disc BOX
アニプレックス 2011-06-22

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 以前から「LaLa」連載されていて評判らしいとは聞いていたのだけれど、ついぞ見ることもなく、もちろんテレビ東京放送では見ることもできず、まあ漫画でも見てくればよいのだけれどいつしか忘れてしまっているという「夏目友人帳」。にゃんこ先生ってなんだろう? とか、どんな話なのかも知らずにいたのだった。

 たまたまこの年末年始にかけて GyaO! でアニメの正続を無料配信していたので、全部見た。なるほど。これはいいなあ。人気が高いのも頷ける。たとえていえば「しゃばけ」シリーズの現代版とでもいうような妖怪もので、妖怪が見えてしまう男の子を軸に、同じように妖怪が見えて妖怪相手にその力を存分に発揮して勝負をしては負かし、負けた妖怪の名前を友人帳につらねていた祖母のかつての姿がときおりあらわになっていくという。

 小説「しゃばけ」ではそろそろネタに飽きがきたという向きもあるようだけれど、こちらはまだ新鮮味を失っていないなあ。いやまあそこまでまだ読んでいないし、見ていないというのもあるかもしれないけれど。なによりそのネタがときに切なく優しいものばかり。にゃんこ先生という仮の姿のキャラクターもなかなかにいいアクセントになっているし。

 妖怪の一部がつけている奇妙な面も、次第になんだか違和感がなくなってきてかえってかわいらしく思えたりもする。

 LaLa はもうずいぶんご無沙汰だけれど、相変わらずいい漫画を生み出しているのだなあ。いずれ、原作漫画の味わいも確認してみたい。

B001PTHFJ4続・夏目友人帳 1 【通常版】 [DVD]
アニプレックス 2009-04-22

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4592171586夏目友人帳 (1) (花とゆめCOMICS (2842))
緑川 ゆき
白泉社 2005-10-05

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 うずうず。

B005KOCTA0夏目友人張 でっかい ニャンコ先生 ぬいぐるみ
バンプレスト

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#しかし、ニャンコ先生といえば、いなかっぺ大将もそうではなかったかな?

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種をまく

 山岳遭難による救助のニュースがいくつも報じられたり、スノーボードでスキー場のコース外へ立ち入り禁止柵を越えてでていって帰れなくなったり。少なくともスキー場というのは安全に楽しんでもらうために整備した環境を提供している場なのだから、禁じている整備できてない場所への立ち入りをするくらいなら、そもそもスキー場へ行くなと思ってしまったり。

 ふと目に付いた山にでもはいって自らの力で斜面を登り(いやそこから降りるだけだって構わないけれど)すべり降りる。当然遭難したかもという事態になっても救助を求めたりはせず自分たちだけで対処するくらいの覚悟を持ってはどうなのか、などとも思ってしまったりする。だって、新雪で滑りたかっただけでスキー場で滑りたかったわけではないのでしょ?

 野沢温泉スキー場ではこうした禁止区域への侵入が度重なるので、そうした場所で遭難騒ぎがあった場合の捜索・救助費用の全額を請求することを決めているのだけれど、守りたくない輩はいつになってもいるのでもっと全国のスキー場でもこうしたことを制定したほうがよいのじゃないかと。

 山にしても登るなとはいわないけれど、少なくとも誰にでも遭難する可能性はあるという認識を持って、遭難保険金といったものを預けなければ入山させないといった措置も本気で考えてよいのではないかなあと。以前、長野県で議題にあがったことがあったようだけれど、結局そうもいかないといったことで終わってしまったようだった。共済みたいな考えですべての入山者が負担し、なにごともなく下山したら、あるいはシーズンごとに残金を払い戻すような仕組み(まさに共済)というのも、あってよいのではないかなあと。

 自己責任だなどというと横柄な感じに思うかもしれないけれど、冬山登山などは明らかに危険な場所にみずから赴くわけで、そのくらいの義務を負うべきなのではないかなと思うのだけれど、それって無茶な話だろうか。

 などと遭難ニュースがまとまってあると、つい感じてしまう。

 どんなに注意していても遭難することはあるだろうから、少しでもそれが安全よりになされるような措置というのはいい加減あってもよいのではないかなあと。

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ヒート市場

 数年前だとユニクロのヒートテックが目立つ程度で、ほかはあまり見聞きすることがなかったのではないかと思うような発熱系素材を使った肌着類。近年ではまさに百花繚乱というような状況で、あちこちの衣料品関係の店や企業で独自ブランドを作って販売中。価格にしてもヒートテックよりも安めであったりいろいろなのではあるけれど、結局どれもこれも扱っているという記憶は残っているものの、あまり印象には残っていないのではないかとも。

 というのも、そうした機能性肌着を話しにのせるときには「ヒートテック」が使われることが案外多いのではないかなと思うからで。たとえそれがユニクロのそれでないとしても。つまりもはや発熱保温などの機能を備えた冬用の肌着の総称として「ヒートテック」が広く定着してしまったような。

 それはたとえば「写メール」にも似て。本来は J-Phone で提供していた写真付メールのサービス名でしかなかったのに、今では携帯電話で写真を撮ることを「写メする」というようにすっかり定着してしまった。キャリアの如何を問わずに。まあ、J-Phone 自体はもはや消えてしまったので、そんなわずか前のことですら知らない、あるいは忘れてしまった人も多いかもしれないけれど。

 ゆえにいくらいろいろの企業が独自ブランド名を宣伝しても、結局それらは総じて「ヒートテック」として消費者には認識されることになっていて、なかなか認知を広げられないということはあるのではないかなあと。

 もちろん、だからといって消費者が購入するすべてが「ヒートテック」なのかというとそうではないのだろうけれど、実際に購入したブランド名をきちんと認識しているかというと怪しいというのはあるのではないかなあ。

 つまり、それほど最初に強烈に印象を売ってしまったものは強いってことはあるんじゃなかろうかと。そう思うと、今はあちらでもこちらでも独自ブランドを出しているものの、そろそろ淘汰される時期にあるのかもしれないなあと。そのあたりの見切りのつけ方もまた大事なのだろうなあ。

 さて、この市場。どう変化していくのだろう。

#それにしても一月になるとそろそろ春物に変わってくるのだけれど、せめて寒中過ぎてからにしてくれないかなあ。まだまだ冬物が欲しい季節というのに。雑誌の先付けよりもひどいと思うよ。

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雪の朝

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 明け方はまだどんよりと曇っていて、ひとつふたつとふわふわとした雪が時折舞い落ちる程度だったのだけれど、いつしか強く降ったり弱くなったりを繰り返しつつ、それなりに積雪といえるような状況になってきてしまった。

 うーむ、昨日元日の晴天と汗ばむような気温とのギャップが激しい。きょうは寒いぞ。午後には晴れ間もでそうという予報ではあったのだけれど、さてどうなるかなあ。

 しばしおこもりであれば、途中になっている「ケヴィン・ケリー著作選集1」あたりを読むというのもありだなあ。

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一月一日

20120101_04


 雲が多くてぼんやりしていたけれど、陽射しを感じることができたのでそれなりには満足。

 雪は日陰にわずかに残っている程度。正月らしくないといえばそれもそうだけれど、生活するにはやはり楽でありがたい。新聞のスキー場積雪情報を見ても、全般に少なめではあるような印象。メーター超えはあまりない。

 やっぱりお雑煮もらわないとね。すりゴマをいれるのが我が家流。

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