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ヒート市場

 数年前だとユニクロのヒートテックが目立つ程度で、ほかはあまり見聞きすることがなかったのではないかと思うような発熱系素材を使った肌着類。近年ではまさに百花繚乱というような状況で、あちこちの衣料品関係の店や企業で独自ブランドを作って販売中。価格にしてもヒートテックよりも安めであったりいろいろなのではあるけれど、結局どれもこれも扱っているという記憶は残っているものの、あまり印象には残っていないのではないかとも。

 というのも、そうした機能性肌着を話しにのせるときには「ヒートテック」が使われることが案外多いのではないかなと思うからで。たとえそれがユニクロのそれでないとしても。つまりもはや発熱保温などの機能を備えた冬用の肌着の総称として「ヒートテック」が広く定着してしまったような。

 それはたとえば「写メール」にも似て。本来は J-Phone で提供していた写真付メールのサービス名でしかなかったのに、今では携帯電話で写真を撮ることを「写メする」というようにすっかり定着してしまった。キャリアの如何を問わずに。まあ、J-Phone 自体はもはや消えてしまったので、そんなわずか前のことですら知らない、あるいは忘れてしまった人も多いかもしれないけれど。

 ゆえにいくらいろいろの企業が独自ブランド名を宣伝しても、結局それらは総じて「ヒートテック」として消費者には認識されることになっていて、なかなか認知を広げられないということはあるのではないかなあと。

 もちろん、だからといって消費者が購入するすべてが「ヒートテック」なのかというとそうではないのだろうけれど、実際に購入したブランド名をきちんと認識しているかというと怪しいというのはあるのではないかなあ。

 つまり、それほど最初に強烈に印象を売ってしまったものは強いってことはあるんじゃなかろうかと。そう思うと、今はあちらでもこちらでも独自ブランドを出しているものの、そろそろ淘汰される時期にあるのかもしれないなあと。そのあたりの見切りのつけ方もまた大事なのだろうなあ。

 さて、この市場。どう変化していくのだろう。

#それにしても一月になるとそろそろ春物に変わってくるのだけれど、せめて寒中過ぎてからにしてくれないかなあ。まだまだ冬物が欲しい季節というのに。雑誌の先付けよりもひどいと思うよ。

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